【2023年度入試】神戸大学の穴場学部はここだ!難易度予想と出願傾向を徹底分析
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みなさん、こんにちは!
マナビズム姫路校です。
2022年度入試も、いよいよ佳境!
長かった受験生活も、ラストスパートです。
体調万全で本番に臨めるよう、手洗い&うがいで感染症予防をしつつ、第一志望の試験に挑んでくださいね。
さて、今回は神戸大学の動向について、分析していきます。
ここ数年、コロナ禍の影響もあって大学入試は大きく変動しています。
最新情報を注視し、自分にとって最善の入試となるよう戦略的に受験していきましょう!
2021年度入試|神戸大学入試動向
まず2021年度入試における、神戸大学の動向を確認しましょう。神戸大学の入試動向は、次の3点が注目ポイントです。
- 大学全体の志願者は増加。前期日程で前年比111%、後期日程で同108%
- 文系学部は志願者減少傾向。
- 理系は全学部で志願者増加。
2021年度入試は、大学全体で志願者が増えました。一方、合格者数は例年並みに落ち着いています。またボーダー得点率や2次ランクが上がった学部も見られました。
全体的に、神戸大学の2021年度入試は合格が難しかったと言えます。
2021年度入試の注目ポイントを、文系学部・理系学部に分けて詳しく見ていきましょう。
文系学部は志願者が減少傾向。強い現役志向のあらわれか
国際人間科学部を除いた文系学部の前期日程では、志願者が減少しました。特に文学部・経営学部は、共通テスト直後は出願予定者が増加傾向だったにもかかわらず、ふたを開けてみるといずれも志願者減少。法学部、経済学部も志願者が減少しました。一方で後期日程の出願者は増加しています。
これはかつてないほどの「国公立志向/現役志向」が要因だと分析できます。
2021年度入試は新型コロナウィルスの影響を強く受けた年でした。先行き不透明な世相や家庭の厳しい経済情勢を反映し、多くの受験生が競争やチャレンジを避け、合格可能性がより高い大学に出願したものと考えられます。
また後期日程の倍率が上がったのは、最後の最後まで国公立大合格を目指したいという受験生の国公立志向のあらわれだといえます。
理系は全学部で志願者が増加。工学部の増加が目立つ
文系学部が志願者を減らす一方、理系学部は全学部で志願者が増加という結果になりました。不況になると理系学部が人気となるのが大学入試の動向ですが、2021年度の神戸大学も同様の結果となっています。
注目すべきは工学部です。特に情報知能工学科は志願者が前年比193%と大幅に増加。IT技術やAIの進化で注目の「情報」が学べる期待の学科、ということもあり人気を集めました。
また医学部(前期)も全学科で志願者が前年比プラスと、安定した人気を誇っています。工学部も医学部も「就職に困らない」というイメージがあることも、不況下の受験生の選択を後押ししているものと見られます。
11月には2022年度入試の「入試難易度予想ランキング(河合塾)」が発表されました。
続いては各学部の動向と偏差値の予想を見ていきましょう。
神戸大学の各学部の偏差値と倍率の変動
文学部
文学部の動向データは、以下の通りです。
学科 | 日程 | 2021年度 倍率 |
2020年度 倍率 |
2019年度 倍率 |
志願者数 前年比 |
合格者数 前年比 |
2022年度 予想偏差値 |
2021年度 偏差値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
人文 | 前期 | 2.1 | 3.0 | 2.2 | 69.9% | 93.0% | 62.5 | 62.5 |
人文 | 後期 | 14.9 | 10.9 | 11.6 | 136.2% | 104.0% | 67.5 | 67.5 |
倍率が下がった翌年は、反動で受験生が集まりやすい傾向があります。神戸大学文学部の2022年度入試は、昨年より志願者が増えることが予想されます。
コロナ禍での入試となった2021年度は、感染の恐れから大都市圏を避ける「地元志向」が強まりまりました。しかし、コロナが落ち着いてきていることもあり、2022年度入試では関西地域内外を問わず、広いエリアから受験生が出願してくることも考えられます。
予想偏差値にも変化がありません。共通テスト直後のリサーチ結果等、最新の動向をよく注視してみてください。
法学部
法学部の動向データは、以下の通りです。
学科 | 日程 | 2021年度 倍率 |
2020年度 倍率 |
2019年度 倍率 |
志願者数 前年比 |
合格者数 前年比 |
2022年度 予想偏差値 |
2021年度 偏差値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法律 | 前期 | 2.6 | 2.9 | 2.7 | 90.8% | 100.0% | 62.5 | 62.5 |
法律 | 後期 | 10.1 | 6.9 | 9.0 | 147.4% | 97.1% | - | - |
法学部は予想偏差値に変化はありませんが、ボーダー得点率が前期日程で82%から81%(-1%)、後期日程で86%から87%(+1%)とわずかに変動が予想されています。
昨年度は後期日程の倍率が上がりました。後期日程の入試科目は小論文のみのため、共通テストの動向によっては上位大学志願者が流れてくることも考えられます。神戸大学が第一志望の受験生は、なんとしても前期日程で合格できるよう入念に対策していきましょう。
経済学部
経済学部の動向データは、以下の通りです。
学科 | 日程 | 2021年度 倍率 |
2020年度 倍率 |
2019年度 倍率 |
志願者数 前年比 |
合格者数 前年比 |
2022年度 予想偏差値 |
2021年度 偏差値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
経済 (数学) |
前期 | 1.0 | 1.5 | 1.5 | 65.2% | 100.0% | 65.0 | 62.5 |
経済 (英数) |
前期 | 1.3 | 1.2 | 1.9 | 108.1% | 100.0% | 62.5 | 62.5 |
経済 (総合) |
前期 | 4.1 | 3.8 | 4.4 | 109.1% | 100.6% | 62.5 | 62.5 |
経済学部は前期日程(数学選抜)で2次予想偏差値が62.5から65.0に上がると考えられています。一方、共通テストボーダー得点率は、82%から81%とわずかにダウンの予想。
数学選抜の経済学部は科目の選択が理系生でも受験可能なため、「なんとしても神戸大学」という理系生が流入する可能性も捨てきれません。共通テストも個別試験も圧倒的な得点で逃げ切りを目指していきましょう。
経営学部
経営学部の動向データは、以下の通りです。
学科 | 日程 | 2021年度 倍率 |
2020年度 倍率 |
2019年度 倍率 |
志願者数 前年比 |
合格者数 前年比 |
2022年度 予想偏差値 |
2021年度 偏差値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
経営 | 前期 | 3.6 | 3.9 | 3.1 | 91.0% | 100.0% | 62.5 | 62.5 |
2021年度入試で志願者を減らした経営学部ですが、2022年度予想偏差値は変動がありません。一方、共通テストのボーダー得点率は1%上がり、81%になる予想です。昨年度の志願者数減少への反動から、今年は志願者が増えると考えられているといえます。
神戸大学は経営学が生まれた大学とも言われ、「経営を学ぶなら神大」と強い熱意を持つ受験生が集まる大学です。最後まであきらめない気持ちを強く持ち、念入りに対策を続けていきましょう。
理学部
理学部の動向データは、以下の通りです。
学科 | 日程 | 2021年度 倍率 |
2020年度 倍率 |
2019年度 倍率 |
志願者数 前年比 |
合格者数 前年比 |
2022年度 予想偏差値 |
2021年度 偏差値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
数学 | 前期 | 2.8 | 3.6 | 2.3 | 77.3% | 100.0% | 57.5 | 57.5 |
物理 | 前期 | 3.9 | 2.1 | 2.4 | 188.5% | 103.8% | 57.5 | 57.5 |
化学 | 前期 | 3.4 | 1.8 | 2.1 | 184.1% | 96.0% | 57.5 | 57.5 |
生物 | 前期 | 2.8 | 3.6 | 2.6 | 76.9% | 90.9% | 55.0 | 57.5 |
惑星 | 前期 | 2.6 | 3.4 | 2.5 | 76.2% | 100.0% | 55.0 | 57.5 |
数学 | 後期 | 12.6 | 12.0 | 9.1 | 104.8% | 112.5% | 65.0 | 65.0 |
物理 | 後期 | 12.3 | 8.5 | 9.0 | 144.7% | 115.4% | 62.5 | 65.0 |
化学 | 後期 | 11.2 | 10.5 | 8.2 | 106.3% | 125.0% | 65.0 | 65.0 |
生物 | 後期 | 9.0 | 10.5 | 10.5 | 85.7% | 100.0% | 65.0 | 62.5 |
惑星 | 後期 | 7.8 | 8.1 | 6.4 | 95.4% | 111.1% | 62.5 | 625 |
2021年度入試では、物理学科・化学学科に人気が集まりました。ただ理学部内の倍率は隔年現象(周期的に増減を繰り返すこと)が起きることもあるため、1年だけの動向に動揺しないことが大切です。
2022年度入試では、数学学科で共通テスト・個別試験ともに配点の変更が予定されています。前期日程・後期日程とも個別試験の配点比重が大きくなるため、成績上位層が流入してくることも考えられます。
一方、生物学科(前期)および物理学科(後期)で2次予想偏差値が下がると見られている点にも注目。共通テスト後の出願動向をよくチェックしてみてください。
工学部
工学部の動向データは、以下の通りです。
学科 | 日程 | 2021年度 倍率 |
2020年度 倍率 |
2019年度 倍率 |
志願者数 前年比 |
合格者数 前年比 |
2022年度 予想偏差値 |
2021年度 偏差値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
建築 | 前期 | 3.5 | 2.8 | 2.8 | 121.6% | 100.0% | 60.0 | 60.0 |
市民工 | 前期 | 3.4 | 3.2 | 2.8 | 107.5% | 80.0% | 57.5 | 57.5 |
電気電子工 | 前期 | 3.6 | 4.3 | 4.5 | 82.3% | 98.7% | 57.5 | 57.5 |
機械工 | 前期 | 4.0 | 2.3 | 2.3 | 175.4% | 102.2% | 60.0 | 60.0 |
応用化学 | 前期 | 2.4 | 2.3 | 2.4 | 113.6% | 107.6% | 57.5 | 57.5 |
情報知能工 | 前期 | 4.6 | 2.5 | 2.6 | 193.5% | 103.3% | 60.0 | 60.0 |
建築 | 後期 | 12.7 | 9.6 | 7.6 | 132.7% | 95.2% | 62.5 | 62.5 |
市民工 | 後期 | 6.6 | 9.1 | 6.4 | 72.8% | 105.9% | 62.5 | 62.5 |
電気電子工 | 後期 | 11.7 | 11.2 | 8.0 | 104.5% | 109.5% | 65.0 | 65.0 |
機械工 | 後期 | 15.5 | 18.6 | 15.6 | 83.1% | 88.9% | 65.0 | 65.0 |
応用化学 | 後期 | 11.9 | 8.2 | 8.5 | 100.9% | 66.7% | 62.5 | 62.5 |
情報知能工 | 後期 | 19.3 | 12.3 | 10.3 | 118.4% | 79.2% | 65.0 | 62.5 |
工学部の2022年度入試は、ほぼ前年同様の動向で進みそうです。
人気の市民工学科が前期日程の募集人員を3人増やし、49人とします。その分後期日程が3人減少。市民工学科の前期日程には3人の増加枠に期待をかけて、受験生が集まる可能性があります。
また後期日程は毎年、高い倍率となっています。中でも情報知能工学科は2次ランクが62.5から65.0に上昇が予想されています。情報分野は全国的に高倍率の競争となっているため、併願先をしっかり押さえるなど、落ち着いて臨める状態を確保しましょう。
農学部
農学部の動向データは、以下の通りです。
学科 | 日程 | 2021年度 倍率 |
2020年度 倍率 |
2019年度 倍率 |
志願者数 前年比 |
合格者数 前年比 |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
食料 -生産環境工学 |
前期 | 2.0 | 1.4 | 1.3 | 142.9% | 104.5% | 57.5 | 57.5 |
食料 -食料環境経済学 |
前期 | 3.6 | 3.0 | 2.3 | 120.0% | 100.0% | 57.5 | 57.5 |
資源 -応用動物学 |
前期 | 2.2 | 1.8 | 2.4 | 122.2% | 100.0% | 57.5 | 60.0 |
資源 -応用植物学 |
前期 | 2.3 | 2.4 | 2.8 | 94.2% | 104.3% | 57.5 | 57.5 |
生命 -応用生命化学 |
前期 | 4.4 | 3.9 | 3.8 | 112.4% | 93.5% | 57.5 | 57.5 |
生命 -応用機能生物学 |
前期 | 1.4 | 1.2 | 1.6 | 111.5% | 104.5% | 57.5 | 57.5 |
食料 -生産環境工学 |
後期 | 6.8 | 8.2 | 4.2 | 82.9% | 85.7% | 60.0 | 60.0 |
食料 -食料環境経済学 |
後期 | 13.5 | 12.0 | 12.5 | 112.5% | 100.0% | 62.5 | 62.5 |
資源 -応用動物学 |
後期 | 7.2 | 7.3 | 5.6 | 97.7% | 87.5% | 60.0 | 60.0 |
資源 -応用植物学 |
後期 | 8.2 | 9.4 | 6.5 | 87.2% | 100.0% | 60.0 | 60.0 |
生命 -応用生命化学 |
後期 | 21.0 | 19.0 | 13.1 | 110.5% | 100.0% | 60.0 | 62.5 |
生命 -応用機能生物学 |
後期 | 4.6 | 5.4 | 1.7 | 86.0% | 100.0% | 62.5 | 62.5 |
農学部は食料問題に取り組む食料環境経済学科や、バイオテクノロジーなどの研究ができる応用生命化学科などに人気が集まっています。これらの学科は卒業後の就職の心配が薄く、将来性がイメージしやすいといった共通点があります。
不況下では就職に強い学部・学科の倍率が上がるという大学入試の特性に、まさに合致する動向です。
今後もこの2学科を中心に、農学部の人気は安定していくと考えられます。実際、共通テストのボーダー得点率はどの学科も1~2%の上昇が見込まれています。2022年度も厳しい入試が予想されるでしょう。
海洋政策科学部
海洋政策科学部の動向データは、以下の通りです。
学科 | 日程 | 2021年度 倍率 |
2020年度 倍率 |
2019年度 倍率 |
志願者数 前年比 |
合格者数 前年比 |
2022年度 予想偏差値 |
2021年度 偏差値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
海洋政策科学理系 | 前期 | 3.1 | 2.8※ | 2.6※ | - | - | 55.0 | 55.0 |
海洋政策科学文系 | 前期 | 5.5 | 2.8※ | 2.6※ | - | - | 60.0 | 60.0 |
海洋政策科学 | 後期 | 7.2 | 7.1※ | 5.0※ | - | - | 60.0 | 60.0 |
※ 2020年度、2019年度の倍率は参考値として、学部改組前の海事科学部のものを記載しています。
2021年度入試で海事科学部から学部改組が行われた海洋政策科学部は、理系型入試と文系型入試があるのが特徴です。倍率もボーダー得点率・2次偏差値も文系型の方が高い結果になっています。
2022年度入試も同様の傾向が続くと見られており、文系型でチャレンジする受験生は共通テストで8割以上の得点を目指していきましょう。
海洋系の学問を学べる学部を持つ大学は、国公立・私立あわせても全国に40ほどしかありません。そのため東大・京大レベルの受験生との競争になる可能性もあります。
医学部
医学部の動向データは、以下の通りです。
学科 | 日程 | 2021年度 倍率 |
2020年度 倍率 |
2019年度 倍率 |
志願者数 前年比 |
合格者数 前年比 |
2022年度 予想偏差値 |
2021年度 偏差値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
医 | 前期 | 2.8 | 2.7 | 3.0 | 104.4% | 100.0% | 67.5 | 67.5 |
保健 -看護学 |
前期 | 2.5 | 2.2 | 2.5 | 112.3% | 98.7% | 55.0 | 55.0 |
保健 -検査技術科学 |
前期 | 3.8 | 2.5 | 3.1 | 155.1% | 100.0% | 57.5 | 57.5 |
保健 -理学療法学 |
前期 | 2.9 | 2.4 | 2.5 | 119.4% | 93.8% | 55.0 | 57.5 |
保健 -作業療法学 |
前期 | 3.7 | 3.1 | 2.7 | 119.1% | 89.5% | 55.0 | 55.0 |
保健 -看護学 |
後期 | 14.3 | 12.7 | 7.5 | 113.2% | 80.0% | 60.0 | 60.0 |
保健 -検査技術科学 |
後期 | 12.3 | 9.3 | 6.6 | 132.3% | 108.3% | 62.5 | 65.0 |
保健 -理学療法学 |
後期 | 12.7 | 13.3 | 12.0 | 95.0% | 100.0% | 60.0 | 60.0 |
2022年度の医学部入試では、理学療法学(前期)および検査技術科学(後期)で2次偏差値が下がると予想されています。この2学科は共通テストボーダー得点率も1~2%下がる予想となっているので、2022年度入試では狙い目といえるでしょう。
医学科の2段階選抜は2021年度は実施されませんでしたが、2020年度は実施(650/900点)しています。
コロナ禍の影響もあり、安定した職を確保しやすい医療系学部・学科は全国的に人気が高まる傾向にあります。神戸大学医学部でも、志願者は増えています。「競争を勝ち抜く」意識で取り組んでいきましょう。
国際人間科学部
国際人間科学部の動向データは、以下の通りです。
学科 | 日程 | 2021年度 倍率 |
2020年度 倍率 |
2019年度 倍率 |
志願者数 前年比 |
合格者数 前年比 |
2022年度 予想偏差値 |
2021年度 偏差値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
グローバル文化 | 前期 | 2.7 | 2.3 | 2.3 | 117.6% | 100.0% | 62.5 | 62.5 |
発達コミュニティ | 前期 | 4.7 | 3.7 | 3.9 | 126.9% | 106.9% | 62.5 | 62.5 |
環境共生 (文科系) |
前期 | 2.8 | 2.1 | 3.6 | 135.4% | 100.0% | 62.5 | 62.5 |
環境共生 (理科系) |
前期 | 2.5 | 2.8 | 1.8 | 87.1% | 94.9% | 60.0 | 60.0 |
子ども教育 | 前期 | 2.7 | 2.5 | 2.6 | 111.5% | 97.6% | 60.0 | 60.0 |
グローバル文化 | 後期 | 9.8 | 10.0 | 8.6 | 98.0% | 100.0% | 67.5 | 67.5 |
発達コミュニティ | 後期 | 10.6 | 12.8 | 11.8 | 82.8% | 100.0% | - | - |
環境共生 (文科系) |
後期 | 11.1 | 10.0 | 7.2 | 111.3% | 100.0% | - | - |
環境共生 (理科系) |
後期 | 8.6 | 8.4 | 9.2 | 101.3% | 100.0% | 62.5 | 62.5 |
国際人間科学部の2022年度入試は、例年同様の動向が予想されています。
コロナ禍で全国的には国際系学部の志願者が減っていますが、神戸大学国際人間科学部は志願者を増やしている点にも注目しましょう。コロナが落ち着きを見せている2022年度入試は、さらなる志願者増となる可能性もあります。
環境共生学科の文科系選抜は、文系の受験生でも理系の学問域に取り組める、国公立大では数少ない文理融合型学部として注目を集めています。倍率も予想偏差値も理科系選抜を上回るのが、人気の証拠。2022年度入試も激戦となる可能性があるため、しっかり対策をしていきましょう。
神戸大学の偏差値と倍率から見た合格戦略まとめ
世相を受けて、近年の大学入試は全国的に「国公立大志向・地元志向・現役志向」が非常に高くなっています。関西圏最難関の1つである神戸大学も、実際に志願者を増やして入る点からもわかりますね。
志願者が増えた翌年の入試は、前年の反動で志願者が減るというのが大学入試ではよくあるパターンです。2021年度入試で志願者が増えた工学部・農学部は、今年は狙い目かもしれません。
一方、昨年度志願者を減らした文系学部は、今年の動向をよく見ることが大切です。リサーチの動向をぎりぎりまで見定め、出願を決めてもよいかもしれませんね。
ただし!神戸大学は「是が非でも神戸大学に」と切望する受験生が一定数いるため、2022年度入試に志願者減の反動がくるかどうかは未知数だといえるでしょう。
またコロナが落ち着いてきた2022年度入試は、県をまたいでの移動を控えていた2021年度入試とは様相が異なると考えられます。大阪・京都エリアの受験生だけではなく、以前のように東海や関東からも多くの受験生が出願してくると予想できます。
神戸大学の入試問題は、一部科目に難しいものも見られるものの、全体的には基礎をきちんと身に着ければ対応できるレベルです。焦る時期こそ基本に立ち返り、目の前の勉強に真摯に取り組んでいきましょう。
最後まであきらめないこと!それが合格の秘訣ですよ。