大学受験の対策が間に合うか不安!効率的な学習計画を解説
更新日: (公開日: ) COLUMN
- 「大学受験の対策はいつからするべきなんだろう?」
- 「いまから初めて間に合う?」
- 「何から勉強すればいいのかわからない!」
上記のように、大学受験対策でお悩みですね。
結論から述べると、受験勉強は早くから始めることが理想です。
この記事では、大学受験対策を始める具体的な時期、大学受験に間に合わせるための効率的な学習計画について解説します。
大学受験の対策は、不安に感じたり、焦ったりしたときからスタートしましょう。
大学受験の対策はいつから?
- 「大学受験の対策はいつから始めるべきなのか」
- 「いつから本格的に受験勉強をするべきなのか」
と悩むキミに伝えたいのが、1日でも早く大学受験の対策を始めるべき、ということです。
高校受験のときは、受験対策を中学一年生から始めた人というケースが稀です。
そのため、以下のタイミングで受験勉強をはじめているでしょう。
- 中学3年生になってから
- 部活を引退してから
- 受験間際になってから
しかし、大学受験の対策は、高校受験とはまったく異なります。
高校受験の場合、公立高校では国語・数学・英語・社会・理科の5教科。私立は国語・数学・英語3教科、またコース別によって試験科目は異なるでしょう。
大学受験では、高校受験と比べて教科がさらに細分化され、科目数が増えて試験範囲も格段に広くなります。
また受験科目は、受ける大学や学部によってまったく異なります。そして、大学受験の競争率は高校受験の比ではありません。
高校受験は自分の居住区の同年代のみがライバルでしたが、大学受験は全国区。同年代のみならず、浪人生や一般も対象となるためライバルが増え、競争率はぐっと上がります。
さらに難関私大のような人気大学では、現役生以上に受験勉強に専念してきた浪人生も多く加わり競争はより厳しく、倍率は上昇します。
このように大学受験は、やるべきことも多く時間はいくらあっても足りず、また競争率も高いため合格は決して簡単ではありません。
大学へ進学すると決めているのであれば、大学受験対策は早く始めるほうが良いです。
余裕を持って大学受験対策に取り組めて、勉強を早く始めたぶん合格率も上がります。
大学受験対策をいつから始めようかと考えているのであれば、1日でも早く大学受験対策を始めるべきでしょう。
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大学受験は、早めの対策をすべきです。しかし、状況によって、以下のように悩んでなかなか前に進みだせない人もいます。
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大学受験にいつから本気をだせば間に合う?
大学受験の対策を始める時期は、人それぞれ違います。
- 早い人は高校1・2年生から
- よくあるパターンは高校3年生の春から
- 遅い人は部活を引退した高3の夏から秋
高校生のよくある受験勉強を始めた時期は、受験まで残りわずかとなった3年生の春からです。
また部活動の引退後の夏から秋にかけて、受験勉強に取り組めずダラダラ過ごしてしまった人が焦って秋頃スタートするというケースもあります。
しかし、高校3年生から本気で大学受験対策をはじめたものの、やるべきことの多さに「時間が足りない」「始めるのが遅すぎた」と後悔しているという高校生は少なくありません。
難関大学を目指す受験生の多くは高校1・2年生から大学受験を意識しています。
また偏差値が高い、いわゆる進学校の生徒ほど難関大学への進学・合格率が高い傾向にあるのも実情です。
そして、高校3年生から本気を出して大学受験に合格した人も大勢います。
しかし、勉強してこなかった人が、急に1日10時間以上勉強を続けるというのは、大変な努力とモチベーションの維持が必要でしょう。
また大学受験はやるべきことが多いため、効率よく学習を進める対策が求められます。
大学受験対策に本気で取り組むのが遅く後悔するよりは、コツコツと早い時期から学習を積み重ねていくべきです。
そもそも大学受験はいつから始まる?
大学入試は、以下の4種類に大別されます。
- 一般選抜
- 学校推薦型
- 公募推薦型
- 総合選抜
それぞれの内容は、以下の表で確認してください。
選抜方法 | 内容 |
一般選抜 | ・大学ごとの学力試験 ・面接 ・小論文 ・大学入学共通テスト など ※多くの私立大学でも共通テストを利用している |
公募推薦型 | 在籍している高校の校長推薦に基づき以下の項目で評価する入試方式 【一般選抜】 ・高校での学習成績 ・小論文 ・口頭試問 ・共通テストの結果 など 【特別推薦】 ・スポーツ ・文化活動 ・資格や検定 ・小論文 ・口頭試問 など ※学習成績を審査しない場合もある |
学校推薦型 | 在籍している高校の校長推薦に基づき以下の項目で評価する入試方式 ・高校での学習成績 ・活動内容 ・小論文 ・口頭試問 ・共通テストの結果 など |
総合選抜(旧AO入試) | 志願者の能力・適正・学習意欲を総合的に評価する入試方式 ・詳細書類審査 ・面接 など |
大学受験の募集は6月〜7月頃にかけて始まり、出願は9月から。合格発表は遅くとも3月末までです。
2022年度の入試は、総合選抜が2021年9月1日から出願が開始して、11月から学校推薦型の入学願書受付が始まりました。
それぞれの情報を下記にまとめたので確認してください。
- 共通テストの実施スケジュール
- 国立大学の入学試験スケジュール
- 私立大学の一般選抜スケジュール
- 国公立大学の学校推薦型選抜・総合型選抜スケジュール
- 私立大学の学校推薦型選抜・総合型選抜スケジュール
- 国立大学の公募推薦スケジュール
- 私立大学の公募推薦スケジュール
共通テストの実施スケジュール
国公立大学では原則「共通テスト」の受験は必須、私立大学でも「共通テスト」を利用する大学が増えています。
大学入学共通テスト出願 | 2021年9月27日〜10月7日 |
共通テスト | 2022年1月15日・16日 |
共通テスト追試 | 2022年1月29日・30日 |
国立大学入学試験スケジュール
個別試験は前期日程と後期の2つがあり、それぞれ募集人数が定められています。
国公立大学前期 | 2022年2月25日〜 |
一部公立大中期 | 2022年3月8日〜 |
国公立大学後期 | 2022年3月12日〜 |
私立大学の一般選抜スケジュール
私立大学の一般選抜には共通テストを利用する「共通テスト利用方式」と各大学で実施する「一般方式」の2つです。
共通テストの成績のみで合否が決まる大学・学部もあります。
後期試験は2月の一般選抜が思うようにできなかった受験生の再チャレンジのチャンスです。
一般選抜(共通テスト利用方式・一般方式)前期 | 2月初旬〜中旬頃 |
一般選抜(共通テスト利用方式・一般方式)後期 | 2月下旬〜3月上旬 |
国公立大学の公募・学校推薦型選抜・総合型選抜スケジュール
公募・学校推薦型選抜の出願の目安は11月以降で、締め切りは各大学によって異なります。
「共通テスト」の受験がない場合、1月21日までに合格発表が行われ、「共通テスト」を受験する場合は2月9日までに合格発表が行われます。
私立大学の公募・学校推薦型選抜・総合型選抜スケジュール
文部科学省の通知によると公募や学校推薦型選抜は11月、総合型選抜は9月からです。
早ければ、年内に合格が決まります。
試験名 | 出願/合格 |
学校推薦型選抜 | 2021年11月1日〜/2021年12月1日〜 |
総合型選抜 | 2021年9月1日(エントリー6月〜7月)/2021年11月〜 |
合格者の発表は、3月31日までと文部科学省に通知されています。
どんなに遅い大学でも3月末までには合格者が発表され受験シーズンは終わります。
次年度の大学受験スケジュールの参考にしてください。
大学受験の準備を始める時期は何月から?
大学受験の準備は、早めに始めることに越したことはありません。
では、具体的に始める時期はいつなのか気になりますよね。
できれば、高校2年生の6月頃から大学受験の準備を始めるべきでしょう。
夏休みになると、多くの大学がオープンキャンパスを開催します。
そのため、自分の興味のある学部・学科が設置されている大学に、実際に足を運び雰囲気を確かめられる良い機会です。
より多くの大学のオープンキャンパスで情報を取集して、志望大学を決めていきます。
そして各大学に合わせ、高校3年生で履修する科目を選択します。
さらに、選択した履修科目が試験科目になる可能性は高いです。
学習進度の早い進学校は、秋頃に履修科目の最終決定を行います。
ですから、高校2年生の夏休み前から行きたい大学、学びたい分野を考えて大学受験準備を始めるべきでしょう。
大学受験で効率的な学習計画を立てるには?
大学受験は試験科目が細分化され試験範囲も広く、合格から逆算した効率的な学習計画が必要です。
志望校に合格するために、効率的な学習計画を立てる以下3つのポイントについて解説します。
- 志望校に特化して学習する
- 自学自習をする
- 授業後をほったらかしにしない
それぞれ確認しましょう。
志望校に特化しているか
大学受験は試験範囲が広く、また各大学によって入試方式や試験問題の傾向・難易度は異なります。
そのため、志望校に特化して学習を進めましょう。
自分が受験しない大学の対策に、勉強の時間をかけるのは効率がよいとはいえません。
早めに自分が志望する大学の試験科目と試験問題の傾向を把握して、バランスよく学習を進め対策しましょう。
自学自習ができるか
大学受験を成功させるために必要な時間は、最低1,500時間といわれています。
そのうち、学校や塾の授業で確保できる学習時間は「500時間ほど」です。
残りの1,000時間は、「自学自習」で補う必要があります。
いままで勉強をしてこなかった人は、学習時間の確保と学習習慣を身につけましょう。
- 「何をどう勉強するべきなのかわからない」
- 「自学自習の時間の使い方がわからない」
- 「自分で学習のスケジュールが組めない」
という人は、授業以外のサポートがある塾に頼る方法も検討してみてください。
授業後をほったらかしにしない
学校や塾の授業だけでは、多くの受験生が「理解」しかできていません。
また授業を受けただけで満足してしまいやすく、「わかったつもり」になりやすいです。
競争の厳しい大学受験で合格を勝ち取るには、「理解→暗記→演習」を繰り返し得点力をつける必要があります。
そのためには、間違えた問題の原因を究明して、解決・理解することが大切です。
授業後をほったらかしにせず、わからないことをすぐに聞いて解決できるサポートや、質の高い環境で自学自習できる状態が望ましいでしょう。
「大学受験の対策はいつから?」に関するQ&A
「大学受験の対策はいつから?」と悩める受験生によくある質問に回答します。
- 大学受験で基礎固めはいつまでに終わらせる?
- 共通テスト対策はいつから?
- 大学受験で塾に行くべきか知りたい!
それぞれ、参考にしてください。
大学受験で基礎固めはいつまでに終わらせる?
A.大学受験の基礎固めは、高校3年生の夏までに終わらせたいところです。早めに基礎固めができていると、余裕を持って応用問題や試験本番に向けて対策できるからです。
基礎固めをするためには、まずは教科書に沿った基本的な学習や、基礎的な参考書や問題集、塾のテキストなどを繰り返し勉強しましょう。
高校1・2年生の時期から、学校の提出物やテストなど着実にこなして、大学受験を早めに意識した対策も大切です。
また、共通テストは基礎力を問う問題が多く出題されます。さらに、共通テスト対策も基礎固めとなります。
しかし、学習する教科と範囲が広いため高校3年生の夏までに、以下の英語・数学・国語の3教科の基礎固めを終わらせましょう。
- 英語:英単語・文法・リスニング力・言い換え
- 数学:単元ごとの公式やさまざまなパターンの類題を解く
- 国語:古文の単語・文法、漢文の句法、現代文は要約の練習
共通テスト対策はいつから?
A.共通テスト対策を始める時期は高校3年生の「夏」と、共通テスト本番2ヶ月前の「11月」それぞれの時期に行うと良いでしょう。
共通テストは新傾向の問題が多いともいわれていますが、基礎的なことが多く問われます。
高校3年生の夏までに、英単語や文法、数学の公式は完璧にし、各教科の基礎固めをしましょう。
共通テストに特化した対策は、短期集中がベストです。
なぜなら、2次試験・個別試験対策も行う必要があるからです。
国立大学や私立大学の共通テスト併用試験は、共通テストの結果のみで合格できるわけではありません。
一般選抜と併用できる・共通テストの成績だけで複数の大学・学部を受験できるメリットもありますが、個別試験を行う併用型入試もあります。
そのため秋頃から、志望大学に特化した対策や応用問題の演習も行いましょう。
秋頃に2次試験対策に取り組んだ後、本番2ヶ月前「11月」に本格的に取り組み始めます。
解答時間がタイトな共通テストは、時間配分も重要です。
本番の試験形式を意識し、予想問題や過去問題に取り組んでいきましょう。
過去問はいつから?
A.共通テスト対策の過去問は高3の夏から秋にかけて行いましょう。
- 「本番で緊張していつも通りに解けなかった」
- 「時間が足りなかった」
という受験生も多く見受けられます。
本試験は1科目の時間はタイト、さらに連続して何科目も行います。
本番の形式に慣れるために、日頃から以下のような訓練が必要です。
- 時間を測る
- マークミスをなくす
- 長時間の試験に耐える集中力をつける
また、復習を怠らずに知識の抜け漏れを補強して、同じ問題でミスがないように、演習を十分に繰り返し解く必要があります。
教科のバランスも重要です。苦手科目の克服に向けて全教科を定期的に学習したり、優先順位をつけたりして、大学受験対策を行いましょう。
過去問は何年分解けばいい?
A.共通テストの過去問は、2022年時点では1年分しかありません。
しかし、共通テストはセンター試験に基づいて作られているため、センター試験の過去問演習を解きましょう。
センター試験の過去問は、少なくても5年から3年を2週から3週ほど繰り返し演習します。
しかしセンター試験の過去問は、共通テストと異なる部分もあるので、科目によって注意が必要です。
現代文・古文漢文・地理・数学などは出題形式が独特です。
また英語は配点が変わり、時間配分に気を配る必要があります。
このような科目は他の科目より、多めに演習しても良いかもしれません。
自分の最適な解答手順や時間配分を見つけ、本試験に挑みましょう。
大学受験で塾に行くべきか
A.大学受験に向けて通うなら、塾は早めに行くべきです。
国公立大学・私立大の入試は、試験傾向や入試方式から、日程まで複雑化しています。
高校でも受験情報を提供していますが、具体的な受験情報や受験対策は塾や予備校の方が勝ります。
高校の先生も進路相談・学習相談なども、質問を持ちかければ返答・対応はしてくれるでしょう。
しかし学、校の先生の業務は多く、生徒は大勢います。
そして、学校の先生は大学受験のプロというわけではありません。
大学受験対策のある塾では、多くの実績や経験を持つ受験の専門性の高い講師から指導を受けられます。
また、受験勉強は数ヶ月〜1年以上と期間が長く、モチベーションの維持が必要です。
勉強は自分との戦いですが、塾にはサポートをしてくれる講師や、志が同じ受験生が在籍しています。
さらに、勉強のスタート時期やレベルは人によって違います。
大学受験対策を始めるのが遅かったり、何をどう勉強すればいいのと迷ったりする人は個別指導のある塾や予備校がおすすめです。
志望大学の合格から逆算した、キミに最適な効率的な学習計画の指導を受けられます。
効率よく大学受験対策をし、逆転合格を目指すのであれば塾は行くべきでしょう。
まとめ
大学受験の対策は、早くから始めるに越したことはありません。
早くから大学受験対策をしていれば、余裕を持って学習できます。
しかし、部活や行事で忙しく勉強に時間を費やせない高校生も多いでしょう。
いままで学習時間が確保できなかった人が逆転合格するには、志望校合格から逆算した効率の良い学習計画が必要です。
大学受験をすると決めたその日から、コツコツと勉強を始めましょう。