予備校にかかる費用の目安は?抑えるポイントと支払いタイミング【高校・浪人生】

更新日: (公開日: COLUMN

「予備校に通うことを決めたけど、どの程度の費用がかかるのか不安…」

結論から言うと、文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」によると、学習塾費は120,397円(公立)、171,149円(私立)が高校生の平均値です。

主に塾・予備校に使われている金額の目安で、計算すると3年間で約70万円〜です。

ただ、少しでも費用を抑えて節約したいと考える人が多いはずです。

そこで、この記事では予備校にかかる費用の目安と、費用を抑えるポイントを詳しく解説します。

予備校に通うことを検討している高校生や浪人生の皆さん、ぜひ参考にしてください。

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高校生の予備校にかかる費用の目安

高校生の予備校にかかる費用の目安

高校生の予備校にかかる費用の目安は、文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」に掲載された公立の120,397円、私立の171,149円が参考となります。

また、学年別に見ると、以下の結果となっていました。


学年

公立(円)

私立(円)
第1学年 80,674 110,873
第2学年 107,774 179,923
第3学年 170,790 225,035

上記は年間の費用であり、次項で詳しく解説しますが、3年間で約70万円〜が必要となると考えられます。

この金額は一見すると高額に感じるかもしれませんが、大学進学を目指すための投資と考えると、決して無駄な出費ではありません。

高校生の予備校にかかる費用の内訳は4つ

高校生の予備校にかかる費用の内訳は4つ

高校生の予備校にかかる費用の内訳は、以下の4つです。

  1. 入学金・入塾金
  2. 授業料
  3. 講習費
  4. その他

入学金・入塾金

予備校に通うために必要となるのが、入学金や入塾金です。

予備校に入るための初期費用で、一度だけ支払うことになります。

予備校によっては、この費用が必要ないところもありますが、大抵の場合は必要となります。

例えば、河合塾の場合は100,000円、東進ハイスクールやマナビズムの場合は33,000円、駿台の場合は5万円となっています。

この金額を見ると、入学金・入塾金の相場はおおよそ30,000〜100,000円と言えます。

授業料

次に予備校の大きな費用となるのが、授業料です。

予備校の授業を受けるための費用で、コマ数によって金額が異なります。

1コマあたりの価格は2,000〜50,000円と幅広く、低価格なのは1コマが30分と短い場合です。

例として、河合塾の場合は約100万円、駿台の場合は年間で87〜125万円となっています。

この金額を見ると、受講科目によって金額は随分と上下するものだと言えます。

つまり、しっかり通うと100万円を超えることもあるということです。

なお、部分的に学べば50〜70万円(※)まで下げられることもあります。

(※マナビズムの場合、月額68,200〜88,000円の換算)

講習費

予備校には、春期講習、夏期講習、秋期講習、冬季講習の4種類の講習があり、それぞれに費用がかかります。

この講習費は、おおよそ5〜20万円ほどです。

例えば、マナビズムの秋期講習の場合、53,900円(過去の金額)です。

春夏秋冬のそれぞれで、時期を狙って集中的に学ぶ際には必要な費用となります。

その他

予備校に通うための費用としては、上記以外にも以下があります。

  • 模擬試験代
  • 諸経費
  • 指導関連費(書籍、空調費、設備維持費)
  • 追加オプション

例えば、指導関連費ならマナビズムの場合は3,300円です。

また、他の予備校で追加オプションの講座を受けると5〜10万円ほどかかるなど、この費用もピンキリです。

【関連記事】マナビズムの料金を公開!お得な夏期・冬期講習料金や割引情報をゲットしよう

参考:https://www.kawai-juku.ac.jp/daiju/fee/

参考:https://www2.sundai.ac.jp/kousotsu/

参考:https://www.toshin-zaitaku.com/fml

高校生の予備校にかかる費用の支払いタイミング

高校生の予備校にかかる費用の支払いタイミング

予備校にかかる費用の支払いタイミングは、それぞれの運営方針によって異なります。


支払い方法

特徴

メリット

デメリット
1か月分の授業料を前払い 月初めに次月の授業料を支払う 学習計画を立てやすい、予期せぬ出費を防ぐことが可能 特になし
月末締めの翌月初旬に引き落とし 授業料の支払いは1か月遅れ 一時的な出費を抑えられる 引き落とし日を忘れると一度に大きな出費が発生
一括払い 一度に全額を支払う 割引が適用されることがある 一度に大きな金額を支払う必要がある

各予備校で異なる支払い方法をうまく活用することで、アルバイトと予備校を掛け持ちするといったことも可能です。

しかし、予備校に通う目的はあくまで「学習」です。

アルバイトで稼いだお金で授業料を支払うことができるかもしれません。

しかし、その結果、学習時間が削られてしまっては本末転倒。

本気で勉強するなら、勉強に集中できる環境を整えることがもっとも重要です。

そのためには、自分のライフスタイルや状況に合った支払い方法を選択し、無理なく学習を続けられるよう計画を立てましょう。

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高校生の予備校にかかる費用を抑える5つのポイント

高校生の予備校にかかる費用を抑える5つのポイント

予備校にかかる費用を抑える5つのポイントは、以下のとおりです。

  1. 予備校を比較する
  2. キャンペーンや割引を使う
  3. 独自制度を活用する
  4. 受講する科目を絞る
  5. オンラインに切り替える

予備校を比較する

予備校選びにおいて、最初に考えるべきはサービスと費用のバランスです。

予備校には大手から地元密着型まで様々な種類があり、それぞれが異なるサービスを提供しています。

その中で、自分が必要とするサービスを提供している予備校を見つけます。

その上で、費用を比較することが重要です。

ただし、単純に費用が安いところを選ぶだけではなく、サービスの内容もしっかりと確認することが必要です。

例えば、授業レベルが低下したり、フォロー体制が整っていなかったりする場合もあります。

そのため、費用だけでなく、サービス内容や評判なども考慮に入れて選ぶことが大切です。

キャンペーンや割引を使う

予備校には、時期によってはキャンペーンや割引が行われていることもあります。

例えば、早期予約やペア割(兄弟利用)、入学金免除、一括払い割引などです。

この利用によって、全体としての費用を抑えることができます。

また、招待割引や決済方法による割引、優待券の利用などもあります。

独自制度を活用する

予備校には、特待生制度やスカラシップ制度など、独自の制度を設けているところもあります。

スカラシップ制度は、学業成績や出席状況から認定されれば奨学金をもらえる制度のことです。

例えば、河合塾では5万円の奨学金がある、といった具合です。

この制度を活用できれば、予備校にかかる費用を抑えることができます。

受講する科目を絞る

予備校で対策したい科目が増えるほど、費用も総じて高くなります。

そのため、受講科目を苦手なものに絞るだけでも、費用をグッと抑えることが可能です。

ただし、これには自分の苦手な科目を正確に把握することが必要です。

そのため、自分の学力を正確に把握し、必要な科目だけを受講することが重要です。

オンラインに切り替える

最近では、オンラインの予備校も増えてきました。

結果、実店舗が不要になった分だけ、予備校側の運営費が安くなっています。

そのため、その分だけ予備校も費用を抑えているケースもちらほら見かけます。

結果として、通塾型の予備校に通うよりも安く済むこともあるでしょう。

ただし、オンラインはまた別の費用(例えばデバイスや機材)が必要になることだけは留意してください。

また、自分で学習計画を立てる自己管理能力が求められるため、苦手な人は注意が必要です。

高校生の予備校に通うタイミングはいつがいい?

高校生の予備校に通うタイミングはいつがいい?

予備校に通うタイミングは、なるべく早いほうが良いです。

  • 高校入学時
  • 高校二年生の2月ごろ(受験シーズン)

遅くなるほど、志望する大学に向けた特化した対策に使える時間が減ってしまいます。

まだまだ大丈夫、と考えているときに予備校のことが頭をよぎった。

このときこそ、本当に通うべきだと感じているタイミングだと考えましょう。

予備校の選び方は?

予備校を選ぶ際には、以下の3つのポイントが大切です。

まず1つ目は、予備校の「合格実績」を確認することです。

基本は、自分が目指す大学の合格者数の多い予備校を選びます。

その多くが、志望大学への進学に特化した指導を受けられるからです。

また、合格者の声を聞くことで、その予備校の指導方針や教材の質もチェックできます。

2つ目は、「無料体験」ができるかどうかを確認することです。

予備校によっては、一定期間の無料体験授業を提供しているところもあります。

教師の教え方や授業の進行速度、教材の質など、自分に合うかどうかを確認できます。

最後に、「予算と料金」を比較することです。

予備校には様々なコースやプランがあり、それぞれに料金が設定されています。

自分の状況に見合った予備校を選ぶことは、継続するためにも大切です。

詳しくは、以下の記事も参考にしてください。

【関連記事】【失敗しない】塾・予備校の選び方!おすすめの時期とポイント

高校生の予備校にかかる費用に使える教育ローン

高校生の予備校にかかる費用に使える教育ローン

予備校に通うための費用負担を軽減するための方法として、教育ローンがあります。

  • 国が運営する教育ローン
  • 銀行が運営する教育ローン

ローンを利用する際は返済計画をしっかりと立て、無理な借り入れをしないように注意しましょう。

国が運営する教育ローン

国が運営する教育ローンは、その名の通り教育に関する費用を支援するための制度です。

予備校に通う高校生や浪人生にとっては、大きな負担となる学費を軽減する手段として非常に有用です。

この教育ローンの最大の特徴は、長期返済と固定利息によるゆっくりとした返済が可能であることです。

最長で18年もの返済期間が設けられており、その間は一定の金利で返済を行うことができます。

そのため、無理なく返済計画を立てることができるでしょう。

参考:https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html

銀行が運営する教育ローン

教育ローンは、学費や教育資金を賄うための融資サービスです。

即日融資が可能であったり、担保や保証人が不要であったりと、学生やその保護者にとって利用しやすい条件がそろっています。

例えば、三井住友銀行の教育ローンでは、10万円から最大で300万円までの融資が可能です。

高額な学費や予備校費用など、教育に必要な資金を柔軟に調達できます。

また、返済期間は1年以上10年以内と自由に設定できます。

ただし、返済期間や金利、手数料など、無理なく返済できる計画を立てることが大切です。

参考:https://www.smbc.co.jp/kojin/mokuteki_loan/kyouiku_m/

高校生の予備校と費用に関するFAQ

高校生の予備校と費用に関するFAQ

高校生の予備校と費用に関する質問へ回答します。

  1. 高校生が予備校に通うのにいくらかかる?
  2. 塾と予備校どっちが安い?
  3. 高校3年生の予備校費用は平均していくらですか?

高校生が予備校に通うのにいくらかかる?

予備校に通うための費用は、一般的には1年間で約70万円程度です。

ただし、これは全科目を通年で受講する場合の平均的な金額。

そのため、受講する科目や期間により費用は変動します。

例えば、部分的に受講する場合や、特定の科目だけを集中的に学ぶ場合などは、費用を抑えることが可能です。

塾と予備校どっちが安い?

塾と予備校の費用を比較すると、一般的には塾の方が安いと言えます。

塾では1コマあたりで受講でき、その費用は1回あたり1〜5万円程度となっています。

また、塾では苦手科目だけをピックアップした受講も可能です。

全科目をカバーする必要がない場合は、さらに費用を抑えることができます。

高校3年生の予備校費用は平均していくらですか?

高校3年生が予備校に通う場合の平均的な費用は、文部科学省の学習費調査(令和3年)によれば、約225,035円です。

ただし、これは全国平均の金額です。

そのため、地域や予備校の規模、受講する科目数やコマ数により、実際の費用は上下します。

また、予備校の中には割引制度を設けているところもあります。

このことから、早期申し込みや一括払いの利用によって、費用を抑えることも可能です。

まとめ

まとめ

結論として、予備校にかかる費用の目安として約70万円〜が目安です。

費用を抑える場合は、

  • 苦手科目のみを選んで受講する
  • キャンペーンや割引を活用する
  • 特待生制度やスカラシップを利用する

などが有効です。

また、支払いタイミングに関しては、予備校によって異なるものです。

ぜひこの記事を参考に、自分に合った予備校を見つけ、成功に向けての一歩を踏み出してください。

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