【最新2022年度】甲南大学/偏差値・合格最低点まとめ
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「甲南大学の偏差値や合格最低点ってどのくらい?」
「甲南大学は他の大学と比べて難易度はどうなの?」
こんな疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
本記事では、甲南大学における8学部の偏差値と合格最低点を文系学部と理系学部に分けて紹介します。
※偏差値に関しては過去の入試結果に基づくデータを参照しています。
この記事を見れば、甲南大学でどの学部が難易度が高いかやどの学部が穴場なのかがわかります。ぜひ参考にしてください。
2022年 甲南大学 偏差値まとめ
甲南大学の偏差値は42.5~55.0となっております。
具体的に、2022年度入試の偏差値について文系学部と理系学部に分けて見ていきましょう。
【文系学部】偏差値
学部 | 学科・専攻 | 偏差値 |
文学部 |
歴史文化 | 52.5 |
社会 人間科学 日本語日本文 英語英米文 |
50.0 | |
経営学部 |
経営 | 50.0 |
法学部 | 法 | 47.5 |
マネジメント創造学部 | マネジメント創造 | 47.5 |
経済学部 | 経済 | 50.0 |
※偏差値は前期3教科型日程のものを参照。
甲南大学文系学部は偏差値が全て47.5~52.5となっており、学部間での差はあまり無いようです。
また、マネジメント創造学部は文系学部の中で唯一西宮キャンパスに所属していますが、他学部と比べても差はなく、キャンパスの違いによる難易度の差もありません。
【理系学部】偏差値
学部 | 学科・専攻 | 偏差値 |
理工学部 | 物理 | 47.5 |
生物 | 47.5 | |
機能分子化学 | 45.0 | |
知能情報学部 | 知能情報 | 47.5 |
フロンティアサイエンス学部 | 生命化学 | 42.5 |
※偏差値は前期3教科型日程のものを参照。
甲南大学の理系学部は理工学部・知能情報学部・フロンティアサイエンス学部の3つで構成されています。
上記3つの学部に偏差値の差はなく、学部間による難易度の差はあまり無いようです。
また、フロンティアサイエンス学部は唯一、ポートアイランドキャンパスに所属していますが、偏差値42.5と他学部と比べても差はなく、キャンパスの違いによる難易度の差もありません。
甲南大学の合格最低点推移
甲南大学の過去3年間の合格最低点とその推移について、文系学部と理系学部に分けて紹介します。
【文系学部】合格最低点
学部 | 学科・専攻 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
文学部 |
歴史文化 | 408(独)/600 | 380(独)/600 | 397/600 |
社会 | 323(独)/500 | 295(独)/500 | 324/500 | |
人間科学 | 301(独)/500 | 305(独)/500 | 328/500 | |
日本語日本文 | 299(独)/500 | 299(独)/500 | 300/500 | |
英語英米文 | 268(独)/500 | 311(独)/500 | 293/500 | |
経営学部 | 経営 | 312(独)/500 | 303(独)/500 | 309/500 |
法学部 | 法 | 244(独)/400 | 230(独)/400 | 243/400 |
マネジメント創造学部 | マネジメント創造 | 221(独)/400 | 206(独)/400 | 249/400 |
経済学部 | 経済 | 185(独)/300 | 187(独)/300 | 186/300 |
※合格最低点は前期3教科型日程のものを参照。
文系学部の合格最低点は年々下降傾向にある学部もあれば、2022年度に上がった学部もあります。
また、学部・学科で変動幅は異なり、文学部英語英文学科は2021年度より43点減少している一方で、文学部 歴史文化学科と社会学科はともに28点増加しました。
このように、全体的に見ると合格最低点は増加・減少の傾向が読みづらくなっているので、日々の勉強を怠らずしっかりと入試対策を行いましょう。
【理系学部】合格最低点
学部 | 学科・専攻 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
理工学部 | 物理 | 150(独)/300 | 147(独)/300 | 205/300 |
生物 | 138(独)/300 | 124(独)/300 | 169/300 | |
機能分子化学 | 146(独)/300 | 129(独)/300 | 185/300 | |
知能情報学部 | 知能情報 | 142(独)/300 | 144(独)/300 | 199/300 |
フロンティアサイエンス学部 | 生命化学 | 162(独)/400 | 218(独)/400 | 261/400 |
※合格最低点は前期3教科型日程のものを参照。
理系学部の合格最低点は、フロンティアサイエンス学部生命科学学科を除き、文系学部と異なり年々上昇しています。
特に、理工学部 機能分子化学科は20点近く前年度より合格最低点が上がっています。
来年度も今年より合格最低点が上がることを考慮に入れながら入試対策を行いましょう。
甲南大学のライバル校との偏差値比較は?
甲南大学の偏差値は、他の大学と比べて高いのか低いのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、甲南大学のライバル校、同じレベルの大学として挙げられる産近甲龍・日東駒専の偏差値と比較したものを紹介します。
文系学部
1.近畿大学:50.0〜62.5
2.東洋大学:47.5〜60.0
3.専修大学:50.0〜57.5
4.駒澤大学:47.5〜57.5
5.日本大学:42.5〜57.5
6.龍谷大学:37.5〜57.5
7.甲南大学:47.5~55.0
8.京都産業大学:50.0〜52.5
一位は近畿大学で、近畿大学の文系学部の偏差値は基本的に高くなっています。甲南大学は低い順位になっています。
理系学部
1.日本大学:35.0〜67.5
2.近畿大学:42.5〜65.0
3.東洋大学:45.0〜57.5
4.専修大学:50.0〜52.5
5.駒澤大学:50.0
6.京都産業大学:47.5〜52.5
7.甲南大学:42.5~47.5
8.龍谷大学:42.5〜47.5
1位は日本大学で、日本大学と近畿大学は医学部があるため高い順位になっています。理系学部でも甲南大学は7位と低い順位になっています。
ただ、前期3教科型の日程では偏差値は全ての学部が47.5となっており、他大学と比べて学部間に難易度の差があまり無いのが特徴といえます。
甲南大学にオススメの併願校は?
甲南大学におすすめの併願校としては、「京都産業大学」「龍谷大学」です。
上記のランキングでも京都産業大学・龍谷大学は甲南大学と近い順位に位置しており、甲南大学の英語の問題は産近甲龍の中でもレベルが高いため、甲南大学の英語の対策をしておけばクセのない龍谷大学や京都産業大学の英語にも十分対応可能です。併願校を選ぶ際はなるべく対策に時間を取られないような大学を選びましょう。
甲南大学の就職先・就職率は?
2022年度甲南大学の就職率はもっとも低い経済学部でも97.5%、フロンティアサイエンス学部においては100%となっています。
主な業種として、文系学部はメーカー・サービス業が多く、理系学部もメーカーやソフトウェア通信業が多くを占めています。
甲南大学は関西の中堅大学なので、就活になると関関同立や産近甲龍の上位学部と比べられます。大学生活内での経験や資格などのスキルが求められます。甲南大学に合格しても油断せずに大学生活を充実させましょう。
まとめ
甲南大学は、偏差値が42.5~55.0となっており、文系と理系に分けると学部ごとに偏差値の差がないのが特徴です。
また、文系学部は合格最低点が変動しやすく、理系学部は年々上昇傾向にあります。
このように、甲南大学は他の大学と比べても偏差値や合格最低点の推移に特徴があるため、その特徴を捉えて大学入試に活かせると良いでしょう。
マナビズムでは大学ごとの勉強法・オススメ参考書についても紹介しています。出題傾向や難易度については/甲南大学の入試傾向と受験対策を参考にしてください!