大学受験の失敗例と対処法|志望校合格を掴むためにすべきこと
更新日: (公開日: ) COLUMN
- 「大学受験に失敗したらどうしよう」
- 「大学受験に失敗する原因は何?」
- 「大学受験に失敗したら立ち直れないかもしれない」
大学受験を控えている受験生の誰もが、失敗の不安を抱えているものです。しかし、不安な状態が続くと受験勉強に集中できなくなり、よい結果を残せなくなるでしょう。
この記事では、失敗する人たちに共通する特徴と成功するためのポイントを解説します。
共通する特徴を理解したら、自分に該当しないか確認してみてください。習慣になっている「失敗する要素」を排除して、成功のポイントを実践しましょう。
大学受験に失敗する人の特徴
大学受験に失敗する人には、以下3つのような特徴があります。
- 言い訳が多くなる
- 1人で抱え込む
- 勉強方法が間違っている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
言い訳言葉が多くなる
言い訳言葉が多くなると、大学受験に失敗しやすくなります。
言い訳は、自分が勉強しなくてもよい理由探しにつながるためです。受験のモチベーションを自分で下げて、さらに勉強が手につかなくなる悪循環に陥る可能性があります。
受験生が避けるべき言い訳言葉は、以下のとおりです。
- 「でも、けど、だって」
- 「やばい、だるい、むり」
「でも、けど、だって」といった言葉を発すると、自分が行動しなくて済むような言い訳が続きます。
「やばい、だるい、むり」などの否定的な言葉は、使うたびに「自分はダメなことをしている」と暗示をかけてしまいます。
このように、言い訳言葉は自分の学習パフォーマンスを下げる要因です。また、大学受験に合格しても、言い訳が多い人は人生を変える力が弱くなります。
指摘されたときや自分で気づいたときには、素直に受け止めて、まず行動する意識をもちましょう。
1人で抱え込む
受験に対するあらゆることを1人の力で解決しようとすると、失敗につながりやすいです。
大学受験は、勉強以外にもやるべきことが多くあります。志望校合格に向けて、以下の内容は必要不可欠です。
- 志望校のリサーチ
- 大学受験のスケジュール管理
- 体調管理
大学受験は、数ヶ月から1年以上にもおよぶ長丁場です。1人で抱え込むのは、精神的にも、肉体的にも負担が増えます。
また、誰にも相談せず、独学で大学受験をおこなうと、自分のしていることが正しいのかさえわかりません。
1人で抱え込めば、勉強のリフレッシュや体調が悪いときのSOSも出しづらくなります。志望校合格を目指す道のりでは、誰かに頼れる環境が必要です。
勉強方法が間違っている
大学受験に失敗する人の多くは、間違った勉強方法をがむしゃらに続けている場合があります。
志望する大学に向けて、正しい対策がおこなえなければ、合格は遠のいてしまいます。
受験生によくある悩みが、自分の志望する大学に合格するために何をどう勉強すればいいのかわからないということ。
授業内容の予習・復習を繰り返していても、大学受験の対策をしてきたライバルには勝てないでしょう。
また、基礎固めができていないにもかかわらず、応用問ばかり解こうとするのも間違った勉強方法です。基礎ができてから応用問題を解くことで、遡って学びなおすことがなく効率よく学習できます。
志望校に特化した試験対策や自分に合った勉強計画が分からない場合は、塾や予備校を検討してみるのがおすすめです。
大学受験の失敗例
大学受験の失敗要因は、大きく分けて以下の3つがあります。
- 学習計画の失敗
- 受験勉強の失敗
- 生活・メンタルの失敗
それぞれの項目を再確認して、失敗を避けられるようにしてください。
学習計画の失敗
学習計画の失敗は、主に3つあります。
- 計画を立てないで勉強している
- 計画を立てることに時間をかけすぎた
- 無理のある学習計画
大学受験は、幅広い試験範囲に対応しなければなりません。限られた勉強時間で効率よく学習するには、計画が必要不可欠となります。
学習計画を立てず、その日の気分で勉強していたら、得意不得意に大きな偏りが生まれるでしょう。しかし、細かすぎる計画を立てても、勉強時間が少なくなります。
正しい学習計画を立てるには、到達すべき目標を以下のように分解して設定してください。
- いつまでに
- どのレベルに
- どうやって
短期だけではなく、長期的な計画も定期的に達成できているか確認して、合格までのゴールを逆算し、定期的に見直しながら学習を進めていく必要があります。
受験勉強の失敗
受験勉強法の失敗は、以下のようなものです。
- 自己分析ができていない
- 苦手科目を克服できなかった
- 基礎がおろそかになっていた
- 模試や過去問を解きっぱなし
苦手科目や基礎固めを「受験生になってから勉強すればいい」と放置した結果、始めたのが遅すぎたと後悔する受験生が多くいます。
また、演習を解きぱなしで復習をしない受験生や、自己分析ができず、どの範囲から手をつけるべきか分からない受験生も少なくありません。
受験勉強成功のポイントは、以下のとおり。
- 苦手科目の克服・基礎固めは早めに終わらせる
- 授業や演習後は復習、理解を深める
- 自己分析をし、やるべきことを明確にする
- 模試・添削指導などは積極的に活用する
早めに基礎固め、苦手科目を早めに克服して、応用問題や難問対策に時間を使うことができます。
模試や過去問演習を繰り返して、本番の試験形式に慣れ、自分に合った時間配分・解答手順をつかみましょう。
また、自己分析ができない人は、勉強指導がある塾や予備校をおすすめします。
生活・メンタル面の失敗
生活の乱れ・肉体・精神的に無理をすると受験勉強に悪影響を及ぼしたり、受験本番に実力を発揮できなくなります。
受験生によくある、生活やメンタル面の失敗は以下のようなものです。
- 体調管理ができず体調不良になる
- 無理をしすぎて生活に悪影響がでる
- 精神的に追い込まれる
夜遅くまで勉強していて朝早く起きるという生活で、十分な睡眠がとれなければ体調を崩しやすくなります。
また、根を詰めすぎて、精神的に辛くなってしまえば、勉強に集中できなくなるでしょう。
無理のし過ぎは厳禁です。メリハリをもって勉強するときはしっかり勉強をし、休息もしっかりとりましょう。
第一志望のことばかりを考え、併願校対策を疎かにする可能性もあります。
志望校だけではなく、併願校の対策や日程も考えてスケジュールを組むとよいでしょう。
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大学受験に失敗したらどうなる?選択肢を解説
受験勉強をしていて「大学受験に失敗したらどうしよう」と不安に思うことは、受験生なら誰しも一度はあるでしょう。
しかし、ネガティブ思考や過度に心配するのはよくありません。
例え大学受験に失敗しても、選択肢はあります。その後も自分の力で人生を変え、好転させることも可能です。
大学受験に失敗した後に取れる選択肢として、以下の3つを紹介します。
- 滑り止め大学に進学
- 浪人して志望校合格を目指す
- 就職する
それぞれの内容を確認してみましょう。
滑り止め受験した大学に進学
第一志望校の受験に失敗した場合には、滑り止め受験した大学への進学が一般的です。
第一志望に不合格でも、いつまでも悲観せずに、前向きに学生生活を送っている人も大勢います。
一方で、現状に満足できず、大学生の肩書を持った仮面浪人をしている人も中にはいます。
また大学2年生、3年生で他の大学へ編入をする人も。
仮面浪人や編入を考える場合は、メリットとデメリットを把握して挑むべきです。
また、理系の大学であれば大学院への進学をする学歴ロンダリングという選択肢もあります。
このように、滑り止め大学に進学しても選択肢はさまざまです。
浪人して志望校合格を目指す
「第一志望にどうしても入りたい」という場合、浪人して志望校を目指すことも、選択肢の1つです。
大学受験における「浪人」とはすべてをやりきったけれど、志望校に合格できず、高校卒業後も次の大学入試に向けて勉強をしている人を指します。
浪人の場合は、予備校に通うなど経済的な負担もあるため、保護者の方とよく話し合いましょう。
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就職する
大学受験に失敗したとき、就職するという選択肢もあります。
しかし、あまりおすすめはできません。
高卒の就職活動は、3月から始めるのには難しく、不利な面も多くあります。
また、「一人一社制」という高卒採用のルールがあります。
学校と企業、ハローワークが連携して、就活知識の乏しい高校生が内定をもらえるように平等な就職機会を確保するための制約です。
しかし、学校を通じて求人を申し込む場合は、1人1社しか受けられません。
学校を介さず就職活動する場合は一人一社制は適用外になりますが、入試の最終結果がすべて出揃う3月末〜4月です。
4月に入る頃にはほとんどの企業で採用選考は終了しており、入社できる企業は限られています。
大学受験失敗後の就職は将来の選択肢が限定されやすいため、保護者の方と相談をし、よく考えて行動するようにしましょう。
大学受験失敗に関するQ&A
最後に、大学受験失敗に関するQ&Aとして、以下の項目にまとめました。
- 大学受験の失敗は親のせい?
- 大学受験に失敗したらFランクでも通うべき?
- 志望大学の受験に失敗したら人生終了?
- 大学受験の失敗がきになるのは受験うつ?
- 大学受験に失敗したらニートになるしかない?
大学受験の失敗は、外的要因「親のせい」と考える受験生もいます。
また、大学受験に失敗した後の不安を抱く受験生も多いでしょう。
大学受験の失敗を心配する受験生と保護者の疑問についてお答えします。
大学受験の失敗は親のせい?
すべての責任が親にあるケースは、滅多にありません。しかし、多少なりとも関係はします。
大学受験は、生徒1人の力でなしえるものではなく、周りのサポートが必要なためです。
保護者の言動がプレッシャーとなり、「大学受験の失敗は親のせいだ」と考える受験生もいます。
子どもは、親が考えている以上に、親の発言を重く真剣に捉えるものです。
親の価値観の押し付けは、子どもの反抗心を生み、親の期待とは逆の方向へ向かいかねません。
親の接し方も受験のカギとなるでしょう。家庭のサポートなしでは受験は乗り切れません。
親子ともに、志望校合格を目指して受験勉強に向き合いましょう。
大学受験に失敗したらFランでも通うべき?
大学の肩書にとらわれずに、入学後に何をするかが重要です。
本当にやりたいことができるなら、大学のランクは関係ありません。
もし、受験前に大学のランクを下げることを考えているのであれば、まずは第1志望への想いと合格の可能性を信じて最後まで諦めずに逆転合格を狙いましょう。
近年は私立大学の入学定員の厳格化や受験生の安全思考によってランク下げは難化の可能性があります。
大学入学後に資格をとったり、人脈を作ったり、人生を好転させることはキミの頑張り次第です。
志望大学の受験に失敗したら人生終了?
「志望大学の受験に失敗したから人生終了」ということは決してありません。
チャンスが与えられているのであれば、大学受験は何度でもチャレンジができます。
また、道は1つではありません。
志望大学に失敗してもいつまでと悲観せず、切り替えて次のステップへ向かいましょう。
大学受験の失敗が気になるのは受験うつ?
自己判断せずに、異変を感じるようであれば病院で受診しましょう。
カウンセリングを受けることで、自分を見つめ直す機会になり、将来のことを考えるきっかけにもなります。
また、大学受験の失敗から立ち直れずに、うつになってしまったという体験談もあります。
- 大学受験の失敗が気になる
- 大学受験失敗から立ち直れない
- 勉強に集中できない
- 勉強だけでなく日常生活にも支障ある
心と体の健康を取り戻し、再び志望校を目指して勉強に励みましょう。
大学受験に失敗したらニートになるしかない?
大学に通わなくても働けます。大切なことは、大学受験に失敗したことをいつまでも引きずらないことです。
万が一、大学受験に失敗し立ち直れず引きこもってしまったとしても、生きがいや、やりたいことをいつかは見つけられます。
フリーターになったとしても、新たな目標や夢を探す期間や、新たなチャレンジだと思って自分の未来をよりよく変えましょう。
まとめ:大学受験の失敗を引きずる必要はない
これから大学受験、就活などさまざまなことに立ち向かうことになると思います。
そのときに「でも、けど、だって」「やばい、だるい、むり」などのネガティブな言葉は使わないでください。
言葉遣い1つで未来は変わります。
- 言い訳が多くなるような言葉は避ける
- 1人で抱え込まない
- 正しい勉強法で最後まで諦めずに勉強する
3つを心がけて、志望校合格を目指してください。
大学受験に失敗したとしても引きずる必要はありません。
選択肢はたくさんあり、道は1つではないからです。
学歴は重要ですが、肩書きよりもキミが学びたいことを学べるか、これから何をするかが大切になってくるでしょう。