英語共通テスト対策で9割を目指す!分野別勉強法や参考書まとめ
更新日: (公開日: ) TEST
- 「英語共通テストの対策はどんなことをすれば良い点数をとれるのか分からない」
- 「なにを参考にすればいいのか分からない」
リーディングとリスニングの対策は、具体的な対策方法を知ることで時間を無駄にせず勉強をはじめられます。
この記事では、英語共通テスト対策で9割を目指す分野別勉強法や参考書をまとめました。
自学自習のやり方に困ったときは、マナビズムで自習コンサルタントから徹底的に指導を受けることも可能です。
まずは、リーディング・リスニングそれぞれに適した対策を理解する部分から始めてみましょう。
英語共通テストの難易度は?基本の概要から解説
英語共通テストの難易度はどのくらいなのか、基本的な概要を確認しておきましょう。
共通テストで使われている英語の難易度は、英検2級程度です。
しかし、量と制限時間内で解くスピードを考えてみると、英検準1級程度の難易度といえます。
大学入試センターの共通テスト英語の平均点は、以下のとおりです。
リーディング平均点 | 61.39 |
リスニング平均点 | 50.34 |
※100点満点に換算したときの平均点
※平成22年センター試験の平均点を採用
英語の共通テスト配点
英語の共通テストの配点は、リーディング100点満点、リスニング100点満点の1:1となっています。
配点が同じのため、どちらか片方だけ勉強しても良い点をとることはできません。
しかし、何を勉強すべきかを把握すれば、対策も具体的になりやすいです。
レベル | ルート | 勉強ペース |
標準大学レベル (日東駒専や産近甲龍などの中堅私大) |
システム英単語 | 200~300個/週 |
速読英熟語 | 5~10section/週 | |
成川の深めて解ける英文法 インプット&アウトプット | 3~4講義/週 | |
難関大学レベル
(MARCHや関関同立といった難関私大) |
英語リーディング ブラッシュアップ | 10題/週 |
特訓リーディング 標準編 | 4~5題/週 | |
○○大の英語&過去問 | 4~5題/週 |
それぞれ、9割得点を目指すための対策を確認し、取り組みやすいものから始めてみてください。
ポイントは、一度やりにくいと感じたり、やり方に不明点があったりする対策方法について悩まないことです。
やりやすく取り掛かりやすいものから素早く手をつけ、まずは英語共通テスト対策に取り組んでみてください。
英語共通テスト対策|リーディング編
9割得点を目指すリーディングの英語共通テスト対策として、以下の3つが挙げられます。
- 単語と文法を理解する
- 英語を理解して自然に意味が分かるようにする
- 共通テストの過去問題や予想問題を繰り返し解く
単語と文法を理解する
基本が不安な人は、単語と文法の理解からはじめてみてください。
単語や文法の勉強が疎かになると、問題文がわからず解答できなくなる可能性があります。
共通テスト英語でもっとも配点が高いのは長文読解の問題です。
一般入試でも同様の傾向が見られるため、しっかり単語と文法を覚えておきましょう。
リーディングは英語で書かれた文章を理解しなくてはなりません。
そのため、英単語を見て日本語に変換する方法で覚えていくのがおすすめです。
覚え方は以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
英語を理解して自然に意味が分かるようにする
英語を理解し、自然に意味がわかるようにしておくことも大切です。
文章を読んで自然と日本語に変換できなくては、問題を解く時間が足りなくなる可能性があるためです。
たとえば、「pen」という単語をみて「ペンのことだな」と思い浮かべるのと同じくらいのスピードで、他の英語も理解できるようにしてみてください。
そのためには単語だけでなく、文法や言い回しなども覚える必要があります。
共通テストでは細かい文法問題や、発音アクセント問題がなくなっているため、まずは問題の意味を理解するのに集中しましょう。
共通テストの過去問題や予想問題を繰り返し解く
共通テストの過去問や予想問題を繰り返し解くことは、とても重要な対策の1つです。
一度解いただけでは、どこが課題点なのかがわかりにくく、間違ったところに対策を集中させてしまう可能性があります。
繰り返し問題を解いていくうちに、自分の弱点が理解できるでしょう。
どういった問題でつまづきやすいのかを洗い出して対策すれば、自然と点数は上がるはずです・
共通テストの過去問から、よく出題される傾向をつかむのが難しく感じる人は、学習塾も検討してみてください。
あらかじめ対策すべきポイントに絞って学習できるため、無駄なく効率のよい共通テスト対策が可能です。
英語共通テスト対策|リスニング編
リスニングの英語共通テスト対策としては、以下の3つが挙げられます。
- リーディング対策と同様に3つの対策を行う
- 何を聞き取るべきか選択肢から予測できるようにする
- シャドーイングできるまで繰り返し聞くことも含む
共通テスト英語のリスニングでは、ただ単に問題を聞き取るだけでなく、図や表を用いた問題が多く出題されます。
そのため、リーディングとはまた異なった対策が必要になることを覚えておきましょう。
リーディング対策と同様に3つの対策を行う
まず、リーディング対策と同様に、単語や文法を覚え、英語を自然に理解できるようにし、過去問を何度も解く対策を実施しましょう。
- 単語や文法を覚える
- 英語を自然に理解できるようにする
- 過去問や予想問題を繰り返し解く
単語そのものが聞き取れない状態では、何を求められているのかがわかりません。
長文リスニング問題を解く場合にはとくに、単語や文法を理解できていない状態では歯が立たないでしょう。
リスニングとリーディングの対策を同時に行えるため、必ず3つの対策を忘れないようにしてくださいね。
何を聞き取るべきか選択肢から予測できるようにする
英語共通テストのリスニングでは、図や表を用いた問題が出題されます。
- 図や表のどの部分を聞き取る必要があるのか
- 図や表に限らず、選択肢から何を聞き取ればいいのか
このような点を予測するために、図や表の読み解き方や、選択肢から逆算して問題を考える力も鍛えておきましょう。
このあたりは、過去問や予想問題集を繰り返し解くことで身につきやすくなります。
シャドーイングできるまで繰り返し聞くことも含む
シャドーイングできるまで、繰り返し英文を聞くことも実践してみてください。
シャドーイングは、英語を日本語に変換せずにそのまま自然に理解する「英語脳」を作るために効果が高い方法です。
制限時間があり、長文問題が多い英語共通テストのリスニングでは、シャドーイングできるようになっていれば短い時間で問題を把握できます。
リスニングCDが付属した参考書や予想問題集などを活用し、耳を鍛えてみましょう。
合わせて読みたい
英語共通テスト対策におすすめの参考書
英語共通テスト対策におすすめの参考書を、リーディングとリスニングの2つに分けて紹介します。
それぞれ自分に合いそうなものを選べば、自然と無理なくテスト対策に取り組めるでしょう。
- リーディングの対策におすすめの参考書
- リスニング対策におすすめの参考書
リーディングの対策におすすめの参考書
リーディングの対策では、以下の参考書がおすすめです。
- 標準問題特訓リーディング
- 上級問題特訓リーディング
入試中期~後期にかけての使用がおすすめの参考書で、問題数はそれぞれ30題ほどです。
夏休み明けの9月頃から取り組み始めれば、より高いレベルの問題集や長文演習などにチャレンジできるでしょう。
この参考書だけでは長文読解には不十分のため、英単語や文法については夏休み明け9月までに学習を進めておくこともポイントです。
ダウンロード可能な音声がついているため、復習に利用できるだけでなくリスニング対策にも活用できます。
リーディングとリスニングのどちらの対策もまとめておこなえることから、おすすめの参考書といえます。
合わせて読みたい
リスニング対策におすすめの参考書
リスニング対策では、以下の参考書がおすすめです。
- 大学入試 関正生の英語リスニング プラチナルール
- 安河内のセンター英語リスニングをはじめからていねいに
- リスニングの素
「大学入試 関正生の英語リスニング プラチナルール」には、読み上げスピードの異なる2種類の音声が収録されています。
リスニングの問題に慣れて、耳で聞いた英語が自然と聞き取れて理解できるようになるまで、まずは速度が遅めの音声で聞き取る練習が可能です。
「安河内のセンター英語リスニングをはじめからていねいに」は、センター試験の各大問を分析して作られた演習問題と、センター試験のリスニングの過去問が収録されています。
センター試験の参考書であっても、十分に共通テスト対策に役立ちますので、ぜひ手に取ってみてください。
とくに、傾向をつかみたい人や、基本的なところから勉強し直したい人におすすめです。
「リスニングの素」は、1日10分、2カ月で高得点が狙えるように構成されている参考書です。
短期間で対策したい人に向いているため、スキマ時間も無駄にしたくないなら、ぜひ手に取ってみてください。
以下の記事では、ほかにもおすすめの参考書をまとめています。
合わせて読みたい
英語共通テスト対策に役立つ過去問
英語共通テスト対策に役立つ過去問は、繰り返し解く必要があります。
2021年と2022年の共通テスト過去問については、無料でダウンロードできます。
特に準備するものもありませんので、過去問を探している人はぜひダウンロードしてみてください。
何度も繰り返し解いて自分が苦手な問題やカテゴリを見つけ、しっかり対策していきましょう。
2021年と2022年の過去問はダウンロードできる
2021年と2022年の過去問は、それぞれ以下のリンクからダウンロード可能です。
【2021年の共通テスト問題】
https://school.js88.com/scl_dai/center_data/question?year=2021
【2022年の共通テスト問題】
https://school.js88.com/scl_dai/center_data/question?year=2022
センター試験から共通テストに切り替わってから、まだ年数が浅いため、過去問自体は充実していません。
そのため、センター試験の過去問もダウンロードしてみてください。
どこを対策すべきか、自分が苦手な箇所を見つけて対策しておけば、本番で苦手な問題が出題されても落ち着いて対応できます。
センター試験の過去問は、以下のリンクからダウンロードしてください。
【その他センター試験】
https://school.js88.com/scl_dai/center_data/
過去問で対策するときの注意点
過去問で対策するときには、覚えておきたい注意点があります。
過去問はただ単に解けばいいものではないため、以下の2つの点を押さえて対策していきましょう。
- 「追試」も含めて5〜8年分くらい解く
- 受験学年(高校3年生)の夏〜秋あたりから始める
過去問は、追試も含めて5~8年分くらい解くようにしてください。
なぜなら、1~2年分だけ解いても、傾向や苦手な部分が把握できないからです。
5~8年分というと共通テストの過去問だけでは足りないため、センター試験の過去問も解くようにしましょう。
また、受験学年の夏~秋には、過去問を取り入れた対策を始めるようにしてください。
過去問を何度も繰り返し解いて、自分の頭を英語に慣れさせる必要があります。
付け焼刃でどうにかなるものではないため、過去問に取り掛かる前にある程度単語や文法がわかるように学習計画をたてましょう。
共通テスト対策で英語ができない悩みを解決するなら
共通テスト対策で英語ができない悩みを解決したい人は、マナビズムがおすすめです。
- 共通テストの受験までになにをどのくらい勉強すればいいのか
- いつ始めるのか
- 何をどのくらいの期間続けるべきなのか
このような点が分からない状態でテスト対策をしようとしても、うまくいかずに時間を無駄にしてしまいます。
受験までの時間はとても貴重であり、無駄にできない時間のため、上記のような悩みを解決できるよう、マナビズムの自習コンサルタントに頼ってみてください。
自習コンサルタントは、いつ何をどのくらい、どうすればいいのかの部分まで、徹底的に自学自習について指導します。
何をすればわからないという初歩的な疑問がある状態でも、自習が楽しくなるレベルにまで引き上げられるでしょう。
共通テスト対策で重要なポイントに絞って学習できるため、最低限の対策で済む点もポイントです。
英語共通テスト対策について困っている点やわからないことがある人は、ぜひ一度マナビズムにお問い合わせください。
マナビズムの『無料体験授業』関関同立・MARCH・難関私大を目指しているならマナビズムの『無料体験授業』がおすすめ!
・合格するためのマル秘合格戦略
・受験に成功・失敗する受験生の違い
・成績が上がる参考書の上手な使い方
・継続できるモチベーションアップ術
・部活と勉強を両立できる勉強術
『何をやれば受かるのか?』志望校合格までのはっきりとした道筋が見えるようになります。
【マナビズムの無料体験授業はここが違う!】
・気軽な相談だけでもOK!
・無理な勧誘一切なし!
・無料でプロのコンサルが受けられる!
まずは、気軽にお問い合わせください!
英語共通テスト対策のQ&A
英語共通テスト対策に疑問がある場合には、早い段階で解決しましょう。
- 英語の共通テスト参考書ルートは?
- 共通テスト英語の予想問題は無料でダウンロードできる?
- 共通テストの平均点はいつ発表される?
英語の共通テスト参考書ルートは?
英語の共通テスト参考書ルートは、以下のとおりです。
レベル | ルート | 勉強ペース |
標準大学レベル (日東駒専や産近甲龍などの中堅私大) |
システム英単語 | 200~300個/週 |
速読英熟語 | 5~10section/週 | |
成川の深めて解ける英文法 インプット&アウトプット | 3~4講義/週 | |
難関大学レベル (MARCHや関関同立といった難関私大) |
英語リーディング ブラッシュアップ | 10題/週 |
特訓リーディング 標準編 | 4~5題/週 | |
○○大の英語&過去問 | 4~5題/週 |
勉強ペースを目安にしながら、少しずつ参考書を進めていきましょう。
英単語や英文法などの基礎を固めるところからはじめれば、自分自身がいかにレベルアップできているかがわかりやすくなります。
合わせて読みたい
共通テスト英語の予想問題は無料でダウンロードできる?
共通テスト英語の予想問題を、無料でダウンロードしようとしている人もいると思います。
しかし、予想問題の無料ダウンロードはできず、購入しなくてはなりません。
できれば購入したくない人は、学習塾や学校に置かれていないかを確認してみましょう。
使用してもよいものがあれば、積極的に活用するのも大切なテスト対策の一貫です。
共通テストの平均点はいつ発表される?
共通テストの平均点は、例年2月頃に発表されます。
自分の予想問題の結果と照らし合わせたり、すでに受験済みの場合には自分がどの程度のレベルにいるのかを確認するのに役立ちます。
まとめ
英語共通テストの対策について紹介しました。
対策は、1週間だけ続けたり、数日だけ続けたりしても意味がありません。
毎日続けて、頭に叩き込んでいくことに意味があります。
リスニングは、これまで日本語しか理解できない頭を少しずつ英語も理解できるように変えていく必要があるため、毎日対策しましょう。
不明点の解決や、効率よく対策をおこなう場合には、ぜひマナビズムを活用してください。
専属の自習コンサルタントが、効率よく必要な箇所を対策するための勉強法を伝授します。
入試前の練習感覚で共通テストを受験できるよう、毎日の対策に力を入れてみましょう。