【受験生向け】勉強のやる気が出ない原因は?対処法やテスト前にできること

更新日: (公開日: COLUMN

  • 大学受験に向けて勉強しなければいけないのにやる気が出ない
  • 勉強し始めてもやる気が続かなくてつらい…
  • 勉強のやる気が出ないのは病気のせい?

このようにお悩みですね。

大学受験を控えているにもかかわらずやる気が出ない状態は、早急に解決して万全の状態を整えたいものです。

この記事では、勉強のやる気が出ない原因を解説します。

また、勉強のやる気が出ないときの対処法まで紹介するので、ぜひ確認してください。

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勉強のやる気が出ない原因は?

勉強のやる気が出ない原因は
勉強のやる気が出ない原因は、大きく分けて3つあります。

  1. 環境が整っていない
  2. 成績が上がらない
  3. 体調不良やストレスを感じている

それぞれ詳しく解説するので、自分に当てはまることがないか確認してみてください。

環境が整っていない

やる気が出ない原因の1つ目は、勉強する環境が整っていないことです。

以下のような環境では集中力が散漫になり、勉強のやる気が出ない原因になっているかもしれません。

  • スマホ・ゲーム・テレビ・マンガなどが視界に入る
  • 机の上が散らかっている
  • 部屋が整頓されていない
  • 部屋の温度や湿度が適切でない
  • 部屋が居心地が悪い・不快に感じている

また、部屋の湿度が低過ぎても目が乾く、喉がかわくなど身体的な悪影響も考えられます。

学習環境が整っていることは、勉強のやる気や集中力を持続させるために重要です。

成績が上がらない

成績が上がらないことも、勉強のやる気が出ない理由の1つです。

以下のように感じて、向上心を失っている可能性があります。

  • 苦手科目を克服できない
  • 成績や偏差値が上がらない
  • だから勉強しても意味がない

スケジュールの管理が大変でキャパオーバーになり無気力状態になってしまうことも考えられます。

なかには、「勉強のやり方がわからないからやる気が出ない」という受験生もいるでしょう。

成績が上がらない悩みは、対処法でも解説する目標を明確に設定する対策がおすすめです。

体調不良やストレスを感じている

勉強のやる気が出ない原因は、寝不足や自覚していなくても脳が疲れている状態に起因する可能性があります。

寝不足では、脳が上手く働かず頭に情報が入りません。

また、寝不足は体調不良の原因や、心身の健康にも悪影響を及ぼします。

大学受験は長期間のマラソンのようなものです。志望校合格までの道のりが長く感じ不安に思う受験生は多いでしょう。

周囲からのプレッシャーをストレスに感じる場合もあります。

体調や心身の状態がよくない場合は、休むことも必要です。

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勉強のやる気が出ない・つらいときの対処法

勉強のやる気が出ない・つらいときの対処法
勉強のやる気が出なかったり、つらく感じたりするときは、以下4つの対処法を試してみましょう。

  1. 学習環境を変える
  2. 目標を明確にする
  3. 思い切って休む
  4. やる気が出なくても勉強を始める

キミに合う対処法を見つけ、勉強のやる気を出す参考にしてください。

学習環境を変える

部屋を整理して、勉強の妨げになるようなものは目につく所に置かない工夫をしてください。

机の上が散らかっているのも良くありません。

スマホの通知が気になって仕方がないのであれば、スマホの電源を切り集中力を持続させる練習をしましょう。

自宅で勉強に集中できないのなら、図書館のオープンスペースやカフェを利用するのも手段の1つです。

音が気になるなら、ヘッドホンを活用するのも有効的です。

逆に、完全な静かな場所では集中できない人は、BGMをかけるといった工夫をしてみましょう。

人によって勉強に集中できる環境は、異なります。

場所や時間を自分に合ったものを見つけて勉強のやる気を引き出してください。

目標を明確にする

勉強のやる気を出すには、目標を明確にしてください。

受験勉強の目標を以下のとおり考え直してみましょう

  1. 志望校を決める
  2. さらに目標を細分化する
  3. いつまでに・どこまで勉強を終わらせるか明確にする

設定した目標は、紙に書き出し目につく所に貼るのも効果的です。

ダラダラとただ机に向かっているよりも、勉強時間と範囲を決めて勉強すると、取り組むべきことが明確になり集中しやすくなります。

思い切って休む

やることが多すぎて心身ともに疲れている場合は1日思いきって休んでリフレッシュするのもよい方法です。

厚生労働省は「健康作りのための睡眠指針」として以下の12ヶ条を掲げています。

  1. 良い睡眠で、からだもこころも健康に。
  2. 適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
  3. 良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
  4. 睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
  5. 年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
  6. 良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
  7. 若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
  8. 勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
  9. 熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
  10. 眠くなってから寝床に入り、起きる時間は遅らせない。
  11. いつもと違う睡眠には、要注意。
  12. 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

引用:健康づくりのための睡眠指針

脳は睡眠中に疲れを取って記憶を整理する役割があります。

必要な睡眠量は人によってばらつきがあるため、6時間以上を目安に、午前中に眠気が出ない状態まで寝る時間を確保してください。

思い切って休むとまた頑張ろうと思えるようになることもあります。

また、寝不足の場合はゆっくり寝ることも重要です。

体を動かす、音楽を聴くなど気分転換をしてみてください。

やる気が出なくても勉強を始める

受験生は、やる気がないからと言って勉強に取り組まないわけにはいきません。

やる気が出なくても勉強を始める努力も、ときには必要です。

得意科目から取り組み始めると、自然と気分が乗ってやる気がでる可能性があります。

1日に少しでも勉強する習慣を付けると、3日1週間と続きます。

勉強を続けることも目標になり、自信に変わっていくでしょう。

テスト前に勉強でやる気が出ない人向けの対策

テスト前に勉強でやる気が出ない人向けの対策
テスト前にやる気がでなくて焦っている人向けの対策法は、以下の3つです。

  1. 時間と場所を決める
  2. テストを最終目標にしない
  3. 勉勉強のやる気が出ない自分を責めない

それぞれの詳しい対策を解説します。

時間と場所を決める

集中できる時間帯は、人によって異なります。

勉強するのに適した学習環境は、覚えておきましょう。

以下の要素から、自分に適した環境を確認するのもおすすめです。

  • いつ勉強すれば集中しやすかったのか
  • どこが勉強に適した場所だったのか

勉強する習慣を身につけて、モチベーションに頼らない・左右されない仕組みを作ることも重要です。

テストを最終目標にしない

受験勉強は、テストで良い点をとることが最終目標ではありません

最終目標をテストと捉えていると、ぎりぎりになって勉強を始める状況が続くためモチベーションの持続は難しく、やる気も減ってしまうでしょう。

遠くの目標・近くの目標と細分化して計画を立て、1つずつクリアする取り組み方を意識して見てください。

目標達成や成績アップといった成功体験は、勉強のやる気を向上させます。

ワンランク上の大学に逆転合格を目指すくらいの目標をもって取り組んでみてください。

勉強のやる気が出ない自分を責めない

勉強のやる気が出ない自分を責めてしまうと、「勉強やりたくない→成績も上がらなくてつらい→勉強嫌い」と負のループに陥ってしまいます。

やる気が出ない状態は、ダメだと責任感を感じて自分を責めるのではなく、以下のようにポジティブな理由を付けてみてください。

  • 1人で勉強ができないのなら友達と勉強する
  • 勉強法がわからないなら塾や予備校に行く

1人で抱え込まず誰かのサポートを受け、前向きに次の計画を立て諦めずに勉強に取り組みましょう。

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勉強のやる気が出ないときのQ&A

勉強のやる気が出ないときのよくある質問
勉強のやる気がでないに関する疑問を、Q&Aとして以下の項目にまとめました。

  • 集中できないときの対処法は?
  • 勉強のやる気が出ないのは親のせい?
  • 勉強のやる気が出ないのは病気のせい?

集中できないときの対処法は?

勉強に集中できないときにすぐできる対処法は、以下のとおりです。

  1. こまめに適度な休憩をとる
  2. スマホは視界に入らない場所に置く・電源を切る
  3. 規則正しい生活を心がける
  4. 塾に通う

勉強に集中できない原因は、学習環境や勉強方法だけではなく、普段の生活の中にも隠れています。

以下の記事では、受験勉強で集中できない原因と対策方法から、集中し続けられる学習計画まで紹介しています。

勉強のやる気が出ないのは親のせい?

勉強のやる気が出ないのは、親のせいとは一概には言い切れません

  • 親に「勉強しなさい」と言われてやる気が削がれた
  • 成績が上がらないことに小言を言われてつらい

このように感じる受験生もいるはずです。

子どもにとって、一番身近にいる親の存在は大きいため接し方は、想像以上に重要になります。

子どもを一方的に責めるのではなく、様子を観察しやる気の出ない根本的な原因を探ってみましょう。

また、親が先回りしてしまわず寄り添うように接してみてください。

勉強のやる気がでないのは病気のせい?

身体・精神に関わらず、病気が原因の可能性もあります

精神的な病気には物事に集中できない症状が出るものも多いため、自己判断せず病院に行って診断を受けましょう。

心身ともに健康を取り戻し、志望校合格を目指して勉強に励んでください。

まとめ

まとめ
誰でも一度は、勉強のやる気がどうしても出ないことはあります。

しかし、この記事で紹介したやる気が出ない原因を解明できれば、やる気を出せるようになるでしょう

また、勉強は受験合格へ向けてのプロセスであり、勉強自体が目標ではありません。

ぜひ、目指すべき明確なステップを決めて、勉強に励んでください。

1人では勉強が辛いのであれば、家族や友人、講師などサポートしてくれる人を頼りましょう。

マナビズムはキミのやる気をサポート、応援しています。

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