受験のプロが教える【志望校別オススメ英文法参考書10選】

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はじめに

英語を勉強する上で避けては通れない、英文法。

この記事では、

  • 文法の参考書って何から始めればいいの?
  • 似た名前の参考書が多い!違いは何?
  • そもそも英文法の勉強法がわからない!

そんな受験生の疑問に答えるため、志望校別のおすすめ参考書10選と英文法の勉強法について説明します。 

各参考書の特徴・対象レベル

英文法参考書 高校基礎 センター 私大標準 私大難関 私大最難関
大岩いちはじ英文法
安河内はじてい
アップグレード
ネクステ
パワーステージ
ビンテージ
スクランブル
成川OUTPUT 
頻出英文法語法1000
英文法ファイナル問題集

①大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】

【概要】

  • 高校基礎レベル〜私大標準
  • 中学英語からスタート
  • 全26講230ページ
  • 入試初期

「中学英語もわからない…」「何から手をつけていいかわからない…」そんな人にはこの参考書がおすすめです。

この参考書の一番の特徴は、中学英語からスタートしてくれる点です。

基礎の基礎から丁寧に解説してくれる講義系参考書なので、0からのスタートでも安心して進めていくことができます。

また、 SVOCの記号やイメージ図が充実しているなど視覚的にも理解しやすい構成となっています。

メリット

  1. 中学レベルからやり直すことができる
  2. 量が多くないのでサクッと基礎を学ぶことができる

中学英語と高校英語のつながりに重点を置いているという点で、この参考書に勝る参考書はありません。

文法事項のどこかでつまずいた時も、この参考書に戻れば確実に理解できます。

また、中学〜高校英語の基礎という広範囲をカバーしていながらも

230ページの一冊にまとまっていて短期間で学習することが可能なので、挫折しやすい受験勉強初期においてのモチベーション維持の点でも効果的な参考書です。

デメリット

  1. この一冊だけでは受験に対応できない

デメリットをあげるとすれば、演習問題が少ないため、この参考書だけでは入試問題を解けるようにはならないという点です。

この参考書を学習した後に、文法問題集を解いていくようにしましょう。

②安河内の新英語をはじめからていねいに1入門編・2完成編


【概要】

  • 高校基礎〜私大標準
  • 中学レベルからスタートしながらも到達点は高い
  • 入門編は全8講230ページ、完成編は全9講238ページ
  • 入試初期

「中学レベルがあやふやで…」「堅苦しい文法書は苦手」そんな受験生におすすめする参考書がこの「安河内の新英語をはじめからていねいに」シリーズです。

本文中の説明が語り口調で記述されていて、励ましの言葉も添えられているなど、筆者の熱い気持ちが伝わってくる参考書になっています。

メリット

  1. 語り口調で書かれていて理解しやすい
  2. 学習効果が高い

語り口調で「はじめからていねいに」説明されているので、まるで実際の講義を受けているような気持ちで勉強できることがメリットとしてあげられます。

また、基礎の基礎から始めながらも本質部分を捉えた解説となっているので、演習問題を解く際に深く理解できるなど、今後の学習に向けた高い学習効果が期待できます。

デメリット

  1. 分量が少し多い
  2. このシリーズだけでは受験に対応できない

デメリットをあげるとすれば、分量が少し多く2冊に分かれていることと、演習問題が少ないことが挙げられます。

安河内の新英語をはじめからていねいに」の使い方はコチラ!

③アップグレード(UPGRADE)

【概要】

  • 高校基礎〜私大難関レベル
  • 解説が簡潔
  • 448ページ、1261問
  • 入試初期〜入試中期

「ヴィンテージや頻出英文法語法1000はレベルが高くて無理…」「文法・語法をじっくり勉強がしたい!」という人にこの参考書はおすすめです。

入試問題の傾向を分析した「Data Research」や暗記のコツを示した「秘伝」など、特徴的なコラムが充実した参考書です。

文法・語法問題の割合が高いことも特徴として挙げられます。

メリット

  1. 他の文法問題集よりも問題のレベル・量が抑えられている

他の文法問題集と比べて全体的な問題のレベルが抑えられており、文法・語法問題中心の構成となっているので、文法・語法をじっくり学習することができます。

デメリット

  1. 志望校によっては、問題数、レベルが足りない場合がある

先ほど述べたメリットも、志望校が早慶など最難関レベルの場合はデメリットになってしまいます。

自分の志望校と相談して使用するかどうかを決めるようにしましょう。

アップグレード」の使い方はコチラ!

④ネクステージ(Next Stage)

【概要】

  • 高校基礎〜私大難関レベル
  • 解説が簡潔
  • 473ページ、1474問
  • 入試初期〜入試中期

言わずと知れた英文法問題「Next Stage」、通称「ネクステ」。

「一番メジャーな問題集を使いたい!」という受験生にはこの参考書がおすすめです。

大学受験において必要とされる文法事項をバランスよく網羅した問題集となっており、もっとも有名な英文法問題集としての地位を確立しています。

また、218個の「Point」において重要事項がわかりやすくまとめられています。

メリット

  1. 使用している人が最も多い

使用している人が最も多いため、扱う範囲で周りと差をつけられることが少なく、「この一冊を完璧にすれば戦える」と自信を持つことができる点がメリットとして挙げられます。

デメリット

  1. 不正解の選択肢の理由が書いていない

各問題において不正解となる選択肢の理由が書いていないので、単に正解を暗記するだけの勉強になってしまう可能性があることがデメリットとして挙げられます。

Next Stage ネクステージの使い方はコチラ!

⑤パワーステージ(POWER STAGE)

【概要】

  • 高校基礎〜難関私大レベル
  • 解説が簡潔
  • 592ページ
  • 入試初期〜入試中期

2016年に発売された比較的新しい文法問題集「POWER STAGE」。

「文法・語法に重点を置いた問題集を使いたい!」という人におすすめです。

「Next Stage」から文法・語法問題を大幅に増やして、イディオム、語彙、会話表現の問題を減らした構成となっています。

メリット

  1. 文法問題と語法問題が充実している

文法・語法問題の演習量を十分に確保できる上に、211個の入試頻出項目「KEY POINT」と125個の重要情報「TARGET」で知識を整理できる点がメリットとして挙げられます。

デメリット

  1. イディオム・語彙・会話表現の問題数が少ない

文法・語法に重点が置かれている分、イディオム・語彙・会話表現の問題数が少なくなっており、他の参考書で補う必要が出てくる点がデメリットとして挙げられます。

⑥ヴィンテージ(Vintage)

【概要】

  • 高校基礎〜難関私大レベル
  • 解説が充実
  • 608ページ、1526問
  • 入試初期〜入試中期

「解説が丁寧な問題集で勉強したい!」という人におすすめの問題集が「Vintage」です。

問題の量、レベル、解説の丁寧さ、この3点でバランスが取れており、他の問題集と比べて解説の丁寧さが際立っています。

また、文法、語法、イディオム、語彙、会話表現など全ての範囲を網羅している点も特徴として挙げられます。

メリット

  1. 解説が詳しいので理解しやすい

解説が丁寧なので、答えを暗記するのではなく、文法事項を本質的に理解する学習が可能な点がメリットとして挙げられます。

デメリット

  1. 解説が詳しいがゆえに、見づらい場合がある

⑦スクランブル(Scramble)

【概要】

  • 高校基礎〜難関私大レベル
  • レイアウトが見やすい
  • 504ページ、1690題
  • 入試初期〜入試中期

この一冊を完璧にすることで難関私大入試で周りと差をつけることができる、そんな文法問題集となっています。

また、「Power Up!」として重要な文法事項がわかりやすくまとめられている点も特徴です。

メリット

  1. 問題数が多い

十分な演習量を幅広い分野に対して確保することができるので、この一冊を完璧にするようにしましょう。

デメリット

  1. 解説が簡潔

レイアウトが見やすくまとまっている分、解説が簡潔なものになってしまっています。単なる答えの暗記に陥らないように注意が必要です。

⑧成川の深めて解ける!英文法OUTPUT

【概要】

  • 高校基礎〜最難関私大レベル
  • 解説が語り口で詳しい
  • 本編730ページ、1316問
  • 別冊124ページ、ランダム問題集付き
  • 入試初期〜入試中期

「講義のような感覚で学習できるレベルの高い文法問題集が欲しい!」という人におすすめの問題集です。

この参考書の1番の特徴は、なんといっても解説の充実度の高さです。

高校基礎〜最難関私大レベルまで対応する幅広さを持ちながらも、一つ一つの問題に対して語り口で丁寧に説明されている細やかさも兼ね備えています。

メリット

  1. なぜその答えになるのか?まで理解できる

解説が詳しい上に語り口でわかりやすいので、問題の答えだけでなく、答えが導き出される理由まで理解することができます。

なので、本質的な学習ができる点がメリットとして挙げられます。

デメリット

  1. 志望校によってはオーバーワークになる

ページ数、問題数がとても多く、最高到達点もとても高いので、「志望校合格のために必要なのかどうか」ということを意識して使用するかどうかを決めるようにしましょう。

「成川の深めて解ける!英文法OUTPUT」の使い方はコチラ!

⑨頻出英文法語法問題1000

【概要】

  • 高校基礎〜最難関私大レベル
  • 解説がとても詳しい
  • 本体、別冊合わせて512ページ、1267問
  • 入試初期〜入試中期

「英文法で周りに圧倒的な差をつけたい!」という人におすすめなのが、この問題集です。

英文法の問題集の中で最高峰の到達点を誇る問題集が「頻出英文法語法問題1000」です。

別冊の問題編と本編の解説編に分かれているため、他の文法問題集と比べて圧倒的な解説の充実度が実現されています。

最高到達点も高く、この参考書を完璧に仕上げることで、最難関私大の入試で周りと差をつけることができます。

メリット

  1. 一問ごとの解説が詳しいため、自学自習に最適

「その選択肢がなぜ正解なのか」ということだけではなく、「なぜ不正解になるのか」ということや、関連する文法事項についても詳しく説明されている点が1番のメリットです。 

そのため、自学自習の際でも深く理解しながらすすめていくことができます。

デメリット

  1. 分量が多く難易度も高いので挫折しやすい

分量と情報量が多いだけでなく、最難関レベルの問題もあるので挫折する人が多いことがデメリットとして挙げられます。

なので、きちんと学習計画を立てて進めていくことが必要です。

頻出英文法語法問題1000の使い方はコチラ!

⑩英文法ファイナル問題集(標準編)

【概要】

  • センター〜難関私大レベル
  • 実力を試すためのテスト形式
  • 208ページ、500題
  • 入試中期〜入試本番まで

「英文法の総仕上げをしたい!」という受験生におすすめの問題集が、この「英文法ファイナル問題集(標準編)」です。

文法事項に関係なく問題がバラバラに並ぶ、テスト形式の問題集になっています。

全10回で徐々に難易度が上がっていく形式で、センター〜難関私大レベルまで対応することができます。

メリット

  1. テスト形式で文法の総仕上げをすることができる

普段使っている文法問題集では、その内容を理解すると共に答えを覚えてしまったという人も多いと思います。

なので、ランダムに問題が配列されたこの参考書は、実際の試験に近い形で力試しと総仕上げを行うための最適な問題集です。

デメリット

  1. 使用する時期を間違えると効果が薄れてしまう

この参考書は、文法のインプット、アウトプットともに一通り終えた後に行うことではじめて本来の効果を発揮します。

なので、使用する時期については特に注意するようにしましょう。

英文法ファイナル問題集標準編の使い方についてはコチラ!

英文法の勉強法

ここまで英文法のおすすめ参考書を紹介してきました。

ここでは実際にどのように参考書を使用して勉強すればいいのか、ということについて説明します。

英文法の勉強法は、大きく分けて

①インプット→②アウトプット→③総仕上げ

の3つのステップで構成されます。

ステップ1〜インプット〜

インプットなくしてアウトプットはありません。

なので、まずは英文法の基礎となる土台を固める必要があります。

<使用する参考書>

・①②のどちらか1冊

このステップでは、先ほど紹介した①②の参考書を用いて、文法の基本事項をインプットしていきます。

①②は講義形式の参考書となっており、英文法の学習のはじめに基礎固めを行うには最適です。

<使用時期>

・入試初期

使用時期は、入試初期です。

基礎の基礎を押さえないと次のステップに進むことができないので、最優先で学習する必要があります。

1〜2ヶ月を目安に学習するようにしましょう。

<使用方法>

  • 理解しながら読みすすめる
  • 演習問題を解く

具体的な使用方法について説明します。

まず、きちんと本文の内容を理解しながら読み進めましょう。

その上で、演習問題が出てきた際はきちんと解いて理解度を確認するようにしましょう。

講義形式の参考書はわかりやすく書かれているために、意識せずに読むと「ただ読むだけ」になってしまう可能性があります。

なので、「なぜこの文法事項が成り立つのか」「今までの学習事項とのどのように関連しているのか」など常に問題意識を持って読み進めることがおすすめです。

その際、流し読みになることを避けるために

重要だと思う部分には赤色、理解があやふやな部分には青色でマークするなど、工夫して進めると効率よく学習することができます。

理解できるまで何度も繰り返し学習していきましょう。

ステップ2〜アウトプット〜

インプットが終わったら次はいよいよアウトプットです。

答えではなく理由を理解する、ということに重点をおいてアウトプットをしていきましょう。

<使用する参考書>

・③〜⑨の中から1冊

このアウトプットのステップでは、③から⑨の網羅系文法問題集を使用します。

その理由は、文法問題の典型問題を押さえることと、インプットした文法事項を定着させることにあります。

<使用時期>

入試初期〜入試中期

基礎知識をつけてから問題集に入ることで頭の中が整理されるので、講義形式の参考書の学習が終わり次第すぐに始めるようにしましょう。

夏明け以降は英文読解などの問題演習が英語の勉強時間の大きなウェイトを占めてくるので

遅くとも夏明けまでにこのアウトプットの段階が完璧になっていることが望ましいです。

期間としては、3〜4ヶ月が目安となります。

<使用方法>

  • 一周解く
  • 間違えた問題に印をつける
  • 間違えた問題だけを繰り替えす

具体的な使用方法は上記の通りです。

まずは、問題を解いて解答解説を確認するという流れで1周目を進めましょう。

この際、間違えた問題に印をつけることが大切です。

印をつけることで、2周目以降は自分の苦手な問題に絞って勉強することができます。

このアウトプットのステップでは、答えそのものを覚えるよりも

「なぜその選択肢が正解になるのか」ということを理解して覚えることが大切です。

単なる暗記に陥らないように、本質的な勉強を心がける必要があります。

ステップ3〜総仕上げ〜

インプットとアウトプットが終わると、入試の文法問題を解くために必要な知識や考え方はほとんど身についているはずです。

インプットとアウトプットを通して得た力を本番で出すためのステップが、総仕上げです。

<使用する参考書>

・⑩英文法ファイナル問題集

総仕上げのための参考書は、「英文法ファイナル問題集」一択です。

最後の総仕上げに使うことを前提として作られており、レベル別のテスト形式になっているなど、総仕上げに最適な構成になっています。

<使用時期>

・入試中期〜入試後期

問題数が少ないので、期間としては1〜2ヶ月が想定されます。

インプット、アウトプットが一通り終わってから、自分に合ったタイミングで学習するようにしましょう。

<使用方法>

  • 本番を意識して問題演習を行う
  • 間違えた部分は、ステップ1や2の参考書に立ち返って確認

テスト形式の問題集なので、ステップ2の網羅系文法問題集とは異なった使用方法になります。

具体的には、問題を解く際に時間を意識すること、自分の苦手分野の把握に努めることが挙げられます。

特に、間違えた部分に関しては解答解説を読むだけではなく

ステップ1や2の参考書の該当部分に戻って確認することで、ここまでの学習の成果を結びつけましょう。

ここまでのステップをやり抜くことで、文法問題そのものだけでなく

英語長文の中の文法などにも対応できる力が付き、文法に関して何も怖くない状態に到達できます。

まとめ

ここまで、おすすめの参考書と、勉強法について説明してきました。

しかし、この記事で示したものはあくまで一例であり、実際にみなさんが使うべき参考書は、志望校、学力、時期、目的、やり方、学校指定の有無などによって変わってきます。

なので、これらの要素を考慮した上で「どんな参考書を使うのか」を決める必要があります。

また実際には、「どの参考書を使うか」よりも「どこまで参考書1冊をやり切れるか」の方が大事なこともあります。

そのため、どの参考書を選んだとしても最後までやり抜くことが大切です。

参考書での学習では、自学自習が基本となるため、

  • 「参考書で勉強してるけどペースがわからない…」
  • 「この参考書のやり方でいいのかな…」
  • 「そもそもどんな参考書を使えばいいんだろう…」

など、数多くの悩みが生まれると思います。

しかし、その悩みを解決するためにネットで検索しても、ネットの情報にはあやふやなものが多く、個人の体験談に過ぎないものも多々あります。

なので、これらの悩みを解決するためには

受験指導のプロに、自分自身の状況について詳しく分析してもらい、今何をするべきかということを指導してもらう必要があります。 

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