【厳選10選】英語リスニングの大学受験対策おすすめ参考書

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リスニングは受験英語の分野の中では重要度が低めで、あまり時間をかけず対策したいという人も多いはず。

今回は、リスニングは大学受験でどのくらいの比重を占めているのかと、効率のいい勉強方法をお伝えします。

リスニング対策におすすめの参考書10選もご紹介しますので、ぜひ自分にぴったりの参考書を見つけてみてください。

大学受験とリスニング

まずは、大学受験で英語のリスニングはどのくらいの比重を占めているのかを知っていきましょう。

リスニングが必要な大学・学部

大学独自の学力試験で、リスニングを課している大学はあまり多くありません。リスニングを導入している大学をいくつかご紹介いたします。

・明海大学
・神田外国語大学
・関西外国語大学
・青山学院大学
・共立女子大学
・昭和女子大学
・津田塾大学
・フェリス女学院大学など

上記の大学でも、全学部でリスニングのテストがあるわけではありません。外国語学部や、国際系の学部のみという場合がほとんどです。

上記のような大学・学部を受験しない方は、共通テスト以外のリスニングの勉強は、手をつけなくても問題ないということになります。

共通テストでリスニングはどう変わる?

センター試験から共通テストに制度が変わり、リスニングの比重は高くなります。
センター試験の英語の配点は、筆記200点・リスニング50点でしたが、共通テストではリーディング100点・リスニング100点。

この点数がそのまま合否に直結するわけではなく、大学により「重み付け」といって独自の配点基準に換算しますが、配点の比率自体はかなり大きくなっています。

また、共通テストでは、リスニングが従来のアメリカ英語に加え、イギリス英語が使用される問題もあることが発表されています。アメリカ英語とイギリス英語では発音が違う語句もあるので、両方に耳を慣らしておく必要があります。

大学受験のための3つのリスニング対策

それでは具体的に、リスニングはどのように勉強すればいいのかを解説していきます。

ディクテーション

ディクテーションとは「書き取り」を意味し、耳で聞いた言葉をそのまま書き下していくことです。

聞き取れない単語があっても、音で聞くだけだとなんとなく流してしまいがちですが、書き取りを行うことでどこがわからなかったのか明確になります。どこが聞き取れなかったのか、なぜ間違えたのかを明確化することで、対策すべきポイントが見えてきます。

問題文を音読する

リスニングに慣れるには、文字を文字としてではなく、音として認識するのが大切です。

単語や文法の意味と音を繋ぎ合わせることで、音として聞いたときに頭の中で意味を理解しやすくなります。音読により発音が鍛えられ、スピーキングの練習にもなります。

シャドーイング

シャドーイングとは、音声を聞きながら、同じ言葉を真似して口に出すことです。こうすることで、単語の発音やよく使われるフレーズが頭に残りやすくなり、リスニングとスピーキングを同時に鍛えることができます。

英語の語順やリズムを身体で覚えられるので、整序問題やリーディング力の向上にも役立ちます。

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大学受験におすすめのリスニング参考書10選

それでは、リスニング対策におすすめの参考書を10冊ご紹介していきます。

大学入試 関正生の英語リスニング プラチナルール


「大学入試 関正生の英語リスニング プラチナルール」がおすすめの理由は、アメリカ英語・イギリス英語が両方用いられているため。

さらに、読み上げスピードの異なる2種類の音声が収録されているので、早口の音声にはついていけないという方にもおすすめです。収録内容も、大学入試によく出るポイントがまとまっているので、的確に要点を学習することができます。

大学入試 リスニングのトレーニング


「大学入試 リスニングのトレーニング」は、ボリュームのある長文が収録されていることが特徴。
一文ずつの聞き取りではなく、長文の文意を汲む練習をしたい方におすすめです。

長文・会話問題・社会的文章の3つのセクションに分かれていて、様々な形式の問題に挑戦できます。「必修編」「上級編」の2冊があり、自分や志望校のレベルに合わせた学習ができることもポイントです。

安河内のセンター英語リスニングをはじめからていねいに


「安河内のセンター英語リスニングをはじめからていねいに」は、共通テストのリスニング問題の傾向を掴みたい方におすすめ。
タイトル通り、センター試験対策のための参考書ですが、共通テストになっても大まかな出題方針や難易度に大幅な変更はないはずです。

全7章構成で、センター試験の各大問を分析して作られた演習問題と、センター試験のリスニングの過去問が収録されています。

大学入試パーフェクトリスニング


「大学入試パーフェクトリスニング」は、外国語大学などを志望する方向けの難易度が高めの参考書。
Volume1・Volume2の2冊構成で、Volume1は実際の試験と同じくらい、Volume2は速めのスピードの音声が収録されています。

各冊、4枚のCDに各約1時間の音声が収録されているため、しっかり演習を積むことができるのがポイント。ディクテーションやシャドーイングの訓練用にもおすすめです。

灘高キムタツのセンター試験英語リスニング合格の法則


「灘高キムタツのセンター試験英語リスニング合格の法則」は、センター試験や大学入試はもちろんのこと、実社会で使えるリスニング力を鍛えることが目標の参考書。

センター試験の大問ごとに対策用の演習問題が用意されていて、それぞれの分野にしっかり慣れ、準備していくことができます。灘高の名物教師であるキムタツ先生による余談も掲載されていて、楽しく勉強できるのもポイントです。

灘高キムタツの東大英語リスニング


「灘高キムタツの東大英語リスニング」は、東京大学の二次試験に特化したリスニングの参考書です。
500~600ワードの長い英語が聞き取れるようになるストラテジーを解説し、東大で出題される長文問題を対策します。

過去問も10年分掲載されているので、しっかりと演習を積むことができます。さらに、東大生・東大志望の灘高生へのインタビューも収録されていて、東大へのモチベーションをアップできるのも魅力です。

速読英単語 必修編


「速読英単語 必修編」は、単語力と速読力に重点を置いている参考書。
文章の中で単語を覚えるというコンセプトで、入試突破に必須の約1900語が収録されています。

音声データを無料ダウンロード可能で、CDプレイヤーが無くてもどこでも音声が聴けるのもポイント。リスニング問題の中で、単語が聞き取れず苦戦している方におすすめです。

リスニングの素


「リスニングの素」は、1日10分、2カ月で高得点が狙えるように構成されています。
解説も丁寧なのも特徴で、一つ一つの単語や表現までしっかりと解説されているので、別途辞書などをひく手間がないのもポイントです。

リスニングの勉強に時間をかけすぎず、短期間で対策をしたい方におすすめの参考書です。

大学入学共通テスト英語 リスニング 実戦対策問題集


「大学入学共通テスト英語 リスニング 実戦対策問題集」は、最新の情報を取り入れ、大学入学共通テストを意識して作られた参考書。
共通テストの傾向を知り、本番に近い問題で対策をしたい方におすすめです。

共通テストの特徴的な設問、新傾向の設問も掲載されているので、他の参考書では手の届かない部分まで対策できます。問題数は少なめなので、大量に演習を積みたい場合は別の参考書も併用するのがおすすめです。

共通テスト問題研究 英語


「共通テスト問題研究 英語」は、これまで発表された方針や、試行調査の傾向などから共通テストの出題傾向を分析した参考書。

「共通テスト対策講座」と「オリジナル模試」で構成されていて、共通テストへの臨み方を知ってから、本番に近い問題に取り組むことができます。センター試験の過去問もたっぷり収録されているので、これ一冊でしっかり演習を積むことも可能です。

まとめ

センター試験が大学入学共通テストに変わることで、リスニングの比重が高くなります。出題傾向も一新されるので、今年度の受験生はなかなか対策が難しいです。

基本的な難易度に大きな変化はないので、基本に忠実に実力をつけ、共通テストに備えていきましょう。

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