橋元の物理基礎をはじめからていねいにの効果的な使い方
更新日: (公開日: ) PHYSICS
【『橋元の物理基礎をはじめからていねいに』の概要と使用目的】
この本は、センター試験もしくは私大の入試で物理基礎のみが必要な生徒のみ使用してください。
高校の物理は、公式を使って式を立て、ややこしい計算をして答えを出す科目だというイメージを持っている人が多いと思います。
しかし、物理の本質は、公式や計算ではなく、物体の動きをイメージすることにあります。
『橋元の物理基礎をはじめからていねいに』では、物理を学ぶのに、好奇心をくすぐられるような説明がされています。
この本で学習をすれば、物理の面白さを知りながら、物理基礎の問題を解くことができるようになります。
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【『橋元の物理基礎をはじめからていねいに』の具体的な内容】
物理基礎の単元を16講にわけて説明されています。
各講では、前半に導入の授業が書かれており、後半に定着を図る問題演習が書かれています。
導入部分では、「橋元流」と呼ばれる物理のイメージに対する考え方や、「まとめ」として大切なポイントが書かれています。
問題演習では、問題を解くための準備、問題を解く手順、着目すべきポイントが書かれているため、何をどう考えればよいのかがしっかりと書かれています。
【『橋元の物理基礎をはじめからていねいに』の使い方】
導入部分を読んで、書かれている内容を必ず理解するようにしましょう。
物理の公式の意味をイメージできていなければ、問題を解くことは難しくなります。
また、「まとめ」に書かれている内容は、問題を解く上で必要になるポイントが書かれているので、必ずここは暗記するようにしてください。
公式を理解して、ポイントを暗記することができたら、問題演習へ進んでください。
問題演習では、はじめからすべてを解ける必要はありませんが、解説をしっかりと読んで、2回目以降に取りかかるときには必ず解けるようになることを意識しておいてください。
【『橋元の物理基礎をはじめからていねいに』の注意点】
導入部分の説明を読んでも理解できないのに、そのまま問題演習に進むということは必ずしないようにしましょう。
わからない場合には、しっかりと考えてください。
この考えるという作業を飛ばしてしまうと、本質的な理解ができないままになってしまい、解けるときと解けないときでムラができてしまいます。
必ず、説明を理解してから問題を解くという段階を踏むようにしてください。