生物 [生物基礎・生物] 基礎問題精講の効果的な使い方
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[生物 [生物基礎・生物] 基礎問題精講の概要と使用目的]
使用目的は過去問演習をする前の最終の演習をすることです。
使用期間は3カ月程度です。
題名に基礎とありますが実際その難度は理系標準問題集・生物のB問題レベルかそれより上で、標準~やや難レベルの問題で構成されています。
よって、必ず「理系標準問題集・生物」が終わった後に使用しましょう。
この問題集を完璧にこなせば、一部の超難関校以外のほとんどの大学で過去問演習でもある程度点数を取れる力がつきます。
そもそも生物の効率的な勉強法について知らないという人はこちらをクリックして確認するようにして下さい。
[生物 [生物基礎・生物] 基礎問題精講の具体的な内容]
本書は、10章31項目で構成されているので、学習の進み具合に応じて解く問題を選ぶことができます。
また、問題構成は、「必修基礎問・実戦基礎問」と「演習問題」の2部構成になっているため、基礎学力を補いながら、実戦力もつけることができるというメリットがあります。
設問タイプも選択・記述、計算など幅広くバリエーションに富んでいます。
演習はもちろん、精講とpointの内容を理解して暗記することが大切です。
関関同立受験で生物を使用する受験生は必ず使用すべきアウトプット系参考書です。
[生物 [生物基礎・生物] 基礎問題精講の使い方]
① 問題を解く
② 解説をしっかりと読む。
③ 出来なかった問題がなぜ出来なかったのかを分析する。
④ 時間に余裕があれば、出来なかった問題の類題を別の参考書で解いてみる。
[生物 [生物基礎・生物] 基礎問題精講の注意点]
上記、[生物 [生物基礎・生物] 基礎問題精講の使用法]の②~④に注意点があるので、以下に列挙します。
② 当たり前のことですが、答え合わせをしてその答えを覚えたところで何の意味もありません。
普段の学習では、プロセス(過程)が大切です。
必ず次に同じテーマの問題が出てきたときに正解できるようになるためにも、解説をしっかり読みましょう。
③ 出来なかった問題に出会ったとき、ただなんとなく答えを見て理解するのではなく、間違えた理由を考えてみましょう。
間違える理由は2つにわかれます。
1つ目はインプットで得たはずの基礎知識を忘れてしまっていること。
2つ目は単に基礎知識を使いこなすことが出来なかったこと。
分析した結果2つめの理由で問題が解けなかったと判断した場合は、理系標準問題集B問題で学んだ問題文の読み取り方をもう一度復習してください。
また、1つ目の理由で問題が解けていないと判断した場合は、解説を読み、解法を覚えるだけでなく、必ずもう1度インプット参考書の該当範囲の部分を復習しましょう。
面倒に思って知識が抜けていてもインプットの参考書に戻らない人が多いですが、このインプット参考書の復習をするかどうかで今後の成績の伸び方が変わってくると言っても過言ではありません。
④ 上記の正しい勉強法で学習すれば、生物もやはり最後は演習量に比例して、成績も上がっていきます。ただ問題をやみくもに解きまくるのは良くありませんが、時間が許す限り、できるだけ多くの問題を解き、実戦力を養いましょう。