【ナビゲーター世界史B】特徴・使い方・勉強法

更新日: (公開日: WORLD-HISTORY

ナビゲーター世界史Bの概要と使用目的

分類 通史・インプット教材
使用時期 受験初期~入試本番
対象レベル 高校基礎~私大難関
オススメ度 ★★★★☆

世界史受験の王道参考書!!
教科書が難しいと感じたらまずはこの参考書で流れを抑えるのがオススメ!
教科書の無機質な文よりも口語的に出来事を関連して覚えることができる。
*4巻構成
ナビゲーター世界史は受験科目で世界史を使う受験生が最初に覚えてほしい登竜門的な参考書とされていますが
解説が詳しすぎて、全部で4冊1000ページもあることで、世界史初心者は挫折してしまいがちの参考書となります。
世界史では歴史の流れと因果関係を理解していく事が何より重要で、実際のところそこまでやらないと正誤問題などの回答率は上がりません。
世界史の勉強時間を十分に費やせる高校1~2年生や浪人生が学校の授業などと並行させながら
ナビゲーター世界史の勉強もしていくのは非常に効果的ですが
高校3年生になって本格的に世界史を勉強しようという受験生がこの参考書を使うと語句の暗記ばかりに注意が行ってしまい
肝心の流れや因果関係を理解できないまま演習に入ってしまう事になります。
そうした事を避ける為にマナビズムではまずは、「時代と流れで覚える!世界史B用語」という参考書を使って、

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流れと因果関係を理解し、ナビゲーター世界史に関しては分かりにくい部分などの補助的な使い方で勉強するように指導しています。

ナビゲーター世界史の内容


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ナビゲーター世界史は講義と穴埋め問題の問題集がセットになっていて
この参考書をインプットの軸に使う受験生であれば、基本的に問題集の方を完璧にしていく形になります。
情報の網羅性は非常に高く、全てをインプットする事が出来れば、他の受験生と大きな差を付ける事が出来ます。
図説や地図も豊富で内容の説明に関してもかなり詳細に書かれてあります。
高校2年生や高校3年生から世界史の勉強を開始して、ナビゲーター世界史を使うのであれば2~3か月の間には問題集は完璧にしたいところです。
「1」は先史からヨーロッパまで
「2」は古代から18世紀までの東アジア、東南アジアと諸地域のイスラーム化までの西アジア地域
「3」は大航海時代から19世紀まで
「4」は帝国主義時代から現代を扱っている。
問題集のレベルはセンター試験レベルとなっています。
ナビゲーター世界史でインプットした後は、「世界史B一問一答」や志望校の過去問などで演習をしていく形になりますが
その際にナビゲーター世界史に書いていない情報があれば、付属の問題集にどんどん書き込んで情報の一元化をしていきましょう。

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ナビゲーター世界史Bの特徴

  • 口語口調なので教科書よりもとっつきやすく感じる人が多い
  • 全部で4冊(1冊あたり250ページ程度)構成
  • 世界史初心者に人気、かつ網羅性も高いので関関同立、GMARCHの問題にも十分な対応ができる
  • 巻末に別冊で穴埋め形式のまとめ問題も付属しているので、通史の確認も補える点

この参考書は基礎レベルから書かれているうえ、センター試験や中堅私大
難関私大レベルまでの用語はほとんど収録されているのでとても万能な参考書だと言えます。
世界史で最も重要なことは“世界史の流れを理解すること“です。
世界史の流れとは「だれがどのような経緯で何をしたのか」というような歴史の因果関係を把握することです。
単純暗記はすぐに抜けてしまうので、世界史においてその単語だけ覚えていても意味がありません。
その点でまずは教科書や子のナビゲーターなどで通史をおこない、ある程度の流れを抑える必要があります。

ナビゲーター世界史の使い方

ここで紹介するナビゲーター世界史の使い方は世界史の勉強時間に十分な時間を費やせる高校1~2年生や浪人生にお勧めする使い方です。
世界史を使う受験生に「まずナビゲーターを読め」というのが定番のアドバイスですが、時期ごとの使いかたには注意が必要です。
1.流れを意識して素早く1周する(1周目)
その際用語などにチェックを入れる必要はありません。
まずは流れを意識しながら、素早く4冊全てを通読して下さい。
用語を覚えよう覚えようとしてしまうと、途中で挫折してしまう恐れがあります。
何よりも全体の流れを理解する事に重点を置いて、サッと読み進めましょう。
その際、各章の「ココがポイント」を必ず読んでください。
2.本文中の用語を暗記しながら、通読する(2~4周目)
用語は人名、戦争名、条約名、年号などにチェックを入れてください。
この際、各章が終わるごとに、別冊のポイントチェックを使って、語句が暗記できているかチェックしていきましょう。
このプロセスを2~3周行い、わからない語句を潰していきます。
3.戦争や事件の因果にチェックを入れながら1周する。
覚えきれていない語句を潰しながら、文中の史実の因果が書いてある部分をチェックしていきましょう。
4.因果のチェックを意識して2~3周する。
この段階まで来れば、用語の意味はある程度理解できているはずなので、そこまで意識して読む必要はありません。
文中にチェックを入れた因果の分部だけの反復学習になるので、一周の速度はどんどん上がっていきます。
5.今までチェックしてきた情報が完璧になるまで読む
ナビゲーター世界史を完璧にするためには最低でも10周は必要だと言われています。
ナビゲーター世界史をインプット用の参考書に選んだ受験生は覚えきるのにかなりの労力が必要になりますが
完璧に覚えることが出来れば、ナビゲーター世界史⇒問題演習という形で勉強を進めていけば
難関大学も含めて受験に必要な知識はカバーできます。
受験本番までに何よりも多くの回数をまわしていくという意識の元、勉強を進めて下さい。
高校3年生から本格的に世界史の勉強を始めるという受験生は、「時代と流れのつかめる用語問題集」をすすめます。

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使って、ナビゲーター世界史に関しては「わからない部分を重点的に補う」補助的な役割で使ってください。
ナビゲーター世界史を全部読むのはかなり時間がかかります。
何周もこなしていくとどんどん覚えている量が増えていくので、わからない部分だけ読むなどメリハリをつけて読んでいきましょう。
一日一章では通読に時間がかかりすぎるので、最低でも3章はこなすようにしましょう。

並行して取り組みたい参考書

ナビゲーター世界史と並行して取り組みたい参考書について紹介します。
オススメ参考書は「世界史B一問一答完全版」です。

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次に取り組む参考書

関関同立・GMARCHなどの私大難関レベルまで対応できるので基本的にはこのナビゲーター世界史Bをマスターすれば世界史に関しては余裕をもって受験に臨めるでしょう。
ナビゲーターはインプット教材なので「HISTORIA[ヒストリア]世界史B精選問題集」などの問題集と並行すればさらに良い効果が期待できます。

「HISTORIA[ヒストリア]世界史B精選問題集」
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ナビゲーター世界史Bでインプットをした後は、世界史B一問一答」やヒストリア、志望校の過去問などで演習を繰り返していく事になります。
その中でナビゲーター世界史には載っていない内容が出てきたら情報の一元化が必要になります。
情報の一元化とは本番まで回す参考書を1冊決めてそこに載っていない情報が出てきたら
決めた一冊に書き込んで情報元を統一させていく作業です。
暗記科目において情報の一元化をすることで飛躍的に成績を伸ばす事が出来るマナビズム秘伝の勉強法になります。
ナビゲーター世界史を一元化する場合は講義部分や問題集部分にどんどん書き込んでいきましょう。
参考書は現在の自分の実力や志望校に応じて正しいタイミングに正しいものを選ばなければ成績はあがりません。
「正しい参考書の選び方が出来ているか不安!」という方は以下の記事を参考にしてください。
【合格者は知っている!】失敗しない参考書の選び方・使い方

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