1日20分の英語長文の効果的な使い方
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1日20分の英語長文
1日20分の英語長文の概要と使用目的
大学受験の英語において、配点や量、難易度などから見ても一番の敵と言えるのは「英語長文」でしょう。
英語長文がきっかけで英語に苦手意識が生まれた受験生も多いと思います。
この参考書シリーズはそういった苦手意識のある人から、難関大学志望者まで幅広く活用できる参考書になっています。
この参考書はそういった苦手意識のある人でも、一冊完璧に読解できるものになっています。
この参考書を一冊完璧にすることで、基礎的な読解力はもちろん、英文法や、英文解釈などの力もつきます。
1日20分の英語長文の具体的な内容
扱っている英文は300語から400語程度のやや簡単なものから標準的なもので、計15題で構成されています。
文章の質と量から、あまり英語を読めるという実感がない人でも取り組みやすくなっています。
偏差値でいうと、50前後の人には最適でしょう。
さらに、問題だけではなく、解説も段落ごとに記載されています。
また同出版社から「やっておきたい英語長文300」というものがあります。
それほど大差はありませんが、そちらのほうがやや簡単な内容になっています。
「やっておきたい英語長文500」に入る前に使用する、または書店などで見比べるのも良いでしょう。
1日20分の英語長文の使い方
1.長文を読解し、設問を解く
タイトル通り、制限時間は基本20分です。
最初はそこまで厳密に制限時間を意識する必要はありませんが、最終的にはその時間内に読解できなければいけない文章ということなので、少しずつ意識していきましょう。
また文章によっては何度も読むのに詰まるとは思いますが、可能な限り考えましょう。
それでも理解できない場合は必ず、線を引く、印をいれるなどのチェックをしましょう。
「自分が理解していない部分」を理解し、改善していかなければ、力は伸びず、ただ参考書1冊を読んだだけになります。
2.丸つけと解答解説を熟読、自分の苦手箇所を特定する
自分の解答と解説を比べ、間違っていれば、何ができていなかったのかをまず把握しましょう。
ここで大事なことは、設問の丸つけも重要ですが、設問を間違えた多くの原因は、「問題文を読解できていない箇所がある」ということです。
設問の丸つけ、理解ができれば、問題文中のどこを理解していなかったのか、または勘違いしてしまっていたのかを必ず把握するようにしましょう。
3.復習
手順2で特定した苦手箇所、また問題文中で理解、勘違いしていた箇所を復習しましょう。
なぜそこを間違ってしまったのか、その原因は人それぞれです。
単語力不足の人は、単語の勉強を、文法を理解してなかった人は文法に力を入れるようにしましょう。
この参考書は英語長文に苦手意識がある人でも復習を積めば1冊を完璧にできる参考書です。
詰まる部分もあると思いますが、必ず原因を調べる、復習することを忘れないで行うようにしましょう。