極める古文シリーズの効果的な使い方
更新日: (公開日: ) CLASSICAL
極める古文シリーズ
極める古文シリーズの概要と使用目的
受験後期に使う問題演習型の参考書が今回紹介する「極める古文シリーズ]です。
この参考書はその名の通り、シリーズとなっていて1が基礎・必修編、2がセンター試験編、3が中堅~上位大学、4が上位~難関大突破編となっています。
この「極める古文シリーズ」は基本問題からスタートして徐々にレベルを上げていく階段形式です。
この参考書を始めるときはまず、今自分の学力がどれくらいなのかということをしっかりと見極めて、自分に合ったレベルからスタートするようにしましょう。
それに、著者である板野先生の音声講義が無料でついているので、ペース配分や細かいフォローもバッチリです。
とにかく、この参考書で古文読解の基礎力を身につけ、センター試験志望者は「極める古文2 センター試験編」に進むようにしましょう。
センター試験が特に必要のない人は「極める古文3 中堅~上位大学編」にしましょう。
極める古文シリーズの具体的な内容
この参考書で目指すことは、古文読解の基礎となる「単語力」・「文法力」・「解釈力」を中心にマスターしていってもらいます。
どんな勉強もまずは基礎を固めなければ、次のステップにいくことはできないので、古文が苦手な人や読解に苦しんでいる人は「極める古文1」からやるのがおすすめです。
センター試験が必要な人は必ず「極める古文2」をやるようにしてください。
センター特有の問題に慣れることができるからです。
基礎力がある程度固まっている、そして関関同立以上の大学を目指す人であれば「極める古文3」からやるようにしてください。
古文がとても得意で、基礎も完璧にできる人は「極める古文4」をやるようにしましょう。
内容はかなり難しいので、いきなりこのレベルからやる人は心して挑むようにお願いします。
極める古文シリーズの使い方
使い方については上記のものとあまり変わりません。
使用時期に関しては、古文単語・古典文法・古典常識がある程度頭に入っている状態、つまり受験後期がいいでしょう。
もちろん、受験初期に単語力などが完璧な場合は、繰り上げて受験中期にやるのもいいでしょう。
極める古文シリーズの注意点
先に、この参考書のメリットからふれると、「極める古文」はシリーズ化されているということです。
これにより、今の自分に合ったレベルの参考書が選べるので、参考書を間違えることがなく、効率の良い勉強ができます。
逆に言えば、注意点としては、見栄を張らず自分に合ったレベルから始めるようにしましょう。