入試に出る古文単語300の効果的な使い方
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入試に出る古文単語300
入試に出る古文単語300の概要と使用目的
この「入試に出る古文単語300」は古文読解に必要な単語を300に厳選し、それらを現在では使わない語、対で覚える語など、各単語の性格ごとに体系的に分類することで知識の定着を図っています。
そして、それぞれの単語に丁寧な語義解説を加えると共に、語義の数に応じて代表的な古文から例文を作成しています。
さらに、今回の三訂版では、敬語表現の働きの説明に新敬語法を採用するなど、新機軸を導入してくれました。
この参考書を使って、入試に出やすい古文単語を効率よく勉強していくようにしてください。
入試に出る古文単語300の具体的な内容
この参考書の目次としては、
1.現代語と意味が違っていた語70
2.現在は使われなくなった語80
3.イメージで覚える語40
4.セットにして覚える語50
5.敬語に使われた語30
6.よく用いられた慣用句30 という構成になっています。
使用時期に関しては、受験初期から受験本番まで一年通して使って完璧に覚えるようにしてください。
本書のレベル的には基礎レベルから応用レベルまで幅広く対応しています。
対象者は古文を勉強し始めた人やセンターでしか古文を使わない人が使うようにしてください。
入試に出る古文単語300の使い方
1.何度も繰り返し見て覚える
古文単語はもちろん、英単語などのインプット系の勉強法はまず見る回数を増やすことです。
例えば、アップルという単語を聞いてすぐにりんごと答えられますよね?
これは日常生活の中で何回もアップルという単語を目にしたり、耳にしたりすることで自然に覚えています。
これと単語を覚えることは一緒です。
何回も何回も古文単語を見て、しっかりと覚えていくようにしましょう。
2.多義語を覚える
単語には一義語と多義語があります。
一週目に一義語を覚えて、二週目に多義語を覚えていくようにしましょう。
多義語を知っていればいるほど、受験において有利に働くのでぜひ覚えていきましょう。
入試に出る古文単語300の注意点
この参考書はタイトルのように単語の収録数が300しかありません。
大学古文入試で必要とされる古文単語の数は約600語です。
つまり、この参考書だけでは覚える数が少ないのでこの参考書を早めに完璧にして「FORMULA 600」という古文単語帳に移るようにしてください。