短期攻略センター生物Ⅰの効果的な使い方
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短期攻略センター生物Ⅰ (駿台受験シリーズ)の効果的な使い方
概要と使用目的
短期攻略センター生物Ⅰ (駿台受験シリーズ)の使用目的は、インプットが終わって、本格的なアウトプットの勉強に入る前に、基礎的なアウトプットの練習を積むことです。
インプットが終わってからすぐに本格的な演習系問題集を使ってのアウトプットに入ってしまうと、思うように問題が解けず、挫折してしまう可能性が非常に高くなります。
よって、必ずインプットの学習と本格的なアウトプットの学習の間に本参考書で、比較的初歩的なアウトプットの学習をしましょう。
本参考書は自己採点をすることができ、目安として70%以上を安定して取ることができるようになれば、「大学入試センター試験実戦問題集(大学入試完全対策シリーズ)」などの参考書で本格的なアウトプットに進みましょう。
また、点数が40%を切ってしまう、もしくは基礎に不安がある場合は、必ずインプット系参考書(「みんなのセンター教科書 生物Ⅰ」)でインプットを完成させてから、この参考書に取り組むようにしましょう。
具体的な内容
センター形式の参考書は大きく分けて2パターンあります。
分野別に問題を配列したものとセンター試験本番と同じ形式のものです。
本書は前者の参考書で、「苦手分野に絞り、集中的に演習することができる」というメリットがあります。
問題数は演習系参考書としては多すぎず、1日3問ペースで解いていけば、約1カ月で完成させることが可能です。
最低受験までに2回、出来れば3回は解きましょう。
短期間で生物基礎の「苦手意識がある」単元を集中特訓するための最適な問題集ということができます。
使用法
① 問題を解く
② 解説をしっかりと読む。
③ 出来なかった問題がなぜ出来なかったのかを分析する。
上記、使用法の③に注意点があるので、以下に列挙します。
③ 解けなかった問題に関しては必ず、間違えた理由を考えてみましょう。
間違える理由は2つにわかれます。
1つ目はインプットで得たはずの基礎知識を忘れてしまっていること。
2つ目は単に基礎知識を使いこなすことが出来なかったこと。
分析した結果2つめの理由で問題が解けなかったと判断した場合は、問題文の読み取り方を中心に問題の解説を読むように心がけましょう。
また、1つ目の理由で問題が解けていないと判断した場合は、解説を読み、解法を覚えるだけでなく、必ずもう1度インプット参考書の該当範囲の部分を復習しましょう。