荒巻の新世界史の見取り図の使い方

更新日: (公開日: WORLD-HISTORY

荒巻の新世界史の見取り図の効果的な使い方

 
荒巻の新世界史の見取り図
 

「荒巻の新世界史の見取り図の概要と使用目的」

 
この参考書は関関同立、産近甲龍志望の世界史選択者が主な対象者となります。
難易度は三回読めば誰でも理解ができると言われているほど非常にやさしく、特にこれまで全く世界史を勉強してこなかった、世界史を勉強しているが苦手でよくわからないという方にはもってこいの一冊です。
知識の網羅性に関しては少し心もとなさを覚えるため、比較的レベルの高い実力をつける世界史100題や主に単語を詰め込む際に使用する書き込み教科書詳説世界史の前に世界史の流れを理解するために使用することをオススメします。
 

[荒巻の新世界史の見取り図の具体的な内容]

 
上記にもある通り難易度は非常に分かりやすく、易しいものになっています。
なぜならこの参考書は、歴史的出来事をただ単に羅列するだけではなく、それがどうして起きたかの詳しい理由や前後関係の説明に特に力を入れているからです。さらに地図の記載量が多く、いちいち資料集などで確認する必要がなく、さくさく進める事もいい点です。
世界史全体を上・中・下の3巻に分けて丁寧かつ詳しく解説していくものであり、上巻は世界史の始めから13世紀までの全地域をカバーしており、中巻は13~19世紀の全地域を、下巻は19世紀末から最後までをカバーしています。
上・中・下全て揃えてしまうのが一般的ですが、自身の苦手な範囲だけを購入して使い込んでいくといったことも可能です。
個々の世界史の歴史事象のつながりを重視して扱っており、解説もその点を踏まえたものが多いため、世界史という教科全体に興味がある人もこの参考書を使用することで多くのことを学べるでしょう。
 

[荒巻の新世界史の見取り図の使い方]

 
世界史の知識がゼロ、あるいはそれに近い人はこの参考書よりもまずはナビゲーター世界史や詳説世界史といった基本的な世界史の流れを学ぶための参考書を使用して知識の定着をはかってからでもよいでしょう。
もちろん、本書から始めてもよいですが、オーソドックスな世界史の参考書で得た知識をより深く理解して、きちんとしたインプットにつなげる方が効果的であるためです。
本書を使用して行く場合は、豊富な地図が記載されているため、資料集を用いていちいち地図を確認していく必要はありません。
また、全巻揃えて読み込んでいく方法とは別に、他の参考書を使用していく中で遭遇した分からない点や範囲の理解のために本書を使用していくのも一つの方法であります。
 
分かりやすいように丁寧に解説されているため、知らなかったりよく分からなかったりする歴史事象についての理解を助けてくれます。
 

[荒巻の新世界史の見取り図の注意点]

 
内容が薄い点や、情報量的に不安の残る部分も散見されるため、世界史で高得点を狙う人は一問一答世界史用語問題集などの問題集と併用するか、時代と流れのつかめる用語問題集世界史Bの解説書としてしようしていくなど本書だけに頼らず学習を進めていくべきです。
また3巻に分割されているため、一通り世界史の知識を確認することが面倒になってしまう点にも問題があります。
やはり、歴史事象のつながりを意識して構成されているので、世界史の学習を始めたばかりの人には難しく感じられるかもしれない点にも注意が必要です。
本書が合う・合わないといったことに関しては、個人差があると思われますので、一度自らの目で確認しておくべきです。
 

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