菅野の日本史必出史料の効果的な使い方

更新日: (公開日: JAPANESE-HISTORY

菅野の日本史必出史料の効果的な使い方

菅野の日本史必出史料

[菅野の日本史必出史料の概要と使用目的]

 
この参考書はテーマごとの頻出史料と大学受験で狙われやすい設問と解答解説に加え、章末に応用問題がならべられており、掲載されている設問数も多く、中に載っている内容のレベルとしても関関同立やMARCHなどの難関私大、国立二次で日本史を受験し史料問題対策をしたい受験生におすすめの日本史史料問題集です。
また、ある程度日本史のインプットができている受験生には史料問題に関連して同時に重要事項の再確認もできますがこの参考書はインプットよりも、自分の覚えた知識を正しく引き出せるかの練習であるアウトプット寄りの一冊ですのでまだ日本史用語のインプットが固まっていない、史料問題対策としてまずは口語訳など見ながらインプットをしたいと思っている受験生の場合はほかのインプット系の参考書に取り組んでからこの参考書に取り組むことをオススメします。
 
とにかく量が多く、これ一冊で史料問題対策は完璧と思われます。
 
それどころか、史料問題に関連して、重要事項を再確認できるのが良かったです。
ある程度基礎力(教科書の太字はほぼ完璧)のついた受験生が
実力を伸ばすのにも使えます。
 

[菅野の日本史必出史料の具体的な内容]

 
原始〜現代まで、それぞれの大学受験で狙われやすい重要史料150テーマをピックアップしており、入試で必ず狙われるポイントを各史料に一問一答の問題形式でチェックできるようになっています。
また、解法のポイントを示した「集中ゼミ」、問題を解く際の注意点をあげた「Vコーチ」、学習の際の重要なポイントをまとめた「ココを覚える」など収録されており、日本史の学力向上を促すネタが多く仕掛けられています。
 

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[菅野の日本史必出史料の使い方]

 
この参考書の使い方はある程度の日本史の用語のインプットが固まっていることが前提となります。

  1. まずは史料に目を通しこの史料の時代背景や言いたかったことなど口語訳を交えながら理解を深めていきます。
  2. さらに余裕があれば史料の文章暗記、全文はいかなくとも史料中の重要語句を暗記します。
  3. 次にその史料の最後にある演習問題を解き、丸付け、間違った箇所の解き直しをします。

おそらくこの参考書に取りかかっている時期は入試前なので、ペースに個人差はありますが1日5〜10題、で半月から1ヶ月で終わらせると良いでしょう。
 

[菅野の日本史必出史料の注意点]

 
この参考書に取りかかるにはある程度の日本史の用語のインプットが固まっていることが前提となります。なぜなら、史料問題は日本史の勉強すべき優先順位としてまず日本史の流れを理解しその事件が起きた時代背景などを把握します、次に人名や事件名などの用語のインプットに取りかかり、その次にやっと資料集や史料集の勉強に取りかかり、演習問題などでアウトプットをしていく。という流れになります。
いくら史料の知識が完璧でも出題される割合の大きい用語を覚えていなければ大学入試で高得点は望めないからです。

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