大岩のいちばんはじめの英文法【英語長文編】の効果的な使い方
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1.大岩のいちばんはじめの英文法【英語長文編】の概要と使用目的
本書は大岩のいちばんはじめの英文法の英語長文版です。
英語がものすごく苦手で、英語長文自体どう勉強したらいいだろうかと悩んでる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方でも長文をやり始めるのに最適な問題集がこの参考書です。
全ての長文に英文の構造を解説してあるので、英文解釈もそんなに勉強していなくても無理なく勉強できます。
使用時期は受験勉強を始めたての時期で、高校1・2年生でも使える内容になっています。
2.大岩のいちばんはじめの英文法 【英語長文編】の具体的内容
最初のPART1は、英文読解(英文解釈)に絶対必要な英文法をピックアップして解説してあります。
一番初めに必要な品詞と文型、長い文に絶対絡んでくる接続詞、そして盲点となりやすい時制を中心に扱ってます。
PART2・3は長文読解で、PART2は練習問題、PART3は実践問題と構成されているので、徐々に段階を踏んだ学習ができるようになっています。
各長文の解説では、全文にS/V/O/Cの英文構造が載っているので、長文に慣れながら英文解釈の勉強ができます。
3.大岩のいちばんはじめの英文法 【英語長文編】の使い方
1.PART1を通読する。
→この部分は英文読解で重要なところでもあるので、PART2以降に進んでも何回も戻って確認してください。一回読んで大丈夫ならそれでオッケーです。
2.PART2以降は問題を解く。
読んだ長文を一文一文正確に理解できているかを確認。
→問題の解答解説を見る前に、長文の文構造を見て、自分が読めていない、またはS/V/O/Cがわかっていない英文を必ずマーカーか印をつけて、後からでもすぐ復習ができるようにしてください。
その部分でわからなかった文法や語句はちゃんと調べること。
3.問題の解答解説を見る。
→解けた問題でもたまたまできたじゃダメです。ちゃんと解答と自分の答え方とどう違うのかを見比べて、次からどうしたら正解にたどり着けるかの解答の理由をしっかり見てください。
これをちゃんとやっている人とやっていない人とでは雲梯の差になります。
4.復習する
→ちゃんと解けなかった問題やチェックをいれた英文を確認してください。
PART1は2日で読んでしまって、PART2と3は1日に1題のペースで合計14日で終わります。長文を1日2題やって、8日で速く終わらせるのもいいでしょう。
4.大岩のいちばんはじめの英文法【英語長文編】の注意点
文法自体が超苦手な人は「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎英文法編】―大学受験英語 (東進ブックス 名人の授業)」から始めて、次に「英文読解入門基本はここだ!―代々木ゼミ方式 改訂版」をやってからこの参考書をやった方がやりやすいです。
文法は大丈夫ならこの基本はここだ!から始めてください。
この参考書を完成させたら、「英語長文ハイパートレーニングレベル2 センターレベル編」を使って長文をどんどん解いてレベルアップを目指しましょう!
また、この同シリーズの「英語長文ハイパートレーニングレベル1 超基礎編」のレベルはこの参考書と同じレベルなので、飛ばしてもらってもかまいません。
「英語長文ハイパートレーニング」は関関同立専門塾マナビズムのおススメ参考書でもあります。