入試現代文へのアクセス基本編-発展編-完成編の効果的な使い方

更新日: (公開日: JAPANESE

[入試現代文へのアクセス基本編の概要と使用目的]

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この参考書は比較的簡単な問題が多いのでインプットからアウトプットの練習に最適です。
現代文のインプットとは正しい読み方の勉強と頻出キーワードの勉強です。
インプットの勉強をまだしていないという受験生は「現代文の解法」「キーワード読解」を使って勉強してからこの参考書に入ってください。
この参考書は本文解説がしっかりされているので、自分の読みとのズレを確認することができます。
設問の解説を読んで終わりではなく、本文そのものをきちんと読めていたのかというところまで確認しましょう。
 
 
 
 

[入試現代文へのアクセス基本編の具体的な内容]

この本の良いところは本文の解説です。
その文章の段落ごとのまとめや全体の要約、対比関係の図など本文の解説が充実しています。
解答の解説もきちんとされているので根拠を持って解答を選ぶことができるようになるでしょう。
ただし、この参考書には欠点があります。
「読み方」そのものに関してはそこまで詳しく掘り下げられていないという点です。
読解の基本として例題が4問ありますが、これを解いて解説を読んだとしてもまだまだです。
きちんとした「読み方」を知らないまま、この参考書を使ってもあまり効果はないでしょう。
この参考書を「インプット」の項目ではなく「インプット→アウトプット」の項目で紹介しているのはこういった理由があるためです。
問題数も今まで使っていた参考書に比べて多く、インプットのところで学習した「読み方」を演習の中で実践していくのにはピッタリな一冊です。
 
 
 

[入試現代文へのアクセス基本編の使い方]

  • 1.最初の例題は各テーマを意識しながら解く(例えば例題Aなら「対比」を意識)。
  • 2.各問題を解く。いつも通り設問は問題文を読み終えてから取りかかる。
  • 3.解き終わったら設問の解説を読む前に問題文のすぐ後にある本文解説を読み、自分の読みが間違っていなかったか確認する。このとき「現代文のキーワード」という入試現代文で頻出のキーワードの説明もしっかり読む。
  • 4.本文解説を読み終わったら設問の解説を読む。
  • 5.もししっかり本文を読めていなければ今まで使ってきた参考書に戻って読み方を再確認する。

 
 

[入試現代文のアクセス基本編の注意点]

やはりここでも大切なのは、「自分の読みが正しかったか」ということです。
自分の勝手な思い込みで選択肢を本文の根拠なく切ってしまったりしてはいけません。
この問題集を終えるころには基本はかなり定着してきているはずです。
問題を解いていてあまり内容を読めていないと感じたときはインプットの2冊や『船口のゼロから読み解く最強の現代文』に戻って、もう1度「正しい読み方」を思い出しましょう。
『現代文 キーワード読解』も平行して進めることを忘れないようにしてください。
 
 

[入試現代文のアクセス発展編・完成編の概要と使用目的]51BZD-VHZiL._SY344_BO1,204,203,200_

基本編同様やはり本文、設問それぞれに詳しい解説があります。
自分の読みが正しかったのかを確認する上でこれは非常に大切なポイントです。
解答を丸付けして終わり、といった効率の悪い勉強はしないように注意しましょう。
 
 
 
 

[入試現代文のアクセス発展編・完成編の具体的な内容]51d6vWeGK9L._SY344_BO1,204,203,200_

本文はやはり発展編ということもあり基本編よりも難しくなっています。
きちんとした読解が必要になるでしょう。
ただ設問に関してはそこまで難解なものは出題されていないので、主に「難しい文章に出会ったときに本文を理解するためにどうアプローチしていくのか」ということを訓練するのが目的となります。
今まで自分が学習してきた読み方がしっかり身に付いているかの最終確認です。
この参考書を終えてからはどんどん過去問にアタックしていきます。
 
 
 

[入試現代文のアクセス発展編・完成編の使い方]

  • 1.制限時間内(約30分。『現代文のトレーニング』の制限時間を目安に自分で設定する)に解く。
  • アウトプットまでは「必ず本文を先に読み終えてから設問に移る」という解き方だったが、制限時間があるため読んでいる途中で解けそうなところは解いていってもかまわない。
  • 2.解き終わったら本文解説を読み、自分の読解が正しかったのかを確認する。
  • 3.設問の解説を読み、答え合わせをする。

 
 

[入試現代文のアクセス発展編・完成編の注意点]

基本的な使い方は他の現代文の参考書とほとんど同じです。
しかし大きく変わる点が1つあります。
設問にとりかかるタイミングです。
今までは1貫して「本文を読み終えてから設問へ」という流れでやってきましたが、アウトプットの段階では解けそうなところはどんどん途中で解いてしまってもかまいません。
「制限時間」という縛りがあるためです。
今までは読むスピードに関して意識してきませんでしたが、アウトプットに入ってからはしっかり意識する必要があります。
難関大学の現代文の文章は長いので、どういった問題が素早く解くべきで、どういった問題に時間を割くことができるのかを考えなくてはなりません。
この参考書をやっているうちに、自分はこんな問題に時間がかかり、こんな問題ならある程度スピードを上げることができるということが分かってくるはずです。
ここに関しては人それぞれです。
自分の現代文を解く際のクセを見つけましょう。

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