【英語編】南山大学の入試対策・オススメ参考書

更新日: (公開日: NANZAN

概要

  • 試験時間:90分
  • 配点:100点or150点or200点(学部・日程により異なる)
  • 問題数:約65問
  • 形式:全てマーク形式
  • 構成:大問6題(国際系の学部以外)、大問4題(国際系の学部)

南山大学の英語の出題構成は国際系かそれ以外かで異なります。

・国際系の学部以外

  1. 文法・語彙
  2. 読解
  3. 読解
  4. 会話
  5. 誤り指摘
  6. 読解

・国際系の学部

  1. 文法・語彙
  2. 読解
  3. 読解
  4. リスニング

国際系の学部を志望する受験生はリスニング対策をする必要があります。一方で、それ以外の学部を目指す受験生は読解問題が3題も出題されるため、速読力が求められます。
後ほどオススメ参考書も紹介するので最後まで是非参考にして下さい。

入試傾向と受験対策

[1]文法・語彙(空欄補充)

4択の空欄補充型という、オーソドックスな出題形式です。
聞かれる内容も、基礎的な文法事項や、熟語、慣用表現であり、学校で配られる文法4択問題集を完成させていれば満点が狙えます。
熟語に関しては、1000語レベルの熟語帳を1冊仕上げるようにしましょう

[2][3][6]読解問題

読解問題は国際学部であれば2題、それ以外の学部であれば3題出題されますが、どの読解問題も出題傾向や解き方に差はないので、まとめて紹介します。

出題構成は空欄補充、同意語を選ぶ問題、内容一致で構成されます。
空欄補充は、「文脈で解くタイプ」と「イディオムなど語法で解くタイプ」がバランスよく出題されるので「精読力」と「語彙力」が必要になります。

内容一致は、しっかりと解釈ができていれば文意が分かり、選択肢を絞ることができます。ただ、本文の記述がそのまま書かれているわけではなく、内容が言い換えられているため、しっかりと選択肢が精読できなければ苦戦することになります。

また、南山大学の長文は内容・設問は、どちらかというと関関同立・MARCHに近く難易度が高いため、論理的な読解力も必要とされます。
総じて、単語、熟語、解釈力、論理的読解能力が満遍なく必要とされるので、しっかりと対策して臨むようにしましょう。

[4] 会話

会話の穴埋めという形式で、主に単語や熟語の知識で解けます。知識が入った上で、しっかりと前後の文章を精読し、解釈できていれば解ける基礎的なレベルの問題となっています。ただ、単語・熟語のレベルは若干高いため注意が必要です。

単語・熟語のインプット系の知識は抜け漏れなく優先的に勉強するようにしましょう。

[5] 文法・語法(誤り指摘)

リスニングが課せられない学科(国際系の学部以外)のみ出題されます。
他大学
ではあまり出題されない、特殊な設問のため、南山大学を志望する受験生は過去問や参考書で対策する必要があります。

聞かれている知識自体は文法や熟語、解釈を軸として品詞把握能力でとなっています。同じ誤り指摘の出題形式においては、早稲田や中央などに比べて、かなり簡単でかつ基礎的な内容になります。
ただ、出題形式の性質上、慣れていないと苦戦するため、苦手とする人は多いです。そのため、文法や熟語、解釈のインプットが終わった後に、本出題形式を扱った問題集で演習をしていく必要があります。

リスニング

国際系の学部のみ出題されます。
3つのパートに分かれており、短めの会話と設問を聞き取り選ぶ問題、長めの会話を聞き取り印刷された質問に答える問題、長めの会話や英文を聞いて、印刷された内容真偽に答える問題となっています。

約30分と長時間英語を聞く必要があり、内容も一度しか放送されないので、相当なリスニング能力が必要な設問となっています。
後ほど南山大学の形式に合わせたリスニング対策のオススメ参考書も紹介させて頂きます。

おすすめ参考書

英単語


「システム英単語」の使い方
システム英単語」購入ページ

2000語レベルの単語帳であれば十分なので『システム英単語』をオススメします。
南山大学は、出題される英文の質がMARCH・関関同立に近いため、学習する際は1~4章と多義語の全てをやりきるようにしましょう。

毎日固定して時間を取って音読し、日本語の意味が0.1秒で出てくる基準になるまでやり込み7月中には終わらせるようにしましょう。

英熟語


「速読英熟語」の使い方
速読英熟語」購入ページ

単語帳が終わった後に始めるようにしましょう。マナビズムでは『速読英熟語』をオススメします。

南山大学は時間内で処理する英文の量が多めではあるため、単語帳が終わった後に、長文の中で熟語を覚えるようにしましょう。
また、国際系の学部を志望する場合はリスニングが必要となるため、本書を利用した音読、更にはシャドーイングを通して、リスニング能力を向上させるように努めるようにしましょう。

英文法


すぐわかる英文法」購入ページ

南山の英文法対策にはインプット教材とアウトプット教科の両方が必要になります。インプットに関しては、参考書では『大学入試すぐわかる英文法』をオススメします。覚えるポイントも明確化されているため、説明の箇所で文法事項を理解した後に覚えていきましょう。

アウトプットは学校で配られる4択問題集を使いましょう。
解く際には、「解答根拠を意識し、他の選択肢がダメな理由」まで常に頭の中で説明しながら問題を解くようにしましょう。

もしランダム問題でアウトプットする際には、後述の『大学入試問題集 関正生の英文法ファイナル演習ポラリス [1 標準レベル] 』の空欄補充の箇所を演習することをオススメします。

解釈


読解のための英文法」の使い方!
読解のための英文法」購入ページ

長文で点数を安定させるためには、解釈は不可欠です。
オススメ参考書としては、『読解のための英文法』です。本書を利用し解釈のルールをインプットしましょう。

練習問題がついているため、習った知識を使えるか、同時にアウトプットしていってほしい。その際に、「常に何故、Sになるのか、何故Vになるのか」「何故この箇所は形容詞括弧になるのか」など、一つ一つに理由を持って解釈をするようにしましょう。


英文読解入門10題ドリル」購入ページ

肘井だと演習量が足りないので、並行して『英文読解入門10題ドリル』でアウトプットしていくと更に解釈力に磨きがかかり英語を得点源にすることが出来ます。

誤り指摘

先述のように特殊な設問であるため、文法や解釈のインプットが終わった後に参考書の演習に取り組みたい。


英文法ファイナル演習ポラリス」購入ページ

オススメの参考書は、『大学入試問題集 関正生の英文法ファイナル演習ポラリス [1 標準レベル] 』です。本書の中に誤り訂正の箇所があるため、そこで演習量をつむといよいでしょう。

本書をオススメする理由は、必要最低限の量が限定されており、かつ、違う出題形式の文法演習も本書1冊でこなせるからです。解いていく際には、「常に文章を精読すること」と「何故その箇所が誤りなのか」という理由を持つことを、必ず意識して取り組みましょう。

長文


The Rules1」購入ページ
The Rules2」購入ページ
特訓リーディング」購入ページ

解釈が終わった後に行いましょう。
ルートしておすすめなのは、『The Rules1』→『The Rules2』→『特訓リーディング』です。

やり方としては、まず時間を測って解き、丸付けをします。その際に、すぐに解説を見ず、何故自分の答えが間違いなのか、再度考えながら解き直すようにしましょう。

そこまで終わったら、解説を熟読し、自分が考え方があっているかどうか、全問確認します。間違った問題、できていない思考プロセスは、「次にどうやったらできるようになるか、を言語化」していくことで勉強の質がグッと上がります。

最後に、本参考書は全て音声がついているため、復習として音読をしましょう。
音読は、英語の語順で左から右に意味を取っている上で非常に効果的な勉強法であるので、音声を聞きながら一長文につき最低10回は音読するようにしよう。

リスニング

国際系の学部を受ける人は対策必須です。
リスニング力はすぐの向上しないため、シスタン2章と解釈が一通り終わった段階から毎日取り組むようにしましょう。

絶対にできる英語リスニング」購入ページ
全レベル問題集 英語リスニング1」購入ページ
全レベル問題集 英語リスニング2」購入ページ

オススメ参考書としては、『絶対にできる英語リスニング』→『全レベル問題集 英語リスニング1』→『全レベル問題集 英語リスニング2』です。
まず、『絶対にできる英語リスニング』で、リスニングの勉強の仕方や聞こえなければいけない音をインプットし、問題演習を進めてきます。

次に、復習として、ディクテーションとシャドーイングを行います。ディクテーションとは、聞いた英文をそのまま文字で書き出す作業であり、シャドーイングは流れてきた英文を少し後から口で再生していく勉強法を指します。

『全レベル問題集』も同様のやり方です。
上記の参考書は、全てこのディクテーションとシャドーイングの課題がついているため、問題を解くだけでなく、しっかり行っていってほしい。

過去問


南山大学の赤本」購入ページ

上記の参考書が全て仕上がったたら、過去問演習を進めていきましょう。

特に、南山大学は文章量が多いため、慣れていないと苦労します。そのため、必ず、試験時間-5分で時間を測って解き、間に合わなかった場合は、どこに時間がかかったか、何が原因で時間がかかったのか、次にどうしたらよいのか、を分析・言語化していくようにして下さい。

また、本来、上記の参考書を仕上がれていれば満点が狙える問題であるため、失点した部分も、何故間違えたのか、何が足りていないのか、次どうしたらいいかを、分析・言語化していくようにしよう。

以上が「南山大学の英語」の入試対策・オススメ参考書になります!
是非参考にして下さい。

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