【知らなきゃ損】関関同立の難化に関する最新情報を解説
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はじめに
本記事では「【知らなきゃ損】関関同立の難化に関する最新情報を解説」について紹介していきます。
関関同立の入試問題は難化しています
近年、関西の私立大学は全体的に難易度が上がってきています。その中でも特に関西大学と立命館大学の英語長文における難易度が特に上がっています。実際に過去問演習をする受験生も、昨年度の問題と10年前の問題の間で難易度の上昇を感じているようです。
受験生の中には、「問題の難易度が上がると合格最低点が低くなる傾向にあるのではないか?」と考える人も少なくないと思います。しかし近年、浪人志向の弱まり(浪人生の減少)によって関関同立を滑り止め・併願校として受験し、現役で進学する人の割合が高まっているため、合格最低点に大きな変化は見られなくなっています。
その他の大学の難易度は?
昔から唯一難易度が大きく変わらない大学として、関西学院大学があげられます。関西学院大学の入試問題は難問・奇問が少ないことで知られており、解きやすい問題が比較的多くなっています。同志社大学は数年に1度難化の傾向があることで知られています。そのため関西大学・立命館大学と同じように難化している大学の1つであるといえます。
科目ごとの難易度変化について
ここまで、関関同立の全体的な難化傾向について説明してきました。関西大学と立命館大学においては英語の長文問題が難しくなっているとお伝えしましたが、それよりも難易度の変化が大きいのは「関関同立全ての文系・理系数学」であると考えています。10年ほど前は、関西大学・関西学院大学はパターン暗記で戦える問題形式で、満点を狙えるレベルでした。しかし現在は数学においては全体的に思考力が問われる問題に変わってきています。また関西大学の古文においても、学校で習わない古文単語が出てきたり、文脈で判断しなければならなかったりするなど難化の傾向があるといえます。
難化している問題への対策は?
では、このような問題にはどのように対策していけばいいのでしょうか。例えば選択式の内容一致問題であれば、その大学の傾向を掴むことが重要です。過去問を分析すると、本文の内容と違うのは数字表現なのか、因果関係、目的、対比のすり替えなのかなど大学によって「一致しない回答」の傾向が見えてきます。特に同志社大学の問題は「選択肢を見ただけで疑うべき怪しいところ」が分かりやすいため、この傾向を掴むことができれば自ずと点数も上がってくると考えられます。解き方や考え方1つで点数が上がることがあるため、受験生はこれからの時期、今までの知識の復習と効率よく得点につなげるためのテクニックの習得
をバランスよく取り入れ、過去問演習を進めていくようにしましょう。
まとめ
今回は、関関同立の難化傾向について説明しました。受験生の志向が変化し、問題が難化しても合格最低点に大きな変化がないという状況を踏まえ、自分自身が志望校合格に必要な対策は何かを今一度考えてみてください!
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