【あなたも挑戦!】「三日坊主」を英語で言えますか!?
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上本町の難関私大専門塾
マナビズム 上本町校です!
普段、ゼミなどで英語の指導をしていると
英語力以前に日本語力の大切さを痛感します
関関同立の中でも英作文が出題されるケースは限られますが
英作文は英語のセンスだけでなく日本語のセンスも磨かれるように思います
- 言葉のセンスが問われる「ことわざ」の問題
「三日坊主」の意味を簡潔に英語で説明せよ
シンプルな問題ながら考えさせられます
実はこの問題、解けない人は英語以前の問題で解けません
日本語で「三日坊主」の意味を簡潔に説明できないため
当然英語でも間違った表現になってしまう人が多いです
実際、試しにこの問題を10人のビズマーに出題したところ
きちんと説明できたのはわずか1人でした
では、皆さんなら「三日坊主」を日本語でどのように説明しますか?
まずは「よくある間違い」の例を挙げます
「続けようと思ったことを3日間で諦めてしまう人のこと」
しかし「自分は三日坊主だ」と言うとき
「3日」という言葉にこだわっていないはずです
1日で終わっても三日坊主ですし、1週間で終わっても三日坊主と言える場合もあるかもしれません
「三日坊主」を言葉通りに解釈するなら「三日+坊主」なので
本当は「三日間で諦めてしまう男の子のこと」でなければなりません
- 「具体」から「抽象」を理解する
たとえば「三日」とか「坊主」は、具体例に過ぎません
辞書的な意味では「三日坊主」は3日でも坊主でなくても構いません
もしこの言葉が「三日+坊主」という意味なら
「三日がthree daysで+坊主はboyだから=three days boy」で正解になってしまいますが
そんなわけがありません
この問題はあくまでも「意味」を聞いているのであって
意味以外は答えなくても問題ありません
それなのに「三日坊主」の意味を質問され
短絡的に「3日」を答えに入れてしまう人が多いのがこの問題のポイントです
このような「具体的な例から抽象的なものを理解する」
というのは、日常生活の中でも実践している人としていない人がいます
たとえばAくんが「ポケモンが好きで、Apexが好きで、荒野行動も好きだ!」と言ったら
「じゃあAくんはゲームが好きなんだね」と理解できる人もいると思います
「Bくんは人にや優しくて、いつも気にかけてくれて、話しやすい」
と聞いたら、みなさんは「Bくんはいい人だ」と解釈して話す場合もあるでしょう
この2つの例は簡単ですが、例えば仕事や自分の勉強のタイミングで
しっかり自分の言葉で噛み砕いて抽象化している人は少ないかもしれません
でも、この抽象化を試されるのがこの問題というわけです
- 知識はあるのに問題が解けない
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先ほどの問題に戻ります
「三日坊主」は要するに「飽きっぽい」ことを指すと解釈できます
簡単に諦めてしまって、物事を継続的に続けるのが苦手な状態を指して
「三日坊主」と表現されています
日数について触れる必要はありません
もし強いて入れるなら「短期間で」というくらいでいいと思います
「3日」じゃなくていいわけです
事実、英語が得意な生徒にこの問題の答えを求めると
シンプルに以下のような回答をしていました
「give up easily(諦めやすい)」
「the person with no perseverance(忍耐力がない人)」
三日坊主の意味を抽出して「忍耐力のない」とか「諦めやすい」
と解釈した回答をしているわけです
「簡単すぎる」とのご意見も出るかもしれませんが
「簡潔に」と問題文に書いているため
これでも正解になる可能性が高いです
少なくとも「3日で飽きる」と書いている人よりも評価されることが想定されます
- 抽象化の能力は「一を聞いて十を知る」に通じる
この問題を通して受験生に聞きたかったのは
「具体的な例から抽象的な部分を抽出する能力の有無」だと考えられます
相手の話を聞いて、きちんと抽象化して理解できるかどうか
これを問う問題だったのです
この能力は「一を聞いて十を知る能力」と言っていいものだと思います
何か具体的な話を聞いて、そこから抽象的に膨らませて自分の糧にする
そういう能力だと言っていいでしょう
「ことわざは抽象化を求めるもの」です
たとえば「猿も木から落ちる」とは、猿が木から落ちることを語りたいわけではなく
「猿のような木登り上手の動物であっても、木から滑り落ちることがある」
ということを述べています
「犬も歩けば棒に当たる」は、犬が歩いていて棒に当たったことを指しているわけではなく
「じっとしていればいいのに、余計な行動をして災難にあってしまうことがあるから、余計なことはしないほうがいい」という意味になります
このように、ことわざは物事を抽象化して理解するのに最適な教材だと言えます
今回は三日坊主を「3日」と考えてはいけないという具体例から
勉強以前に「具体→抽象」の能力が必要だという抽象的な教訓を紹介させていただきました
少しでも参考になれば幸いです!
とはいうものの…
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