模試後にすべきこと〜実際の復習編〜

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こんにちは!

地域で難関私大への圧倒的合格率を誇る、関関同立専門塾マナビズム高槻校舎です!

今回は模試を受けた後の実際の復習方法に関してです!

みなさん、模試は受験していますか??
この時期になると、模試を受ける回数も増えてきますよね。
「なかなか点数が出ないよ。。。」
「全てE判定だったけど、本当に受かるのかな。。。」
こんな悩みがみなさん絶対にあると思います。
点数が出なかったり、判定がよくなかった時はやっぱり落ち込みますよね。
これまでの努力が全て無駄になったような感覚に陥るかもしれません。
しかし!
この記事を読んで、模試を上手く生かすことができれば、ここからの逆転合格も夢ではありません!
この記事では、
模試を受けた後の実際の復習方法
をお伝えしたいと思います!
模試を受けた後の受け止め方に関しては模試後にすべきこと〜マインド編〜で解説するのでこちらもぜひ参照してください!

模試を受けたけど、復習方法がわからないよ。。。という方は必見です!

模試を受けた後にやってはいけない復習方法

①解答の丸暗記を行う

「流石に解答の丸暗記はやってないよ(笑)」
と思ったあなた!
一度自分の復習方法を見直してみてください!
復習は次の日、3日後、一週間後に行っていますか??
解説授業をみて、その後に自分で解き直すという作業を行っていますか??
どちらかが抜けている人は、あくまでも解答を丸暗記しているにすぎません!!
次に生かすことができる解き方をインプットするということが復習です。
心当たりがあるひとは復習の仕方を見直してくださいね!

②原因の分析だけで終わっている

「今回は英文法ができてなかったことが原因で点を落としてしまったから英文法頑張ろう」
「数列が悪かったから、数列をやろう」
「単語が抜けてたから、単語をやろう」
実際に模試の感想を聞くと、このような言葉が返ってくることが多いです。
確かに、模試を受けると何が自分ができていなかったのかということが明確になりますよね。分野別に点数をグラフ化してくれる模試も最近では多いです。
しかし、復習において、本当に必要なことは、次に生かすことができるような復習をするということです。自分の苦手な点がわかったとしても、次にすべきことが決まっていないと全く意味のない復習になってしまいます。
原因を分析した後は必ず何をすべきなのかということを考えるようにしましょう!

実際の正しい復習の手順

次は正しい模試の復習方法についてです!
正しい復習のステップは、
①間違えた原因を具体的に分析する
②どうすれば初見で解くことができるのかを考える
③初見で解くことができるようにはどのような勉強をすべきか考える
です!
この方法を自分で踏むことができればとても良い復習ができていると言えるでしょう!
より具体的に説明するため、一問語彙問題を例に出して正しい復習方法を説明していきます!

The government will ask the nation to share the financial ___ by increasing taxes.

⑴burden ⑵burglar ⑶elimination ⑷estimate (2019立命館)

この答えは⑴のburdenですが、この問題を間違えたとしましょう!

 

①間違えた原因を具体的に分析する

まずは原因分析です!
今回間違えた理由として考えられるのは、
⑴本文(The government~)が訳せなかった
⑵選択肢の単語が訳せなかった
のどちらかの可能性が高いです。

今回は例なので、(2)の選択肢の単語が訳せなかったということが原因だったということを前提に進めていきます!
選択肢の単語が訳せなかったという原因がわかったので、まず、単語が暗記できているかどうかということを確認します。
システム英単語を参照すると、
⑴burden→758
⑵burglar→1834
⑶elimination→607
⑷estimate→81
に上記の単語が載っているということがわかります!
⑴⑷に関しては、すぐに単語が出てこなければ、単語の暗記に問題があります。覚えているつもりになっている可能性が高いです。
⑵に関しては、システム英単語のfinal stage、つまり難単語に分類される単語です。志望校によっては、完璧に覚えておく必要がありますね。
⑶のeliminationは、直接の意味が載っているわけではありません。eliminateの名詞形として掲載されているという扱いになります。
⑶の単語がすぐに出てこないという原因があれば、
・派生形の形を覚えられていない
という原因が挙げられます。

また、語彙問題は、意味がわかるということがゴールではなく、「文意に沿った単語を選ぶことができる」ことがゴールになります。
そのため、単語帳の回し方にも問題があることが考えられます。
そのため、原因としては、
①重要単語を覚えたつもりになってしまっている
②システム英単語の後半に抜けがある
③派生語まで覚えられていない
④単語の覚える基準が不適切である(意味が出ることがゴールになってしまっている)
ということが挙げられます!!

②どうすれば初見で解くことができるのかを考える

初めて見た問題に対して、まず何が分かれば正解に導くことができるのかということを考えてみてください。
まず、最初に目をつけるべき点は空欄直前のfinancialという単語です。これは形容詞であるため、直後には名詞がきますね。
そのため、下線部には名詞がくるという判断をすべきでしょう。

また、この文を訳すと、
政府は、増税によって、国民に経済的な( )を分散するということを提言した。
となります!
「増税」というキーワードから、マイナスイメージを連想し、( )にはマイナスな単語が入ると予測できますね。
つまり、burglar,estimateは排除できることがわかります。
また、eliminationに関しても、「排除」という意味から、逆の意味になることがわかりますね!
この一連の流れで使った必要な知識として、
①品詞の理解が必要
②因果関係の理解が必要
③本文を訳すことができる英文解釈力、単語力が必要
ということがわかりました!

③初見で解くことができるようにはどのような勉強をすべきか

一度、原因として上がっているものと、必要な力に関してまとめてみましょう!

原因
①重要単語を覚えたつもりになってしまっている
②システム英単語の後半に抜けがある
③派生語まで覚えられていない
④単語の覚える基準が不適切である(意味が出ることがゴールになってしまっている)

必要な力
①品詞の理解が必要
②因果関係の理解が必要
③本文を訳すことができる英文解釈力、単語力が必要

間違えている原因と必要な力がわかったので、共通しているものを取り出して、日々の自習に組み込んでいきます!

1つ目

原因の③と必要な力の①が共通してますね!
このことから、「日々の単語を回す際に、派生語も暗記する」という方針を立てることができます!
派生語も暗記するとなると、日々回す単語の時間も変わりますね。その点も注意して組み込むようにしましょう!

2つ目

次に、原因の①②④と必要な力の④が共通しています!
英文解釈を行うためには、単語を覚えている基準が高くないと英文解釈に移ることができません。
そのため、「0.1秒で意味が出るかを確認する」「英単語帳は毎日1周は必ず回す」ということが必要になりそうですね!

まとめ
これらのことをまとめると、自習では
・日々の単語を回す際に、派生語も暗記する
・0.1秒で意味が出るかを確認する
・英単語帳は毎日1周は必ず回す
ということを意識しなければならないことがわかりました!!

最後に

みなさんどうでしたか??

これが正しい分析方法です!!
かなり難しいことではありますが、逆転合格をするにあたって、このような手順を踏むことが非常に重要になります!

模試後の考え方に関しては、こちらの記事も見てみてくださいね!

そうは言っても、これを一人ですることが難しいんだよ…と思った皆さん!
マナビズムではいつでも無料受験相談、無料体験授業をおこなっています!
受験の知識が豊富な校舎長、講師がみなさんをお待ちしています!

 

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