古文の主語を判別する方法
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こんにちは!JR草津駅から徒歩1分!関関同立専門塾マナビズム草津校舎です!
皆さんは古文を読んでいる時、「主語がわからなくて、文章の内容が理解できない!!」という悩みを持ったことはありませんか?
古文を勉強している中で、このように悩む受験生は多くいます。
今日は、そんな悩みを解決すべく、主語を見つけるコツを伝授していきます!
この記事を参考にして、古文を得意科目にしちゃいましょう!!
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では、本編です!
古文の主語を判別する方法
「て」「で」「つつ」に丸チェックする
始めに紹介するのは、「て」「で」「つつ」に丸チェックすることです!
例えば、
Aさんは、朝起きて、ごはんを食べつつ、テレビを見て、塾に出勤した。
という文章があった時、主語は書かれていませんが、塾に出勤したのは、Aさんということが分かります。
「て」「で」「つつ」は日本語の構造上、前後の内容が変化しにくいので、主語が変わりにくいです!
これらを意識するために、「て」「で」「つつ」が出たら丸チェックするようにしましょう!!!
セリフや行動から主語を判別する
次に紹介するのは、セリフや行動から主語を判別することです!
一言でいうと、「文脈判断」です!
ただ、文脈判断が難しいと感じる受験生もいるかもしれません。
しかし、現代文と同様に古文でも不必要な主語が省略されています。
常に動作やセリフに注目して、主語を判別する意識を持って読んでみてください!
敬語で判別する
次に紹介するのは、敬語で判別することです!
敬語に注目して主語を入れていく意識は非常に重要です。
尊敬語が出たら、主体に偉い人が入る
謙譲語が出たら、客体に偉い人が入る
ということを、意識してみるだけで、主語が格段に入れやすくなります!
「を」「に」「が」「ど」「ば」に注意
次に紹介するのは、「を」「に」「が」「ど」「ば」に注意することです!
なぜかというと、「を」「に」「が」「ど」「ば」は、前後で主語が変わりやすい助詞だからです。
前後で主語が変わりにくいのが、「て」「で」「つつ」
前後で主語が変わりやすいのが、「を」「に」「が」「ど」「ば」
これを覚えているだけで古文が非常に読みやすくなります!
助動詞「き」「けり」で判別する
最後に紹介するのは、助動詞「き」「けり」で判別することです!
「き」 過去
「けり」過去と詠嘆
両方、過去の意味を持ちますが、
「き」 直接経験の過去
「けり」伝え聞いた過去
という使い分けをします。
例えば、今、読んでいるのが日記の場合、
「き」が出た時の主語は作者だと分かり、「けり」が出た時の主語は作者ではないことが分かります!
これを覚えていると一発で主語を判別できます!
まとめ
いかかだったでしょうか。
今回は、「古文の主語を判別する方法」について解説しました。
この記事を読んで、
「もっと成績を伸ばしたい!」「他の科目の勉強方法も知りたい!」と思ったそこのあなた!