英語の勉強法大全 ~単語・文法編~

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こんにちは!
JR草津駅から徒歩1分!マナビズム草津校舎です!
本日は英語の勉強法についてお話していきます!
大学受験において、英語は最重要科目です。
関関同立のどの大学でも配点は最も高く設定されています。
難易度もかなり高いため、しっかりとした対策が必要です。
この記事では受験英語に必要な項目ごとに、どの時期にどんな勉強をすれば良いのかを徹底的に解説していきます!
是非一度読んで実践してみてください!

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では、本編です!

英単語の前提

まずは、単語の暗記をするうえでの前提を述べておきます。
以下の3つを頭に入れておいてください!

  • 夏以降、2000語レベルの英単語帳を1時間で1周できるようになる
  • 書いて覚えるのはNG
  • 声を出せる環境では音読して覚える

英単語は、英語の勉強をするうえで土台となる部分なため、最も重要な勉強です。
勿論ですが、英語は異国の言葉ですよね?
日本語話者である私たちが英単語の知識なしで英文を読むことができるはずがありません。

大学受験で関関同立レベルの受験を視野に入れている場合、システム英単語やターゲット1900のような2000語レベルの単語帳を必ず取り入れるようにしてください。

暗記の完成度

ここまでは「そんなことはわかっている」という方がほとんどだと思います。
ですが、ほとんどの人は8割程度暗記できていれば大丈夫だと思っているのではないでしょうか?

その認識は今すぐ改めましょう!

2000語レベルの単語帳で8割しか覚えられていないということは、1600語しか覚えられていないということです。
ですが、関関同立レベルに必要な英単語は約2000語です。
400語のビハインドを背負ったままで受験本番に臨むのは怖いですよね?

また、2000語全てを即答できる完成度で入試本番に臨めば、もしわからない単語があっても「2000語を即答できる自分がわからないならほとんどの人がわからないだろう」という安心感も得られます。
単語の暗記は「2000語を即答できる」くらいのこだわりをもって行うようにしましょう。

では、どのようにして2000語レベルを完璧にしていくと良いのでしょうか?
時期別に分けて説明していきます!

2月~4月末

目標

単語帳はこの期間にまず1周することを目指しましょう。
大体1週間に200語~300語のペースで暗記していきます。

意識するべきなのは「1語1訳を1秒で答えらえるように」なることです。
これは上述した試験本番での安心感の会得にもつながります。
1周して終わりにするだけでなく、何度も何度も繰り返して定着を図ってください。
また、英単語を見ない日を作らず、毎日一定の時間を必ず確保するようにしましょう。
暗記が得意な人でも1時間、苦手な人は2時間程度とっても問題はありません。

範囲を進める基準

新しい範囲の暗記に着手するタイミングは「定着度が十分だ!」となった時です!
その際は「始点固定」を意識するようにしましょう!
1~200、201~400、…という形で区切りを入れるのは絶対に辞めてください。
もしそのように進んだ場合、最初の1~200をもう一度確認するのはいつになるでしょうか?

2000語の暗記を終えるころには10週間が経過してしまいます。
その時には知識はほとんど残っていないのが現実です。
なので、どれだけ先に進もうとも結局1からスタートしなければならないのです。

毎回1から取り組むと時間がかかりすぎると思う方もいるかもしれませんが、繰り返しているうちに前半部分にかかる時間はかなり短くなっていきます。
めげずに取り組むようにしてください!

暗記の工夫

どうしても覚えられない英単語もあることでしょう。
そんなときは

・単語カードを使う
・覚えられない単語リストを作る

の2つができているかを確認してみてください。

どうしても覚えられない単語は場所で覚えてしまっている可能性も考えられます。
そこで多大な効果を発揮するのが単語カードです。
カードをシャッフルできるのが最大の利点であるため場所や順序で覚えることは間違いなくなくなります!

最初こそ書くのにがかかってしまいますが、一度書いてしまえば後はカードをめくるだけです。
十分効果のある時間投資なので恐れず書いていきましょう。

覚えられない理由として、類似した単語を整理できていない可能性もあります。
その場合はオリジナルの単語リストを作成しましょう。
これを作成することで、覚えていない単語をいちいち探す必要がなくなり手間が省けます。
普段の単語学習と同様に隙間時間を見つけそのリストを使って覚えていってください。

多義語

2000語まで覚えられたら多義語の勉強をしていきましょう!

多義語は「よく知っている単語のはずなのに全く違う意味で扱われている」というものがほとんどです。
例えば「run」は「走る」という意味以外にも「経営する」という意味があります。
経営するという意味を知っていれば、「事業を走らせる」から「経営する」なんだなという解釈ができます。
しかし、初めて見たときに経営するという訳をするのはかなり困難です。
「知ってる単語なのにわからない」をなくすためにも多義語は早めに終わらせましょう。

多義語を学習する際のペースは、週60語程度です。
語彙数自体は少ないですが、暗記しなければならない訳が多いので丁寧に行いましょう。
暗記すべき多義語の数は300語程度なので焦る必要はありません。

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5月~7月末

この時期は単語の暗記と並行して、熟語の暗記にも手をつけていきます。

英単語は2日で1周できるようにスケジュールを組みましょう。
全部で約800語あり、週に200語ペースで進められるのが理想です。
おすすめは『速読英熟語』です。
速熟には単語帳に載っている単語から派生した熟語が多いのでスピーディに覚えることが可能です。

8月~

ここから入試期間まで、英単語・熟語でやることは変わりません。
単語帳、多義語、熟語のそれぞれを2日で1周できるくらいのペースで毎日触れましょう。
英語の勉強をするときに絶対に最初にやる項目としてルーティーン化できれば完璧です。

 

おすすめの単語帳

『システム英単語』

単語の掲載順がレベル別、頻出度順になっているので進めば進むほど成長実感を得ることができます。
また、短文で覚えるミニマルフレーズがあることや、多義語を独立して覚えられる事もおすすめする理由のひとつです!
また、単語カードやCD音声を聞きながら単語を覚えることもできるので、単語帳に迷ったときはシスタンを使っておくのがおすすめです。

『ターゲット1900』

システム英単語帳と同じくレベル別・頻出度順で単語が載っています。
1語1訳に重きを置いており、発音記号を用いて正しく英単語を覚えることができます。
また、「ターゲットの友」というアプリを配信しており、場所を問わず単語の勉強をすることが可能です。
シスタンの次点でおすすめの単語帳となっております。

『速読英単語 必修編』

速読英単語は、「本当に暗記が苦手だけど地頭が良くて本文のわからない単語を意味推測しながら読んでいける」という人におすすめです。
長文をもちいながら実際の用例にしたがって単語の暗記ができるのがこの単語帳のメリットですが、頻出度順ではないため使う人を選ぶ単語帳となっています。

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英文法

英文法の勉強法はシンプルです。
まずは英文法の「ルール」について覚えていきましょう。
このルールの暗記をする際は「成川の深めて解ける英文法 input」を使いましょう。
これはいわゆる文法書と呼ばれるもので、時制の場合は「こういう風に考える」といった核の部分について学んでいきます。

文法ルールのインプットと並行して、問題演習でアウトプットもしていきます。
問題演習には4択の英文法書を使ってください。
学校で配布されたものや、デザインが気に入っているものなど、何を使っても問題はありません。

意識すべきこと

問題演習をする際に意識すべき部分は「解答根拠を明確にする」ことです。
決して感覚で解かず、「成川の深めて解ける英文法 input」に書かれてある考え方を踏襲できているかを意識してください。
また、「正解の選択肢をえらべた」で終わるのではなく、間違っている選択肢も「なぜ間違っているのか」を説明できるようにしていきましょう。
解答根拠を掘り下げていく過程で文法への理解度と定着度がはぐくまれていきます。

成川の深めて解ける英文法 inputを1周す期間は1か月~2か月程度と考えてください。
進捗に焦ることなく丁寧にインプットとアウトプットを繰り返していくことが重要です。

演習

その後は『ファイナル英文法』などを用いて全範囲のランダム演習を重ね、いつどの単元が来ても問題なく対応できるように演習と復習を重ねていきます
ランダム問題を解くときのコツは「手順を意識すること」です。

筆者のおすすめは

  1. 文法単元の特定
  2. SVOCを振って文構造を確定させる
  3. 単元に沿った解き方でアプローチする

という手順です。

時制が出るとわかっていれば解くことができるのに、ランダム問題になると途端に解くことができなくなるという人がいるかと思います。
そのような方はこの「文法単元の特定」をせずに場当たり的に解いてしまっている事が解けない原因です。
特定はできたが間違ってしまったという場合にはその単元の考え方を忘れていないかの確認をしましょう。

過去問を解く時期になるまでは演習→復習を繰り返していきます。
ですが、過去問が始まったとしてもこの演習の部分が「過去問演習」に変わるだけです。
過去問演習→復習を繰り返し、「文法問題では満点をとる」ことを目指して演習を積み重ねていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?
たかが文法、たかが英単語と言っても時期によって意識すべきことは変わってくるうえ、気を付けるべきポイントも多いです。
1つ1つ地道にこなし、「もう死角はない」と言い切れるレベルにまで仕上げるようにしましょう!

とはいってもお、これらのポイントを全て1人で抑えるのは難しいですよね…?
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