子どもが受かるか不安な保護者様へ〈受験トーーク〉
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「うちの子、本当に合格できるのかしら…」
受験シーズンが近づくにつれ、こんな不安を抱える保護者の方も多いのではないでしょうか。毎日頑張っている我が子の姿を見ているからこそ、心配になるのは当然のことです。
こんにちは!マナビズム姫路校です!
今回は、そんな保護者の皆様に向けて、お子様との関わり方について考えていきたいと思います。
「結構勉強したけど、なかなか成績が上がらない…」そんな時どうする?
5月も末になると、受験勉強を始めて数ヶ月が経ち、「ある程度勉強したのに、思うように成績が伸びない」とお子様自身が悩んだり、そんな姿を見て保護者の方が不安になったりするケースが増えてきます。模試の結果に一喜一憂してしまうこともあるでしょう。
まず大切なのは、お子様を信じてあげることです。
これは、多くの教育関係者が口を揃えて言うことかもしれません。しかし、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
もちろん、保護者の方から見て「本当にこのままで大丈夫なの?」と心配になることもあるでしょう。その気持ちは痛いほど分かります。しかし、そんな時にお子様に追い打ちをかけるような言葉をかけてしまうと、逆効果になることもあります。お子様自身が一番自分の状況を分かっていて、焦りを感じている場合も多いのです。
もし、どうしても不安が拭えない、客観的なアドバイスが欲しいという場合は、塾の受験相談などを活用するのも一つの手です。 専門家からの具体的なアドバイスは、お子様だけでなく保護者の方にとっても心強いサポートになるでしょう。
親御さんからの愛情を感じられるかどうかが重要
ここで言う愛情表現は様々ですが、例えば、
・毎日自習室に行って頑張っている
・塾の閉館時間まで粘り強く勉強している
など、目に見えて頑張っている姿が伝わっているのであれば、それをシンプルに信じてあげることが大切です。
一方で、お子様の状況を見て「本当に大丈夫なの?」と不安になる気持ちも当然あると思います。そんな時は、「承認」と「客観視」のバランスが重要になってきます。
承認とは、お子様の努力や頑張りを認めてあげること。
客観視とは、感情的にならず、冷静に現状を把握し、必要なサポートを考えること。
例えば、ある体験談として
「僕の家は『勉強しなさい』と言われたことはほとんどないんです。合格点に達して少しだらけた時期も、家でゲームをしていても、特に何も言われませんでした。塾へ行けと言われたこともありません。でも、朝から晩まで勉強すると決めたら、土日でもお弁当を作ってくれたり、夜遅くまで待っていてくれたりしました。」
このように、言葉で直接的に指示するのではなく、お子様の頑張りを認め、サポートする姿勢を示すことも、立派な愛情表現の一つです。
そして、もしお子様が思うように結果が出ず悩んでいるようであれば、「何が上手くいっていないのか」を一緒に考えてあげるのも良いでしょう。その際も、頭ごなしに否定するのではなく、「普段よく頑張っているよね。最近どう?」といった声かけから、本人が弱音を吐きやすい雰囲気を作ってあげることが大切です。
まとめ:夏休みまでに親子で良いコミュニケーションを
受験勉強は長期戦です。特にこれから迎える夏休みは、学力向上の大きなチャンスであると同時に、精神的にも不安定になりやすい時期でもあります。
そんな時、保護者の方がお子様の一番の理解者であり、応援者であることが、何よりもお子様の力になるはずです。
「うちの子はどんな声かけをしたら嬉しいかな?」「どうすれば信頼関係を築けるかな?」
ぜひ、夏休みが始まるまでに、お子様とのコミュニケーションの取り方を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
もし、具体的な関わり方や声かけに悩んだら、遠慮なく塾の先生などに相談してみてください。きっと、お子様にとっても保護者の方にとっても、より良い受験生活を送るためのヒントが見つかるはずです。