【保護者必見】頑張っているのに伸びない子供への接し方〈受験トーーク〉
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「毎日机に向かっているのに、模試の結果が全然良くならない…」
「うちの子、口では『頑張っている』と言うけれど、本当にこのままで大丈夫かしら…」
受験シーズンが本格化するにつれて、このような不安や焦りを感じている受験生、そして保護者の方も多いのではないでしょうか。
子どもの努力を信じたいけれど、思うように結果が出ないと
つい厳しい言葉をかけてしまったり、親子で気まずい雰囲気になったりすることもあるかもしれません。
今回は、そんな「頑張っているのに伸びない」という壁に直面したとき、どのように考え、どう接すれば良いのか
マナビズム姫路校からのアドバイスをお届けします。
大前提は「承認」と「共感」。結果ではなく過程を認める勇気
まず、保護者の方に一番大切にしていただきたいのは、お子様への「承認」と「共感」です。
たとえ結果が伴っていなくても、お子様は自分なりに「頑張っている」と感じているはずです。これまで勉強してこなかった子が、毎日塾に通い、単語帳を開くようになった。それだけでも、本人にとっては大きな一歩であり、大変な努力なのです。
その頑張りを、一番身近な存在である親御さんが認めてあげること。
「毎日頑張っているね」「大変だろうけど、えらいね」
この一言が、お子様の心をどれだけ軽くし、自己肯定感を育むか計り知れません。
もちろん、「本当はもっと勉強時間を増やしてほしい」「このやり方で合っているのか不安」といったお気持ちも痛いほど分かります。しかし、その不安から発せられる「もっと頑張りなさい」「本当にそれで足りているの?」という言葉は、お子様のやる気を削いでしまう「親のエゴ」になってしまう危険性があります。
お子様が「やる」と決めて前を向いているのであれば、まずはその過程を信じ、承認してあげることが、次の一歩を踏み出すための何よりのエネルギーになるのです。
言おうとしたことと「逆のこと」を言ってみる
では、具体的にどのような言葉をかければ良いのでしょうか。
ここで一つ、試していただきたいアプローチがあります。それは、「言おうとしたことと、逆のことを言ってみる」ということです。
例えば、お子様の姿を見て「もっと頑張らないとダメじゃない!」という言葉が喉まで出かかったとします。その時、グッとこらえて、あえてこう言ってみてください。
「いつもよく頑張っているね」
「勉強しなさい」と言われると反発したくなるのが人の常ですが、「頑張っているね」と認められると、「もっと頑張ろう」という意欲が自然と湧いてくるものです。
「正しいこと」を伝えるのが、必ずしも「正義」ではありません。相手は感情を持った一人の人間です。親御さんが本当に望んでいるのは、「もっと頑張れと伝えること」ではなく、「お子様が自らやる気を出し、合格という結果を掴むこと」のはずです。
厳しい指摘や具体的な学習計画の修正は、私たち塾講師のような第三者の役割です。ご家庭は、お子様が安心して羽を休め、努力を認められる「安らぎの場」であってほしいのです。親御さんは、お子様にとっての一番の味方であり、応援団長でいてあげてください。
悩んだときは、一人で抱え込まないで
受験は、学力だけでなく精神的にも大きな負担がかかります。思うように結果が出ず、焦りや不安を感じるのは当然のことです。
そんな時こそ、お子様の小さな頑張りを見つけて承認し、共感する姿勢が親子関係を良好に保ち、ひいては受験という大きな壁を乗り越える力となります。
もし、勉強のやり方や計画について具体的な不安があれば、ぜひマナビズム姫路校のような受験のプロにご相談ください。私たちは、お子様一人ひとりの状況に合わせた最適なサポートを提供します。
この記事が、悩める受験生と保護者の皆様にとって、少しでも前向きな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
↓こちら今回参考にした動画です。マナビズムチャンネルは他にも受験の参考になる動画をあげているので是非見てみてください!