上智大学に受かるには?対策ポイントや科目別傾向を確認

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上智大学は学部によって入試科目の傾向が異なり、独自の問題も出題されます。

そのため、上智大学合格を目指すなら、学部ごとに適切な受験対策が必須です。

この記事では、上智大学に受かるための対策を解説します。

科目別に試験の傾向や対策まで解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

上智大学に受かるには?3つのポイントを確認

上智大学に受かるには?3つのポイントを確認

上智大学に受かるためには、以下3つのポイントを確認してください。

  • 基礎を身に付ける
  • 試験本番に向けた演習をする
  • 予備校に通う

難関私立大学である上智大学は、基礎知識を徹底して身に付けたうえで、演習対策が必要です。

そして、予備校で上智大学に特化した勉強法を学ぶことで、合格がより確実なものとなるでしょう。

それぞれの項目ごとに解説します。

基礎を身に付ける

上智大学に受かるためには、各科目の基礎学力を定着させましょう。

基礎から理解しなければ、応用問題を解くことは難しいです。

上智大学の共通テスト利用のボーダーは、8割以上となっています。

そのため、基礎的な内容は完全に網羅するまで、対策をおこなってください。

基礎学力の定着度合いを確かめるためには、模擬テストがよい方法です。

模擬テストで、苦手な基礎分野を確認して、穴がない土台を築き上げましょう。

試験本番に向けた演習をする

上智大学の入試は、全般的に問題数が多く、試験時間が短い特徴があります。

そのため、試験本番に向けた実戦形式の演習も必要です。

数多くの問題を素早く解けるように、解答力や実践力をしっかりと身に付けられるようにしましょう。

また、試験問題の難易度は、標準〜多少の難題がある問題が数多く出題されます。

上智大学では、偏差値法を採用しているため、苦手科目を克服する広い視点で基礎を固められるように勉強を実施してください。

予備校に通う

スケジュール管理をして、自分の生活リズムで勉強ができないと感じるのなら、予備校に通うというのも1つの手段です。

しかし、単に予備校に通うだけでは、漠然と授業を受けるだけで終わってしまいます。

勉強時間を減らすのであれば、予備校に通う意味がありません。

もし、予備校に通うということならば、自分がいままで勉強した範囲や能力レベルなどをしっかり把握した上で、自分に合った予備校を選択しましょう。

上智大学は難関大学のレベルなので、受講する勉強レベルも自然と高くなります。

また、大人数で授業をする予備校であれば、先生に分からないことを気軽に質問ができない場合があります。

基礎を身につけるにあたって、分からないことを聞くということは必須です。

予備校で先生に質問ができないと感じるのなら、個別指導の予備校を検討してみるとよいでしょう。

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上智大学一般入試の入試日程

上智大学一般入試の入試日程

上智大学の一般入試の日程は、当日に備えてしっかりと1つひとつ確認しましょう。

TEAPスコア利用型の日程は、以下のとおりです。

入試方式 学部 学科 第一次試験日 第一次試験合格発表日 第二次試験日 最終合格発表日
TEAPスコア利用型 神・心理・看護 2月3日(木) 2月11日(金・祝) 2月15日(火) 2月18日(金)
神・心理・看護以外の文系学科 2月16日(水)
経済学科(理系)・理工学部

参考:一般選抜入学試験要項

また、学部学科試験・共通テスト併用型の日程は、以下のようになっています。

入試方式 学部 学科 第一次試験日 第一次試験合格発表日 第二次試験日 最終合格発表日
学部学科試験・共通テスト併用型 2月4日(金) 2月11日(金・祝) 2月15日(火) 2月18日(金)
総合人間科学 教育・社会・社会福祉 2月16日(水)
心理・看護 2月11日(金・祝) 2月15日(火) 2月18日(金)
哲・史・国文・英文・ドイツ文・フランス文・新聞 2月16日(水)
法律・国際関係法・地球環境法 2月5日(土) 2月17日(木)
経済 経済・経営
総合グローバル 総合グローバル 2月6日(日) 2月18日(金)
外国語 英語・ドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・ポルトガル語
理工 物質生命理工・機能創造理工・情報理工 2月7日(月)

参考:一般選抜入学試験要項

日程に被りがなければ、学部別に併願もできます。

参考にして、どの学部で併願するか決定しましょう。

上智大学一般入試の配点

上智大学一般入試の配点

上智大学のTEAPスコア利用型の一般入試は、同じ学部でも学科によって配点が異なります。

上智大学の2022年度一般選抜入学試験(TEAPスコア利用型)の配点は、以下のとおりです。

学部  試験教科 配点
神学部文学部 英語 150点
国語 100点
地理歴史 100点
文学部(哲学科)

総合人間科学部

法学部

外国語学部

総合グローバル学部

英語 150点
国語 100点
地理歴史か数学 100点
総合人間科学部(看護学科)経済学部(経済学科 文系) 英語 150点
国語 100点
数学 100点
経済学部(経営学科) 英語 200点
国語 100点
地理歴史か数学 150点
経済学部(経済学科 理系) 英語 100点
数学 100点
理工学部 英語 100点
数学 150点
理科 150点(各75点)

参考:一般選抜入学試験要項

下記の学部では、地理歴史か数学、どちらかの教科を選択できます。

  • 文学部(哲学科)
  • 総合人間科学部
  • 法学部
  • 外国語学部
  • 総合グローバル学部
  • 経済学部(経営学科)

全体的に見て、100点か150点の配点が多いです。

経営学科は、英語の配点が200点ともっとも高く設定されています。

上智大学の学部別偏差値

上智大学の学部別偏差値を確認しましょう。

2020年度の偏差値について、文系学部と理系学部に分けてご紹介します。

文系学部 学科・専攻 偏差値
法学部 法律 67.5
国際関係法 67.5
地球環境法 67.5
経済学部 経営 67.5
経済 62.5
文学部 67.5
英文 65.0
フランス文 65.0
新聞 65.0
ドイツ文 65.0
国文 65.0
65.0
外国語学部 英語 65.0
ドイツ語 65.0
フランス語 65.0
イスパニア語 65.0
ロシア語 62.5
ポルトガル語 62.5
総合人間科学部 社会 67.5
心理 65.0
教育 65.0
社会福祉 65.0
看護 57.5
総合グローバル学部 総合グローバル 67.5
神学部 55.0

文系学部の偏差値は、55〜67.5です。

法学部は偏差値が67.5と、全国的に見ても受験の難易度が高いことがわかります。

上智大学の理系学部は、理工学部のみです。

文系学部と同様に、以下の表を確認してみてください。

学部 学科・専攻 偏差値
理工学部 機能創造理工 62.5
情報理工 62.5
物質生命理工 60.0

理系学部の偏差値は、60.0〜62.5です。

偏差値から希望の学部に届く実力か、判断するときの参考にしてみてください。

上智大学の一般入試は難しい?合格率を確認

上智大学の一般入試は難しい?合格率を確認

上智大学の一般入試は、難易度が高めです。

以下の表に、2021年度の一般選抜入学試験(TEAPスコア利用型)の倍率をまとめました。

学部 募集定員数 志願者数 最終合格者数 補欠入学許可者数 倍率
神学部 8 32 6 2 4.0
文学部 120 1,023 196 94 3.5
総合人間科学部 83 763 75 78 5.0
法学部 94 689 110 76 3.7
経済学部 77 772 96 65 4.8
外国語学部 127 1,092 256 147 2.7
総合グローバル学部 65 714 90 97 3.8
理工学部 60 327 76 68 2.2

参考:2021年度入試統計 上智大学

倍率が高いのは、総合人間科学部と経済学部という結果があります。

また、理工学部は、定員に対する受験者が少なめで倍率があまり高くありません。

上智大学の科目別傾向とおすすめ参考書

上智大学の対策に関するQ&A

上智大学の入試形式は、2021年度から共通テスト利用型が追加され、以下の3つに分かれています

  • TEAPスコア利用型(全学統一日程入試)
  • 学部学科試験・共通テスト併用型
  • 共通テスト利用型

参考:
2020年度一般入学試験
上智大学 一般選抜入学試験要項

ここでは、全学統一日程入試の「TEAPスコア利用型」の傾向と対策を解説するので、ぜひ参考にしてください。

  • 英語の対策
  • 国語の対策
  • 数学の対策
  • 地理歴史の対策
  • 理科の対策

それぞれの項目ごとに確認しましょう。

英語の対策

英語に関しては、当日に行われる入試試験はありません

試験の代わりに事前に受験したTEAPか、TEAP CBTの検定試験結果で合否を判定する形式です。

TEAPは、以下の4つの力を試されます。

  • 読む
  • 聞く
  • 書く
  • 話す

リーディングでは、正確に読む力が必須です。

語彙は、英検2級〜準1級レベルの問題が出題されます。

問題の問いに対して、すぐに答えを見つける対策が求められます。

リスニングは先に問題をよく見て、もっとも聞くべき部分はどこなのかをしっかりと明確にすれば得点に結びつきます。

ライティングとスピーキングは、面接や添削による苦手範囲の明確化が大切です。

他の人から添削してもらい、どのような文面なのか確認してもらいましょう。

おすすめの参考書は以下のとおりです。

  • TEAP技能別問題集リーディング/リスニング
  • TEAP技能別問題集ライティング/スピーキング
  • TEAP実践問題集
  • TEAP英単語ターゲット

国語の対策

上智大学の国語は、以下の科目が出題されます。

  • 現代文
  • 古文
  • 漢文

参考:一般選抜入学試験要項

現代文や古文・漢文においても、読解力が必要です。

現代文の難易度は優しめですが、古文・漢文に関しては私立大学の中でもっとも難しい部類といわれています。

現代文では、幅広いテーマを演習して、専門的な文章に慣れるように努めましょう。

古文・漢文に関しては、知識量を幅広く身につけることが必須です。

過去問を把握して、知識量が足りているか確認してください。

おすすめの参考書は以下のとおりです。

  • 現代文キーワード読解
  • 読んで見て覚える重要古文単語315
  • 富井の古典文法をはじめからていねいに
  • 基礎からのジャンプアップノート古典文法・演習ドリル

数学の対策

上智大学の数学は、以下の科目が出題されます。

  • 数Ⅰ
  • 数Ⅱ
  • 数A
  • 数B「数列」「ベクトル」

参考:一般選抜入学試験要項

傾向として、問題数が多く、時間が短めといった点があります。

文系と理系どちらでも、短い時間制限となっているため、速度と正確性が必要です。

難易度自体は高くありませんが、グラフを用いた問題も出題されるため、計算式は網羅しておきましょう。

理工学部は、難易度の高い問題がほとんどです。

そのため、計算スピードを身につける以外にも、計算式を解く理解力も養うように心がけてください。

おすすめの参考書は以下のとおりです。

  • 直接書き込む やさしい数学
  • 大学入試・センター突破 計算力トレーニング 上下
  • 初めから始める 数学Ⅰ~数学B
  • 大学受験 合格る計算 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B

理科の対策

上智大学の理科は、以下の科目から出題されます。

  • 物理(物理基礎・物理)
  • 化学(化学基礎・化学)
  • 生物(生物基礎・生物)

参考:一般選抜入学試験要項

物理はすべて穴埋め形式で、配点が150点です。

基本的な問題と誘導的な応用問題も出てくるため、とにかく過去問を用いて学習するのが必須です。

化学に関しては、標準レベルの問題です。

他の科目に比べると、時間は割と余裕を持って試験に挑めます。

典型問題や基礎問題などを勉強して学力を定着させるようにしましょう。

生物は、難易度が高いといわれています。

正解をすべて記入しなければならない、複数選択肢が用意されています。

複数選択肢の問題型式が約半数あるため、細かい部分まで勉強していないと得点を稼ぐことは難しいです。

各分野において、教科書に書いてある知識を幅広く暗記するのが大切です。

勉強する時期が早ければ早いほど知識量が増えるので、生物に関しては早めの勉強を心がけましょう。

おすすめの参考書は以下のとおりです。

  • 宇宙一わかりやすい 高校物理
  • やまぐち健一のわくわく物理探検隊 NEO
  • 鎌田の理論化学の講義
  • 大学入試 ゼロからはじめる 化学計算問題の解き方

上智大学の対策に関するQ&A

上智大学の対策に関するQ&A

最後に、上智大学の受験対策に悩む受験生で、よくある質問にまとめて回答します。

  • 上智大学の受験勉強はいつから始める?
  • 上智大学の共通テスト利用はどのような傾向がある?
  • 上智大学の併願大学はどこ?

疑問を解決して、受験対策に取り組みましょう。

上智大学の受験勉強はいつから始める?

高校1年生からコツコツと、学習習慣を身につけるべきです。

上智大学は偏差値が平均で60以上と、難易度が高いため、継続した学習習慣が必要といえるでしょう。

応用問題を解けるようにするには、高校3年生の夏までには基礎を固めておかなければなりません。

キミが上智大学の受験対策に不安がある場合は、塾や予備校を検討してみてください。

上智大学の共通テスト利用はどのような傾向がある?

上智大学の共通テスト利用では、以下3つの特徴があります。

  • 共通テスト利用の定員が少なめ
  • 外国語外部はみなし得点を利用できる
  • 面接試験を実施する学部がある

以下の記事は、より詳しく、上智大学の共通テスト利用について解説しています。

気になる人は、ぜひ確認して共通テスト利用で受験できるようにしましょう。

上智大学の受験勉強はいつから始める?

上智大学を受験する人が併願校に選ぶのは、以下のような大学です。

  • 慶應大学
  • 早稲田大学
  • MARCH群

レベルが少し上であったり、少し楽に受験できることから選ばれています。

学部によって、共通テスト利用方式を用いて併願が可能です。

まとめ

上智大学に受かるためには、基礎を固めることが大切です。

基礎を固めた後は、実践的に応用問題も解けるように力をつけましょう。

上智大学の試験は、問題数が多く、試験時間が短い特徴があります。

そのため、早く問題が解けるように、解答力や実践力をしっかり身に付けてください。

勉強方法が分からなかったり、対策が不安だったりする場合は、予備校に通うのも1つの手です。

自分でスケジュール管理ができず、生活リズムに合わせて勉強ができないのなら、マナビズムで授業を受けて、自分に合ったスタイルで合格を目指しましょう。

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