高3からの英検取得は遅い?いつまで?短期間で合格を勝ち取る勉強法も解説

更新日: (公開日: COLUMN

  • 「高3になってから英検を取るのは遅い?」
  • 「高3からは間に合わない?」

という不安を感じていませんか?

大学入試で英語外部試験の活用が増えるなか、高3になってから英検取得を考える高校生は少なくありません。

実際のところ高3からの英検取得は間に合うのか、そしてそれには価値があるのか、受験生の悩みどころです。

この記事では、高3からの英検取得について、期限や必要な条件、メリット・デメリットを詳しく解説します。

高校3年生の貴重な時間を有効活用するための判断材料として、ぜひ参考にしてください。

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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない

上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。

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高3から英検の取得は遅い?

高3から 英検 遅い

結論から言うと、高3からの英検取得は「目的によっては遅い」です。

入試に「英検のスコアを使いたい」場合は、出願条件に間に合わないかもしれません。

大学で英検スコアを出願に利用する場合、「高3の夏〜秋までに取得済み」が条件になっています。

準1級のレベルを求めるほか、CSE(英検の点数)の点数要件も年々上がっている傾向があります。

「高3ではじめて英検を受ける → 1回目で準1級合格」というのはかなり難しいチャレンジです。

受験目的で使いたいなら、高2の間に準1級取得を目指すのが理想的です。

進学後や就活が目的ならアリ

入試には使わないけれど英語力の証明が欲しい、例えば進学後や就活で有利になるなどの目的なら話は別です。

英検2級・準1級は、大学入学後の奨学金申請・留学選考・インターン応募など、将来のキャリアで武器になります。

「受験では間に合わないけど、将来に備えて取得したい」という目的なら、高3からでも全然OKです。

ただし、高3の受験期は時間がもっとも貴重な資源です。

無理に英検対策を入れると、他科目の完成度は下がってしまいます。

準1級以上を高3から本気で狙うなら、英語以外の科目に余裕がある、または英語が圧倒的に得意であるなどが条件です。

不安な場合は、自らの志望校と現状の学力から合格できる計画を立てるマナビズムへぜひ相談してください。

「今英検を取るべきか、受験勉強に集中すべきか」という判断は、未来を左右するポイントです。

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大学受験に使うなら高3の英検取得はいつまで?

高3 大学受験 英検 いつまで

大学入試で英検を活用するなら、以下の時期までに取得を完了する必要があります。

  • 総合型選抜(AO入試などの総合的な入試):6月第1回検定
  • 学校推薦型選抜(推薦入試):10月第2回検定
  • 一般選抜(一般入試):11月初旬(S-CBT形式)

それぞれの出願期限から逆算して計画を立てる必要があります。

ただし、合格証明書が手元に届くまでにも時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

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高3から英検対策をはじめるのは遅いと感じる5つの理由

高3 英検 遅い 理由

高3からの英検取得が「遅い」といわれる主な要因は、以下の5つです。

  • 受験勉強との両立が困難だから
  • 合格証明書が間に合わないから
  • 語彙力の習得に時間がかかるから
  • 二次試験の練習時間が足りないから
  • メンタル面での余裕がなくなるから

受験勉強との両立が困難だから

高3になると、共通テスト(大学入学共通テスト)や大学の個別試験の対策が中心になります。

結果、英検の勉強に十分な時間を割くことが難しくなるのが実情です。

夏以降は模試や過去問演習などの受験勉強も本格化し、英検のために使える時間の確保が大変になります。

高3の貴重な時間を英検対策に使えば、志望校の対策が手薄になる可能性もあります。

もちろん、英検対策と受験勉強には重なる部分もあります。

しかし、例えば準1級では二次試験のスピーキングや特殊な英作文など、別途学習が必要です。

合格証明書が間に合わないから

試験から結果公開まで約1か月、さらに証明書が手元に届くまでに1か月半ほどかかります。

出願ギリギリに受験すると、願書提出までに証明書が間に合わないので、早めの受験が必要です。

なかでも、総合型選抜や学校推薦型選抜は、校内選考も含めると準備期間が短いため、ギリギリの受験は危険です。

CSEスコア(英検の点数)を活用する入試方式の場合は、スコアの詳細が記載された成績表が必須となる点に留意してください。

語彙力の習得に時間がかかるから

英検2級の必要語彙数が4,000〜5,000語なのに対して、準1級では約7,500〜9,000語必要です。

英検2級から準1級へのステップアップには約3000語もの単語を追加で覚える必要があり、短期間で習得するのはかなり大変です。

英検2級であっても、単語の暗記は一朝一夕にできるものではなく、継続的な学習が必要となります。

受験科目としての英語学習だけでは対応できない語彙を多く含み、追加の学習時間を要するのです。

二次試験の練習時間が足りないから

英検の二次試験はスピーキングテスト(話す試験)であり、通常の大学受験対策ではあまり練習する機会がありません。

そして、スピーキングは短期間で上達するものではなく、繰り返しの練習が必要になるため、高3からの対策では時間が足りなくなる可能性があります。

面接では自らの意見を論理的に英語で述べる能力が求められ、社会問題などへの知識も必要です。

二次試験での面接室に入室してから退室するまでの流れを理解し、練習する時間も確保しなければなりません。

総合型選抜や学校推薦型選抜の面接対策と並行する場合、時間的・精神的に負担が大きくなると考えてください。

メンタル面での余裕がなくなるから

英検対策を志望校対策に追加した結果、ストレスが溜まることがあります。

英検2級や準1級は難しいとわかっていても、努力した結果が実らなかったときのショックや落胆は計り知れません。

余裕がなくなり、本来の受験対策に集中できなくなる悪循環だけは避けたいものです。

自らの精神状態や学習状況を正しく評価して、無理のない計画を立てることが大切です。

高3から英検を取得する4つのメリット

高3 英検 メリット

とはいえ、高3からの英検取得にはデメリットばかりでなく、適切に計画すればメリットもあります。

  • 大学入試での優遇措置が受けられる
  • 英語の得点を保証できる
  • 総合型選抜でのアピールポイントになる
  • 学部によっては出願資格になる

大学入試での優遇措置が受けられる

英検の級によって優遇される内容は異なりますが、2級または準1級以上であれば優遇を受けられます。

例えば、関関同立といった難関私立大学では、英検2級以上(準2級や準2級プラスではダメ)を条件としています。

難易度から考えれば、高3から対策をはじめて間に合う可能性が高いのは英検2級です。

ただ、より高みを目指し、難関私大で英検を利用したいなら準1級が望ましいでしょう。

自らの志望校の入試要項を確認して、どの級を求めるのかをしっかり把握してください。

そのあと、本当に英検を利用すべきかを判断すると良いでしょう。

英語の得点を保証できる

英検を所持していると、英語試験の点数を保証でき、苦手な英語でも高得点が期待できます。

英語の共通テストや個別試験の点数を加算する、という入試制度を導入している大学があるからです。

英語に自信がない人でも、本番で高得点を取れなさそうな場合でも「該当の英検を取得しているだけ」で加点対象です。

総合型選抜でのアピールポイントになる

総合型選抜では、学力だけでなく多面的に評価する入試形式であり、英検はアピールポイントとなります。

公募制やAO入試では、英検の取得がほかの受験生との差別化のポイントになります。

学部によっては、例えば国際系・外国語系などの学部では、英検の取得が強みになりやすいです。

こうした、志望学部の特性も考慮して判断しましょう。

学部によっては出願資格になる

学校推薦型選抜では、英検が出願資格の条件となっている大学があります。

英検2級や準1級を持っていることで、推薦枠に入れる可能性が高まり、受験のチャンスが広がります。

英検を取得していないだけで出願できる大学の選択肢が絞られてしまうなら、取得する価値は十分にあるでしょう。

繰り返しとはなりますが、志望校の入試要項をよく確認して、必要な資格を把握してください。

遅くはない!英検2級or準1級を最速で取れる勉強法

【英検2級・準1級を最速で取れる勉強法の詳細はぜひ動画をご覧ください!】

2025年からの変更を踏まえ、英検2級・準1級のどちらにも共通する対策は、以下のとおりです。

  • 要約力=読解力:日常から「読む→一言でまとめる」を習慣化する
  • パラフレーズの武器を増やす:抽象化語彙・構文変換のストックを日々追加する
  • 論理マーカーをセットで覚える:However,Therefore,In contrast,などを段落頭に自然配置できるよう練習する
  • 音読+要約の二段活用:音読直後に要旨を声で→書く。理解と記憶を同時に強化する
  • 句と節の区別を体得:句=SVを含まない塊、節=SVを含む塊。構文変換の基礎を高める

これらの方法を組み合わせて効率よく学べば、短期間での合格を目指すことができます。

動画ではさらに詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね!

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まとめ

高3からの英検取得は、志望校と自らの状況によって「遅い」か「間に合う」かが変わってきます。

難関私大を目指すなら、高3から英検の取得は遅いといわざるを得ないケースが絶えません。

そのため、計画を立てて、志望校対策と英検対策の2つを同時にできるかがポイントです。

英検を活用した大学受験を検討している方は、マナビズム(難関私大合格のための塾)にご相談ください。

志望校に合わせた最適な学習プランを提案し、勉強法をアドバイスします。

「高3だからもう無理」ではなく、「どうすれば効率よく取得できるか」を一緒に考えていきましょう!

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