共通テストでE判定をとった!大学合格率との関係性や受験に向けた対策
更新日: (公開日: ) COLUMN
受験生の皆さんなら、模試でE判定が出た時の不安な気持ちは痛いほど分かるはずです。そして、判定が思わしくない結果だと焦りや不安を感じてしまうのも当然のことです。
しかし、E判定は決して志望校への道を閉ざすものではありません。実際に、E判定から志望校に合格した先輩は数多くいます。大切なのは、E判定を冷静に受け止め、残された時間で何をすべきかを明確にすることです。
そこで本記事では、共通テストでE判定が出た場合の具体的な対処法と、実践的な勉強方法を詳しく解説します。特に、二次試験も含めた総合的な受験戦略の立て方まで踏み込んで説明します。
「今のE判定を変えたい」「志望校合格への具体的な道筋を知りたい」という方は、ぜひ最後までご一読ください。
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
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共通テストでE判定でも二次試験で大学合格は『可能』
共通テストの結果がE判定であっても、二次試験で逆転合格を果たすことが十分に可能です。多くの大学では共通テストと二次試験の配点比率が同程度か、高いケースが多いためです。
まず志望校の二次試験の過去問を分析し、得意科目で高得点を狙える分野を特定します。そして、その分野に学習時間を重点的に配分することで、効率的に得点力を上げることができます。
目標を明確にすることが合否を分ける
E判定を受けた後のもっとも重要なステップは、具体的な目標設定です。明確な目標があることで、効率的な学習計画を立てることができ、モチベーションも維持しやすくなります。
まず志望校の合格最低点や配点比率を確認します。次に、現在の実力と合格ラインとの差を科目ごとに分析し、どの程度の得点アップが必要かを数値化してください。「共通テストで現在の得点から100点アップ」「二次試験の英語で8割以上」といった具体的な数値目標を立てることで、日々の学習にも明確な方向性が生まれるはずです。
後ほど、何をすべきか4つに分けて紹介します。その前に、志望大学や難関私大を目指すなら考えておきたいことを1つお伝えします。
共通テストの結果に関係なく『対策する』を基本に
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共通テストでもっとも大切なのは、E判定などの結果に関係なく『対策する』ことです。そのためには、以下の3つのポイントを押さえた戦略的なアプローチを取りましょう。
- 合格最低点を基準として計画を立てること
- 個人の特性を活かした戦略を設定すること
- 時期に応じて目標設定を具体化すること
合格最低点を基準として計画を立てること
大学受験の共通テスト対策では、合格最低点を基準とした計画立案が要となります。
例えば、総合計500点中400点(80%)が合格最低点の場合、各科目の配点に応じて具体的な目標点を設定します。英語(150点満点)なら120点、社会(150点満点)も120点というように、科目ごとに明確な数値目標を立ててください。
特に私立大学の場合、内申点の影響は比較的小さいため、入試当日の得点が合否を左右するものです。目標設定があってこそ、効率的な学習計画を立てることができ、限られた時間を最大限に活用できます。
個人の特性を活かして戦略を設定すること
2つ目のポイントは、自分の強みを最大限に活かしながら、弱点を補完する現実的な戦略を立てることです。個人の特性を活かした戦略設定として、自身の得意科目と不得意科目を正確に把握し、「凸凹」を考慮した点数配分を計画しましょう。
例えば、帰国子女で英語が得意な場合、英語で高得点を確保することを前提に、他科目でのノルマを適切に調整するなどです。限られた学習時間を効果的に配分し、総合的な得点力を高めることが可能になります。
時期に応じて目標設定を具体化すること
最後に、時期に応じた目標設定を具体化するため、春の段階では大まかな目標点を設定し、夏以降により詳細な計画へと移行します。各科目において大問ごとの目標点を設定し、出題分野による得点期待値を調整しましょう。
ポイントは、時期ごとの目標達成度を確認しながら、必要に応じて学習計画を修正し、弱点分野の補強計画を立てることです。それでも、自分で対策できないときは、塾の手を借りるのも1つの方法となります。
合格できる計画で進めるならマナビズムへ
難関私大合格に必要な勉強時間は最低1,500時間と言われていますが、そのうち1,000時間は自学自習の時間です。この自学自習の質が合格への大きな分かれ道となります。
マナビズムでは、生徒1人ひとりに専属の「自習コンサルタント」が付き、志望校合格に向けた最適な勉強計画を設計します。
一般的な予備校や塾では「関関同立対策」「MARCH対策」といった大学群での指導が一般的です。しかし、マナビズムは志望校別の対策講座を用意。無駄のない効率的な受験対策を実現します。
さらに「リーズニングゼミ」では、授業の理解度を正確に把握し、「わかったつもり」で終わらない得点力を養成。自習コンサルティングでは、オーダーメイドの勉強計画を設計し、1人ひとりに最適な勉強法を提案します。
専門スタッフが現状分析から合格までの道筋を示しますので、ぜひ無料相談からお気軽にお声がけください!
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そもそも共通テストにおける「E判定」とは?
共通テストにおけるE判定とは、大学入学共通テストの判定区分の1つで、各科目の得点率が概ね30%未満の成績を指します。A判定は合格確率80%以上、B判定は60%程度、C判定は50%程度、D判定は30%程度、そしてE判定は20%以下となっています。
特に注目すべきは、本番と同じ形式で実施される「共通テストプレ」でのE判定です。
- 現状の学習方法では志望校合格が困難
ということを示しています。春の段階であれば、まだ十分な挽回のチャンスがあります。しかし、夏以降にE判定が出た場合は、「このままのやり方・ペースでは合格できない」という明確なメッセージだと考えて本気で危機感を持つべきです。
E判定は確定的な評価ではなく、あくまでも現時点での目安に過ぎません。ただし、少しでも焦っているなら、次章で触れる3つのことからはじめてください。
共通テストでE判定だった場合にすべき3つのこと
共通テストでE判定だった場合にすべきなのは、以下の3つです。
- 焦らず冷静に現状を分析する
- 自分の状況に合った選択をする
- 二次試験を視野に入れて動く
- メンタルケアを忘れない
焦らず冷静に現状を分析する
E判定を受けた直後は、まず客観的な分析を行うことが先決です。塾や予備校の自己採点集計結果と過去3年分の合格者データを比較し、現在の立ち位置を正確に把握してください。
科目別の得点分析を行い、
- どの分野で点数を落としているのか
- 基礎的な理解が不足しているのか
- 時間配分に問題があったのか
など、具体的な改善点を洗い出していきましょう。得られた分析結果が、これからの学習計画を立てる上での重要な指針となります。
自分の状況に合った選択をする
E判定を受けた後の進路選択では、第一志望の国公立大学に挑戦し続けるか、志望校を変更するか、浪人も視野に入れるかなどの複数の選択肢があります。
大切なのは、自分の学力の伸び代や残り時間、家族との相談など、総合的に判断することです。安易に志望校を下げるのではなく、現実的な目標設定と具体的な学習計画を立てることで、最適な選択が見えてきます。
二次試験を視野に入れて動く
冒頭でもお伝えしましたが大学受験では、二次試験で高得点を取ることができれば、E判定からでも逆転合格は十分に可能です。そのためにも、二次試験科目に特化した学習計画を立て、効率的な対策を進めていきます。
まず、家族や講師、友人に相談し、適度な気分転換を取り入れながら、心身のバランスを整えましょう。焦りや不安を抱え込まず、「ここからが本番」という前向きな気持ちで、残された時間を最大限に活用することが、合格への近道となります。
E判定でも志望校に合格できる勉強法
E判定でも志望校に合格できる人の勉強法は、「いつまでに」「何を」「どのように」学ぶかが明確になっています。例えば、「2月までに英文法の基礎を完成させる」「1月から過去問演習を週3回行う」といった具体的な目標設定があるのです。
月単位の大きな目標から、週単位、さらには日単位の具体的なタスクまで落とし込んでいきましょう。闇雲な学習ではなく、自分の弱点に焦点を当てた計画的な学習を続けることが、E判定からの逆転合格への最短ルートとなります。
合格に向けた詳しい学習方法や具体的な計画の立て方については、こちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
共通テストでのE判定は、合格への道が閉ざされたことを意味するものではありません。むしろ、この判定を契機として学習方法を見直し、より効果的な受験対策へと転換するチャンスとなります。
残された時間で計画的な学習を進めることで、E判定からの逆転合格は十分に可能です。大切なのは、この判定を前向きなモチベーションに変え、具体的な行動に移すことです。
まずは志望校の過去問分析から始めましょう。そこから見えてくる課題を基に、自分だけの具体的な学習計画を立案することが、合格への第一歩です。
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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