1日40分の英語長文の効果的な使い方
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1日40分の英語長文
1日40分の英語長文の概要と使用目的
「1日20分の英語長文」、「1日30分の英語長文」シリーズの最難関とされる参考書です。
レベルも難関大学合格に必要な読解力が鍛えられるようになっています。
また、この参考書のシリーズは、「やっておきたい英語長文」シリーズと比較されることが多いですが、違いは、前者が制限時間に、後者がワード数に焦点を置いているというところのみです。
なので、どちらかを使ったことがある人なら、問題形式等で難しいと思うことはないでしょう。
難易度的には大差はありませんが、解説の充実さから、「やっておきたい英語長文700」をやる前に使うのをお勧めします。
1日40分の英語長文の具体的な内容
扱っている英文は600語から800語のもの計10題で、レベルはやや難から難となっています。
40分かけて読む英文なので、必然的に骨のある文章になってきます。
また、今まではなんとなくで読み進めてこれた感覚がある人も、本文の趣旨をしっかり理解していないと解けない問題も出てきます。
各回、単語力、文法力などはもちろん、どのような力が必要なのか考えるようにしましょう。
解説もわかりやすいので、自分の答えの解答とのズレを埋めるようにしましょう。
1日40分の英語長文の使い方
「1日20分の英語長文」、「1日30分の英語長文」と基本的に使い方は変わりません。
しかし、先述したように骨のある文章なので、読解できない原因などを把握し、復習を怠らないようにしましょう。
1.長文を読解し、設問を解く
タイトル通り、制限時間は基本40分です。
最初はそこまで厳密に制限時間を意識する必要はありませんが、最終的にはその時間内に読解できなければいけない文章ということなので、少しずつ意識していきましょう。
また文章によっては何度も読むのに詰まるとは思いますが、可能な限り考えましょう。
それでも理解できない場合は必ず、線を引く、印をいれるなどのチェックをしましょう。
「自分が理解していない部分」を理解し、改善していかなければ、力は伸びず、ただ参考書1冊を読んだだけになります。
2.丸つけと解答解説を熟読、自分の苦手箇所を特定する
自分の解答と解説を比べ、間違っていれば、何ができていなかったのかをまず把握しましょう。
ここで大事なことは、設問の丸つけも重要ですが、設問を間違えた多くの原因は、「問題文を読解できていない箇所がある」ということです。
設問の丸つけ、理解ができれば、問題文中のどこを理解していなかったのか、または勘違いしてしまっていたのかを必ず把握するようにしましょう。
3.復習
手順2で特定した苦手箇所、また問題文中で理解、勘違いしていた箇所を復習しましょう。
なぜそこを間違ってしまったのか、その原因は人それぞれです。
単語力不足の人は、単語の勉強を、文法を理解してなかった人は文法に力を入れるようにしましょう。
難解な文章に最初はついていけないかもしれませんが、何度も復習をし、自分の苦手を克服していきましょう。
英語長文は解く回数だけで成績が上がるものではありません。
一回一回意味のあるものにしましょう。