源氏物語を7日で制覇するの効果的な使い方
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源氏物語を7日で制覇する
源氏物語を7日で制覇するの概要と使用目的
皆さんは、
国公立大学の大学入試で一番出題率が高い、そして上位私大主題率№1の古典作品が何か知っていますか?
その答えはズバリ「源氏物語」なのです。
「源氏物語」は作者が紫式部で平安時代中期に成立した日本の長編物語(54帖)です。
この作品は日本文学史上最高傑作といわれるほどのものですが、なんせ54帖もあるので内容を一人で完璧にしようとしてもできるはずがありません。
そこで、この長編作品をわかりやすく、イラストを使いながら解説してくれる参考書がこの「源氏物語を7日で制覇する」なのです。
この作品では欠かすことのできない登場人物やストーリーのポイントを、イラストやマンガを使ってわかりやすく解説しています。
さらに、入試頻出の出題箇所を実際の入試問題から分析して厳選しています。
源氏物語を7日で制覇するの具体的な内容
まずこの参考書の対象者は、国公立志望者や早慶上智などの上位私大志望者になります。
なぜなら、この辺の大学では「源氏物語」の頻出度が高いからです。
そして「源氏物語」という長編物語ですが、たった7日で制覇できるように重要な場面や人物にスポットをあてて解説しています。
使用時期に関しては、受験中期~受験後期にかけて古文に余裕がある人が使うようにしましょう。
あと、この参考書の良いところは、なんといってもマンガやイラストを使っているので、飽きることなく「源氏物語」という長編物語を短期間で理解することができることです。
源氏物語を7日で制覇するの使い方
基本的にはこの参考書は「源氏物語」の背景知識をインプットするものです。
ですので、読解のようなアウトプットの参考書ではないです。
この参考書を使うときにしてほしいことは、まず7日で読み終え、しっかりと「源氏物語」を理解してください。
そして、他の参考書を使って読解問題をするときに「源氏物語」が出てきたら、覚えた背景知識をフルに使うことを意識してください。
あらかじめ内容が理解できていれば、問題はかなり解きやすくなるでしょう。
源氏物語を7日で制覇するの注意点
古文の入試の場合、たしかに国公立大や上位私大などでは有名作品、特に源氏物語を出題する傾向があります。
ただしこれはあくまでも可能性の話であり、しかもこのように古典常識を頭に入れる勉強は古文に余裕ができた受験生がやるようにしてください。
古文に余裕がない受験生は、古典常識よりも古典単語や古典文法を優先的にしっかりと勉強するようにしてください。
古文の勉強の手順としては、受験初期に古典単語と古典文法を完璧にインプットして、受験中期には初期にインプットしたことをアウトプットする練習をたくさんします。
あとは中期の終わりから受験後期にかけて読解をしていきましょう。
この時、「古文に余裕が出てきたな」と感じた人は徐々に古典常識も勉強していきましょう。