流れ図で攻略詳説世界史Bの効果的な使い方
更新日: (公開日: ) WORLD-HISTORY
流れ図で攻略詳説世界史Bの効果的な使い方
流れ図で攻略詳説世界史Bの概要と使用目的
この参考書は、世界史全体の流れをつかむことができ、基本事項を理解できるように編集されています。
左ページの流れ図(構造図)が特徴であり、これは「歴史の流れ」「同時代のヨコの関係」がつかめるようになっています。
また、右ページには基本的事項の確認をはかる上で、問題演習の形式がとられており、地図も多用しているため地図問題にも対応可能です。
初めから最後まできっちりと読み進めていけば基本レベルの世界史の知識を定着させることは容易でしょう。
流れをつかむことはもちろん、問題演習もこの一冊で対応できますので世界史の総復習に使用していくと効果的です。
流れ図で攻略詳説世界史Bの具体的な内容
この参考書の最大の特徴は歴史のタテの流れとヨコのつながりを図式化し、非常に見やすく歴史事象や人物がまとめられている点にあります。
「タテから見る世界史 試験で点がとれる(大学受験V BOOKS)」と「ヨコから見る世界史‐試験で点が取れる(大学受験V BOOKS)」を簡潔にまとめたものに近いものです。
その図式化された部分を確認すれば一目で世界史の総整理が可能です。
中でも多くの受験生が苦手とする東南アジア史の分野はとても分かりやすくまとめられていますので繰り返し読み込んで得意分野にしてしまいましょう。
流れ図で攻略詳説世界史Bの使い方
この参考書にいきなり取り掛かってもよいですが、始める前に世界史の流れや基本的なレベルの歴史事象をインプットしておくと本書の各ページをよりスムーズに進められますし、問題演習も初めの段階からこなしていくことが可能です。
なので、「ナビゲーター世界史」や「詳説世界史」でそういった基礎の学習を一通り終えてから本書を使用していく方法をオススメします。
具体的な使用法ですが、まずは左のページで大まかな流れを図で確認していきます。
そして、理解ができたのちに右ページの問題を先ほどの図式をイメージしながら解いていきます。
この方法で一日にこなす量を決めて進めていきましょう。
一通りできたあとは特に苦手な部分を積極的に回していくとより高得点に結びつきます。
流れ図で攻略詳説世界史Bの注意点
図式は見やすい様に構成されていますが、カラフルではないので少し物足りなく感じる人もいるかもしれません。
また、ややこしい範囲も図式で求めてくれている点は、簡潔に理解する子ができるといった面では大きい反面、深いところまで補いきれていませんのでしっかりと記された参考書で確認しておく必要がある点にも注意しておきましょう。