愛知大学の入試傾向(一般)と対策は?
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こんにちは!
名鉄豊田市駅から徒歩5分、愛環新豊田駅から徒歩1分
難関私大専門塾マナビズム豊田校です。
今回は愛知県にある私立愛知大学の一般選抜入試について、問題傾向や対策についてまとめました。
中部地域では「愛大」とよばれ大変有名な大学になります。
愛大を受験しようと考えている生徒はもちろん、南山大学や中京大学を志望する受験生も是非チェックしてください。
愛知大学には法学部・経済学部・経営学部・現代中国学部・国際コミュニケーション学部・文学部・地域政策学部があります。それぞれの学部・学科については愛知大学公式サイトで詳しい案内をご覧ください。
目次
基本情報
愛知大学
所在地:
【名古屋キャンパス】453-8777 名古屋市中村区平池町4-60-6
【豊橋キャンパス】441-8522 豊橋市町畑町1-1
入試情報サイト:愛知大学受験生向けサイト
経済学部 47.5~52.5
経営学部 45.0~57.5
現代中国学部 45.0
国際コミュニケーション学部 47.5~52.5
地域政策学部 42.5~50.0
一般入試日程
出願期間:【M方式】1月6日(金)~1月13日(金)【前期・共通テストプラス方式】1月6日(金)~1月24日(火)
試験日:【M方式】2月2日(木)【前期・共通テストプラス方式】2月5日(日)~2月8日(水)
合格発表:2月20日(月)
入試科目
【M方式・前期】
①外国語(150点満点)
②国語(100点満点)国語総合・現代文B・古典B(古文、漢文から選択)
③地理歴史公民/数学(100点満点)日本史B/世界史B/数学Ⅰ・数学Aから選択
【共通テストプラス方式】
共通テスト選択教科に加えて
①外国語
②国語
③地理歴史公民/数学
①②③より1教科選択100点満点(国際コミュニケーション学部のみ外国語必須200点満点)
問題形式
【英語】マーク式と一部記述式、制限時間は80分。
大問数は3問で空所補充・語彙・内容理解・和文英訳が出題されます。また、問題数はやや多めで制限時間内にこなす力も必要です。
【国語】マーク式と一部記述式。制限時間は80分。
大問数は3問で、現代文の評論ジャンルから2題と古文、漢文から選択で1問出題されます。
【日本史】記述式とマーク式、制限時間は60分です。
大問数は3問で、大問1と大問2は記述問題、大問3のみマーク方式です。解答個数は約50個。
【世界史】記述式とマーク式、制限時間は60分です。
大問数は3問、大問1はマーク式で大問2と大問3は記述形式です。解答個数は約50個。
【数学】全て記述式、制限時間は60分。
大問数は3問、穴埋め・小問集合・論述問題になります。
2022年度合格倍率(学部別)
【法学部】 3.32
【経済学部】 2.72
【経営学部】 3.44
【現代中国学部】 1.65
【文学部】 1.88
【国際コミュニケーション学部】 2.34
【地域政策学部】 1.72
愛知大学の一般入試では、学部によって倍率に大きな差が見られます。
問題傾向
英語
長文読解が中心。語彙やアクセントなどの知識問題も幅広く出題される。
M方式入試では、発音やアクセントの問題、語句の並び替えなどの文法・語彙問題のほかに、読解問題があります。長文読解の割合が高く、大問1から出てくるため、長文読解は、特に力を入れて練習しておきましょう。
前年度は大問1題目、大問2題目合わせて1,500語前後の英文が出題されています。難易度としては比較的読みやすい標準問題ですが、各大問の設問数が多いため、短時間で読解する力が必要です。長文読解の中で語句整序、同義語表現の選択、空所補充問題など多く組み込まれており、最後には本文全体の内容が問われます。
国語
難易度は標準だが、回答時間に注意。古典文法は必須事項。
文学論、社会論の読解能力が必要です。大問2題で読むのに時間がかかりそうです。難易度は標準レベルですので、現代文の問題集をやり早く読む力をつけておきましょう。標準的な知識や読解力が問われるため、普段から文章の展開や論旨の把握力をつけておく必要があります。
古文・漢文ともに難易度は標準レベルです。
基本的な古文単語はしっかりと覚えておき、語彙の広がりには注意が必要です。敬語、助動詞の働きは必ず覚えておきましょう。古文では教科書にのっている文章の出典や作者の情報はしっかりと把握しておく必要があります。
漢文は読みや訓読の問題がみられます。
日本史
政治史・文化史からが多く、地図からの出題も頻出。
問題の難易度は各設問に差があります。3分の2は記述式であるため、正確な漢字を書けるかどうかが重要になってきます。昔の日本の地名が現在どこにあたるかという問題がよく見られます。
世界史
基本的な歴史事項だが、記述式に要注意。
全体的に標準レベルの問題が多いですが、記述問題がほとんどなので、正確な漢字を書けるようにしておくことが必要です。記述問題の部分は基本的事項の問題が多くみられます。マーク式の問題では難しい問題も見られますが、基本的事項を把握していれば消去法で解答することができるでしょう。
記述式では空所補充と歴史用語について問う設問が多く、マーク式では正誤問題が多く出題されています。
数学
全範囲からバランスよく出題。論述の問題がネック。
出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(数列・ベクトル)となります。出題範囲をまんべんなく問われた設問が多く、同時に設問数も多く、大1題目から手早く処理していく必要があります。また、後半には必ず論述式の問題(証明)が出されます。
対策を意識した勉強法
英語は標準的な長文読解の練習を続け、構文やイディオムをアウトプット。
普段から読解力をつけるために問題集や過去問をやりこみ、設問を解きながら本文を読み進めていけるようになりましょう。基本的な作文力をつけ、様々な英文を書き暗唱できるぐらいにしておきましょう。英作文では、頻出の構文や熟語が含まれています。和訳問題もあるので、英文を自分で考えて和訳していく力も必要です。また、長文読解で時間がかかることを想定して、少しでも早く確実に解けるようにしておきましょう。
国語は基礎の定着を第一に、過去問などで実践力を加えていく。
文法事項やキーワード、漢字などの基礎徹底を早めに完了しておき、標準レベルの文章で繰り返し読解練習を重ねましょう。3つの大問を80分でこなすスピードを意識しながら過去問演習に励んでください。
日本史は教科書内容を徹底的に反復し、用語を漢字で書く時間を確保する。
昔の地図と現在の地図をしっかりと把握しておきましょう。教科書を中心に基本事項と各時代の流れなどをつかみ、過去問で記述問題になれていくことが必要です。また、政治史だけでなく、文化史についてもしっかりと覚えておきましょう。
世界史は地道な作業を継続する。
古代から現代までを教科書に記載されている基本事項はしっかりと覚えこみ、用語集などをりようしてさらに踏み込んだ内容も覚えていくといいでしょう。
数学は基礎問題で計算力を磨き、論理的思考も意識して解く習慣をつける。
各設問を手早く処理するために、苦手分野を克服しつつ、早い段階から教科書問題は大丈夫と言えるぐらいに過去問をこなしていきましょう。また、論述式の問題も出題されるため、普段の勉強から自分で考える癖をつけ、論述できているかどうかをチェックしていくといいでしょう。
過去問分析をして弱点を補強。
①制限時間-5分で解く
②出来なかった問題を解き直し、今の自分に足りていない要素を分析
③分析結果を踏まえて、不足範囲を徹底的に復習
私大入試は過去問対策でほぼ決まると言っても過言ではありません。
最低でも上記の段階は意識して取り組むようにしましょう。
オススメ参考書
愛知大学過去問
絶対に必要なのが過去問です。受験範囲の基礎固めが終了したら少しずつ自分の実力を知りましょう。
解くだけでは実力は上がりませんので、必ず正確な自己分析と対策につなげてください。
ターゲット1900
標準レベルの英単語は確実に身につけておきましょう。
英語から日本語への1語1訳は徹底しておくこと。
英文法ファイナル問題集
英文法が本当に身に付いているか炙り出すのに最適な一冊です。
全範囲からランダムに出題される問題を解いて、1つずつ弱点を把握、潰していくようにしましょう。
特訓リーディング
私大標準レベルの問題集になります。配点の大きい長文問題で失点しない事を意識しましょう。
練習問題は解くだけでなく必ず解説を熟読して自分の弱点を分析しないといけません。
全レベル問題集英語リスニング2
重要な情報を正確に把握できる力をつけましょう。
出来るだけ早い時期から始めることを意識してください。
入試現代文へのアクセス 基本編
基礎・標準レベルの現代文論述ジャンルの練習にこの一冊。
漢字の読み書きのアウトプットにも使えます。
数学全レベル問題集2
定番問題で基礎的な力をつけるには丁度いい問題集です。
解答時間にも注意して完璧に解けることを目指しましょう。
まとめ
今回は愛知大学の入試傾向と対策についてまとめてみましたがいかがでしたか?愛知大学を含めてやはり大学ごとの入試傾向に合わせた対策を早め早めに進めることが私大合格への道だと思います。マナビズム豊田校では生徒一人一人の志望校に合わせた学習計画をもとに最短での志望校合格に導きます。勉強法や教材などで悩んでいたら、ぜひ無料相談にお越しください!
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