日本史問題集完全版の効果的な使い方

更新日: (公開日: JAPANESE-HISTORY

[日本史問題集完全版の概要と使用目的]
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この問題集は、同じ東進ブックスの問題集、「日本史B一問一答〜完全版〜」をベースに、日本史の全範囲、全分野を網羅することを目指した参考書です。
系統でいうと、問題集なのでアウトプットということになります。
いつ頃使用すればいいかというと、ある程度基礎的な事項をインプットしておかないと歯が立たないので、受験の中期から後期ということになります。
全て、実際の入試問題をベースに作られています。
受験生は、この問題集と、自らの志望校の問題を完璧にすれば、アウトプットとしては十分な量を実戦的に演習することができます。この参考書を使い、実戦的な問題に慣れ、本番も臆することなく問題に立ち向かいましょう。
そもそも日本史の効果的な勉強法について知らないという人はこちらをクリックして確認するようにして下さい。
 
[日本史問題集完全版の具体的な内容]
全て実際の入試問題で構成されており、設問は131問と豊富です。
問題の難易度が易・普・難の3段階に分かれているので、自分のレベルに合わせた問題を演習することができます。
また、小問にも星3つ(センターレベル)、2つ(一般私大レベル)、1つ(難関私大レベル)と出題頻度も記載されています。
さらにこの問題集の良いところとして、解答、解説が非常に丁寧という点があります。
解答編だけで245ページもあり、各問の解答欄にA(難関私大レベル)B(一般私大レベル)C(教科書レベル)と合格ラインが示されている点も非常に良いです。
解答、解説の読みづらい語句にはルビがつき、重要な語句は赤字になっています。
問題は解きっぱなしになるのが一番良くないです。
どのような参考書を使用する際にも、解答を熟読し、正しい思考を身につけることを意識しましょう。
 
[日本史問題集完全版の使い方]
この参考書を使う前に、ある程度インプットを終わらせることが絶対条件です。
そこで、先にインプットにオススメの参考書を載せておこうと思います。
よく学校の教科書として使われる山川出版社の「詳説 日本史」「金谷の日本史」です。
これらの参考書は、日本史の中で最も優れた参考書として知られています。
これらの参考書を利用して、インプットをある程度完成させてください。
そしてインプットが完成したら、日本史問題集完全版を使いましょう。このとき、一回解いたら終わり、にするのではなく、何度も何度も間違えた箇所をやり直すようにします。
一度解いただけでは、実力はつきません。
しかし、何ができてないのかを知ることは出来ます。
そこで、自分はどこができていないのかを知り、そこを重点的に詰めてください。
そうやって、穴をなくしていく、というのが暗記系科目の基本的な勉強法です。
できないところばかりやるのは非常に辛いと思いますが頑張ってください。
 
[日本史問題集完全版を使用する際の注意点]
この問題集をこなす上で注意する点ですが、インプットを完成する前に手を出してはいけないということです。
よくいるタイプですが、日本史の勉強をする際、まず問題から始める人がいます。
しかし、この方法をとってしまうと、膨大な時間がかかってしまう上、幾どの問題が解けないので、日本史は難しいものだ、というイメージが身についてしまうことになります。
まずは、きちんとインプットを完了してください。
その際、タテの流れを意識するようにするとさらに効果的です。
この参考書だけでは、少し文化史が心もとないので、山川の「30日完成スピードマスター日本文化史問題集」という参考書を併用し文化史を勉強することがおすすめです。
文化史は、通史とは別物と考えてください。一緒にやるというのは効率的ではありません。
受験前に文化史を叩き込み、日本史問題集完全版で通史も網羅し、第一志望を突破しましょう。

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